kankou_white_family


どうもヤジキタです!

花組永久輝せあの2作目の演目が発表されましたね!



2025年 公演ラインアップ【宝塚大劇場/東京宝塚劇場公演】<2025年6月~9月・花組『悪魔城ドラキュラ』『愛, Love Revue!』>
2024.10.29

  
2025年宝塚歌劇公演ラインアップにつきまして、【宝塚大劇場/東京宝塚劇場公演】の上演作品が決定しましたのでお知らせいたします。


花組公演
■主演・・・永久輝 せあ、星空 美咲

◆宝塚大劇場:2025年6月7日(土)~7月20日(日)<一般前売 2025年5月17日(土)>
◆東京宝塚劇場:2025年8月16日(土)~9月28日(日)<一般前売 2025年7月13日(日)>

ミュージカル・ロマン
『悪魔城ドラキュラ』 ~月下の覚醒~
原作/株式会社コナミデジタルエンタテインメント 「悪魔城ドラキュラ」シリーズ
脚本・演出/鈴木 圭

独特の世界観、美麗なビジュアル、クラシカルで荘厳なBGMを特徴とした株式会社コナミデジタルエンタテインメントのゴシックホラー・アクションゲーム「悪魔城ドラキュラ」(海外名:Castlevania) シリーズ。100年の眠りから蘇るドラキュラ伯爵と、ヴァンパイアハンターの一族であるベルモンド家を中心とした英雄たちの果てなき戦いの物語は、ゲームに留まらずアニメシリーズも全世界に向けて展開される等、1986年の第1作目発売から今日に至るまで、国内外のファンから愛され続けています。このゲーム史に燦然と輝く不朽の名作を、この度、永久輝せあを中心とした花組で初のミュージカル化。宝塚歌劇ならではのオリジナルストーリーと演出で、「悪魔城ドラキュラ」シリーズの新たな扉を開きます。

Romantic Revue
『愛, Love Revue!』
作・演出/岡田 敬二

華やかで美しく、香り高い宝塚歌劇ならではのオリジナルレビューを作り続ける、岡田敬二によるロマンチック・レビューのシリーズ第23弾。永久輝せあを中心とした花組メンバーが、ロマンチック・レビューならではの優美な音楽と振付、色彩感豊かな衣装、スペクタクルでスケール感溢れる装置との融合により創り上げる、魅惑の世界をお楽しみください。








という事で、
まさかの『悪魔城ドラキュラ』でしたね!😆



……
………

ま?😅(笑)


うーん…コラボだけど、そこまでのインパクトではない…😅

ゲーマーでもあるヤジキタから言わせて貰っても、『悪魔城ドラキュラ』はそこまでメジャーな作品ではないね…

色々と反応を調べても、Xはもとより、普段はポジションな反応多めのブログ界隈ですらネガティブな反応が目立つ異常事態に…(笑)


確かに初代ファミコン時代から連綿と続く歴史のある作品だけど、昨年公演予定だった『ファイナルファンタジー』シリーズに比べると話題性は弱い…


そもそも連綿と続くシリーズとは言うもののゲームとしてのIP自体は10年近く新作が発売されていない半休眠状態であり、現在は過去作のリメイクや移植で細々と食いつないでいる状況である…😅

じゃあ何故、急にこの作品が急浮上したのかを考えてみましょうか。




制作元のコナミ自体、
2015年に『メタルギア』シリーズで有名な世界的プロデューサー小島秀夫を半ば強制的に独立に追いやってからというもの、ゲーム開発に消極的な姿勢を取り続け、一時はゲーマー達からゲーム会社ではなくスポーツジム運営会社と揶揄されるくらいゲーム事業に関しては自社の各IPを持て余し続けたのである…😅
(小島秀夫のメタルギアシリーズは確かに売れたが、開発費が無尽蔵のトンデモナイ額に膨れ上がる事に嫌気が差したとも言われるが…)


しかし、コロナ禍での巣ごもり需要拡大の影響で各ゲーム会社が最高益を更新した状況を受けてか、コナミもここ数年で記憶喪失から回復したかのように自社のIPを次々と復活させているのが現在の状況である。
(なお巣ごもりバブルは弾けた模様…笑)


開発費の高騰で完全新作のハードルは高いので過去の売れたシリーズを復活させていく方針と思われるが、
一時はカプコンの『バイオハザード』と双璧をなしたサイコロジカルホラー『サイレントヒル』シリーズや、
アドベンチャーゲームの名作『ときめきメモリアル』シリーズなど過去の名シリーズの新作が次々と発表されている。


『悪魔城ドラキュラ』シリーズの新作は未だに発表されてはいないが、実はここ数年他社のゲームとのコラボが連発されている状況なのである。

『Dead Cells』や『Dead by Daylight』といった海外のゲームスタジオとのコラボが多いのですが、それこそ今回のお話のミソであります!



実はこの『悪魔城ドラキュラ』シリーズって日本国内よりも海外での人気が高いんですよ。(特に北米)

横スクロールアクションゲームのパイオニア的な存在とし今でも海外での評価は高く、過去作のカセットソフト価格などは数万円〜数十万円と高騰し続けている。


2017年〜2021年にはアメリカのアニメスタジオ制作でNetflixにてアニメ化され、北米中心に非常に好評を得て2023年には続編もスタートした。

2025年1月には、この続編のシーズン2もスタートすると予告されており、今回の宝塚歌劇団とのコラボもこのタイミングに合致している。

ゲームの新作発表が待たれる中にあっては、アニメ・舞台とのメディアミックスが良いお膳立てとなるのではなかろうか?


