音源(「Light My Fire - Doors」)
曲は、ドアーズの「Light My Fire(ハートに火をつけて)」です。
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Light My Fire (Doors) Flute & LK-516 cover
[Band in a box]
drums (RD NASHVILLEVEN8)
[recording]
CASIO keyboard LK-516
079 theatre organ
109 chorus clean guitar
122 overdriven guitar
127 overdriven guitar with flanger
155 pick bass
flute
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実はこの曲は全然予定に入れていなくて、昨年末までにBIABで別の曲の土台作りを済ませていたのですが、
一か月以上放置している間にすっかりやる気が無くなってしまっていました。
そんな折、夕食の支度をしながら「Come on baby, light my fire~♪」なんて口ずさんでいて、
そうだ! この曲をやろう! と、思い立ったのでした。
オルガンソロは、オリジナル版のマンザレクの演奏をかつてコピーして覚えたはずなので、思い出しながらざっくり完コピで。
クリーガーのギターソロはフルートソロに置き換えましたが、ごちゃごちゃフレーズを考えるよりは・・と、勢い命の出たとこ勝負。
後からオルガンとギターのバッキングのほうを、あーでもない、こーでもない、と試行錯誤しつつ辻褄合わせをしました。
苦労したのは今回もギターです。
フランジャーやパンで吐きそうな感じとか、唐突に始まるカッティングでいきなり飛ぶ感じとか。。
要するにサイケデリックなサウンドを目指したのですが、キーボードでカッティングをシミュレートするのは難しかったです(^^;
画像の方も同様コンセプトでデジタル画のポスターを作成し、あれこれデジタル処理して遊んだのをスライドショーにしました。
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最初に聴いたドアーズの曲はFMラジオから流れてきた「When The Music's Over」でした。
イントロのオルガンに鳥肌立ちました。
長らく忘れておりましたが、レイ・マンザレクは、オルガンという楽器のかっこよさに気付かせてくれたキーボーディストでした。
高1か高2のときだったと思います。
ほどなくして地元のデパートで定期的に開催されていた輸入レコードフェアでドアーズのアルバムを1枚入手しました。
しかし、何も知らなかったものですから、ジム・モリソンが亡くなったあと、残りの3人のメンバーによりリリースされたものを買ってしまいました。
サウンドが別物のうえにマンザレクとロビー・クリーガーがハモったりしている歌が全然ダメで、がっかりしたのを覚えています。
やはりジム・モリソンのボーカルは素晴らしかった!
それまで聴いたことのなかった声質と歌い方で、他のどのロックボーカリストとも違っていました。
ステージの様子とかは、今見ると中二病にしか見えませんけどね(^^;
その類まれな言葉の感覚と音楽の才能を酒とドラッグで潰し、27歳の若さでこの世を去ったことは本当に残念ですが、彼には老いるのは無理だったという気がしないでもありません。
もうひとつ残念なのは、ジムの後釜として、フリーを解散したばかりのポール・ロジャースが候補に挙がっていたけれど実現しなかったことです。
もし実現していたら、新たな伝説が生まれたかもしれないのに。
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