どうもヤジキタです。


『ベルサイユのばら〜フェルゼン編〜』
(演出:植田紳爾)


という事で雪組の110周年公演は約10年ぶりに大劇場に帰ってきた、The・宝塚作品『ベルサイユのばら』でございました!

永らく封印されていた、この名作ですが、2013年にやはり雪組で壮一帆主演で公演された際の新人公演にて主演を演じたのが現トップの彩風咲奈という事で、
礼真琴の『ロミオとジュリエット』や前宙組トップ・真風涼帆の『ネバーセイグッバイ』のような、いわゆる想い出の公演ということになりますね。








ぶっちゃけ、最近この作品は宝塚ファンの中では実弾ロシアンルーレットというか残念ノルマというのかw、あまり贔屓組には回ってきて欲しくない作品扱いされることも多いんですよねw

よく言われるのが、
台詞回しがクドい(古臭い)とか、
演技の手法が歌舞伎の様であり退屈である(やはりクドいとかw)、
などと言われる始末であり、
初演の頃から演出手法に大きな手直しが無いため宝塚版歌舞伎作品とよく評されますね。
(初演の演出をした長谷川一夫氏は元々歌舞伎界の人である)


それでもフェルゼン編は元祖ベルサイユのばらに比べればまだ新しい作品ではありますが、やはり古臭さは否めませんね。


今回は植田紳爾御大に代わって谷正純先生が超久し振りに大劇場での演出をするということで(大劇場は引退したんとちゃうんかいw)、恐らく演技手法は従来通り変わらずにいくんでしょうね。

折角の110周年なんだから若い演出家に任せて、令和新生版として新たな作品にリブートさせても良かったんじゃないですかね?



壮一帆の時には準主役のオスカルとアンドレを他組のトップスターが特出して務めましたが、流石に今回は日程的にも無いでしょうかね。(ワンチャン大劇場はあるか?)

そうなるとオスカルとアンドレは組内で役替りになりますかね。

オスカルとアンドレの2役を朝美絢・和希そら・縣千の3人で回す事になるんですかね。

この頃になると組替えなども起きていそうですから、果たして上記の3人がまだ雪組に居るかは分かりませんが、
実は和希そらも唯一の新公主演は2014年宙組『ベルサイユのばら−オスカル編−』でのオスカル役でしたからコチラも想い出の公演になるんですね。


ちなみに朝美絢は2013年月組公演の時に、1つ前の大劇公演『ロミオとジュリエット』新人公演でマーキューシオ役を取ったにも関わらず、
『ベルサイユのばら』では本公演はただの兵士役、新人公演もメインキャストからは外れてしまったことで非常に挫折感を味わったとスカイ・ステージの番組で語っていましたね。

そういう意味では朝美絢にとっても因縁の公演と言えるかもしれませんねw



まぁ皆さん、ベルサイユのばらに関しては色々と意見があるかもしれませんが、個人的には結構楽しみですし、
やるなら雪組・彩風咲奈でと前から考えておりましたから特段サプライズとは思いませんが、
どちらかといえばフェルゼン編よりも元祖のオスカルとアンドレ編でも良かったんじゃないかな~とは思いました。
(そうなるとトップ娘役が空気になるからねぇ…しょうがないかw)



駄文長々失礼いたしました。


それでは皆さま劇場でお会いしましょう!



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