公演解説にて『キャッスルヴァニア』という海外でのネーミングをわざわざ載せている辺り、海外での話題性を意識したものと思われるが、宝塚歌劇団としても昨今のインバウンド需要を取り込みたいとの思惑が透けて見える。

過去の栄光を取り戻したいコナミと、一人でも多くの新規ファンを開拓したい宝塚の思惑が一致したのではなかろうか?


花組は東京宝塚は兎も角、宝塚大劇場の集客に苦慮しているのは周知の事実なので、多くのファンは2作目には大作ミュージカルが来ると予想していた事でしょう(私もそう思っていましたよ…)

ただ答えは『悪魔城ドラキュラ』という舞台ファンにとってはイマイチピンとこない作品が来た事で、劇団としては高い版権料を出して海外大作を持ってくるよりも、国産で割安感のあるコラボ作品で如何に客を呼ぶかを模索しているように感じる。


劇団の顔、礼真琴にも海外の大作ミュージカルが来ると予想していたが、結果は劇団☆新感線『阿修羅城の瞳』という国産コラボでした。


背景には、
コロナによる多大な公演中止やチケット返金対応等の事務費増加、
昨年の宙組問題による公演中止やスクエニへの違約金支払い?、
そして最も大きいのが円安であろう…😅


コロナ禍が明けて以降、下がり続ける円の価値が海外ミュージカルを遠ざけている最大の要因と思われる…

2021年1月には1ドル=104円だったものが、今や1ドル=160円を伺う有様に…

海外の版権を購入するにも、かつての1.5倍程度の支払いが必要となれば、
なかなか手ぇ出えへんわ…となるのも充分理解はできる…(笑)


故に今回『悪魔城ドラキュラ』という海外人気が高い作品を持って来て、インバウンド客を呼び込んでみようという実験的な試みにも見える。

どうせ日本人は観に来ないし、観に来るだけのヤジキタみたいなセコい人間ばかりならば(笑)、外国人に来て貰った方が街自体にも金が落ちるしな…www

VISAをバックに持つ永久輝せあだからこそできる実験的な演目にも感じるが、日本のファンからすると…になるのも理解はできる…


正直、大劇場でやる演目かな…とも感じるが、宝塚市に客を呼び込むという真の意図があるとすれば大劇場でやるしかない訳である。

相方に岡田ロマンチック・レビューを選んだ意図はよく分からないが(笑)、
ゴシック×ゴシックという思想なのか、『悪魔城ドラキュラ』はアクションゲームなので、かなり動きが激しい内容になる予定なので、激しい振りが比較的少ない岡田作品で全体的な運動量のバランスを調整しようという意図なのか?


いずれにしろ、
個人的には期待したい思いが強いが、チケットが売れるかは微妙な雰囲気もある…

宝塚のヴァンパイア物にハズレなしとはよく言われるが(笑)、今回はどうなりましょうかね。

一応ヴァンパイアハンター(普通の人間)が主役の作品ではあるが、宝塚オリジナルストーリーという事で個人的に永久輝せあは本来敵役のヴァンパイア役になると予想する。


アクション全振りならば永久輝せあがハンターになりヴァンパイア達を薙ぎ倒す方が絵にはなるが(笑)、
恋愛要素を入れるとなるとヴァンパイア永久輝せあと人間の星空美咲の禁断の恋、それを邪魔するハンター聖乃あすかの方がストーリーは組み立てやすいと感じる。


永久輝せあヴァンパイアと、聖乃あすかヴァンパイアのどちらが絵になるか?

個人的には両方似合いそうなので(笑)、ハンター役には専科の瀬央ゆりあを持って来ても面白そうだが、聖乃あすかとの2番手バッティングがあるので、まぁ無理よな…



いずれにしろ個人的には期待したい!

チケット売れろ〜売れろ〜!!

でも、わいには良い席よこせ〜よこせ〜!!(笑)


この公演から始まる友会のチケット販売方法リニューアルと相まってカオスな状況に陥る可能性もあるが、
ネガティブな意見に負けずに永久輝せあと花組一同には頑張って公演を創り上げて貰いたいですね!


 ⇩ここから宝塚ブログランキングに飛べます!
にほんブログ村 演劇・ダンスブログ 宝塚歌劇団へ
にほんブログ村


最新記事はコチラ⇩


PVアクセスランキング にほんブログ村





スポンサードリンク

コメント

コメント一覧

    • あかさたな
    • 2024年11月01日 10:00
    • 思えば、70年の万博は公演形態すら変えてしまったわけで、インバウンド狙いの演目ってWelcome to Takarazukaでもありましたので確かに腑には落ちる。意外感のあるマイナー原作ってのはヅカの得意技ではある。

      版権料というなら深夜アニメ系の原作も目を向けてほしい(確かまだ無いですよね?)けど、今時2.5次元舞台化込みのメディアミックスが前提なので宝塚化は難しいのかな。
      コードギアスを一本物でみたいし、深夜じゃ無いけどガンダムSEEDはメロドラマと言われてたから宝塚映えはしそう。ロボットどうするんだ?って話だけど。
コメントフォーム
記事の評価
  • リセット
  • リセット