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横浜市西区のみなとみらい(MM)地区に新たな複合施設が誕生する。不動産業「光優」(横浜市港北区)などがゲームをメインとしたテーマパークの建設に着工しており、2027年7月の開業を目指している。
![ゲームアートミュージアムの完成予想図。自然との調和を意識している(光優提供)](/media/2024/06/20240618-OYT1I50055-1.jpg?type=large)
光優は「信長の野望」や「戦国無双」など人気ゲームシリーズを提供するコーエーテクモホールディングス(同)の親会社の系列企業。みなとみらい線新高島駅近くに完成予定の「ゲームアートミュージアム」(地上3階建て)は、渦巻き状の外観が特徴で、コンピューターグラフィックス(CG)技術などを駆使して来館者を楽しませる。担当者は「ゲームをテーマにした世界初の施設。中身はお楽しみです」と話している。今年2月に着工し、27年5月の完成、7月の開業を目指す。
ミュージアムの外には、四季折々の植物やプロジェクションマッピングでゲームの世界観を表現する「アートガーデン」ができ、地上29階地下2階の「オフィス棟」も併設される。
神奈川県も事業支援に乗り出す計画で、開業後に計5億円の出資を予定。県企業誘致・国際ビジネス課の樋口泰介課長は「経済活性化や雇用創出につながる事業を支援できれば」と期待を寄せている。