BL「木戸くんのホクロはおいしそう」感想 [三田ロジ(ミタ ロジ)]
2021-12-27更新
三田ロジさん作のBLコミック「木戸くんのホクロはおいしそう」の感想です。
2021.12.15発売の新刊
(出版社:オーバーラップ
リキューレコミックス)
(購入:コミックシーモア)
三田ロジさんのデビュー作です。
当ブログで何度も書いていますが
ホクロキャラが好きなわたくし。
BLに限らず、
ホクロが特徴的なキャラってよく見かけますが
そのホクロ自体にピンポイントに
焦点を当てている作品は意外と見ません。
本作品は、タイトルからも伝わってくる
ホクロが性癖の攻めと
そんな攻めに狙われちゃう
せくしーなホクロを持つ受けのお話です。
お話の出だしがね、
えろ先行マンガでよく見かける
「なんで こんなことにーーー?!」
というセリフ+濡れ場で始まるんです。
あくまで、ものすごい独断と偏見ですけど
この始まり方をするマンガって
えろけりゃなんでもいいんじゃろ?って展開で
大抵面白くない(もちろん例外はある)。
試読冒頭でこれを見ちゃったので
「あ~~これ~~・・・(期待できないかな)」
って正直思ったんですけども。
ホクロに焦点あててるマンガは
少ないですからね。
まあ読んでみましょ、と買ってみた次第です。
第1話は、まさにえろ先行マンガ的流れ。
ガタイがよくて見た目はいかついけれど
意外とお人よしの営業マンの木戸と、
木戸が苦手に思っている優秀デザイナー高瀬。
高瀬は重度のホクロフェチで
気に入ったホクロを持っている子なら
男女見境なく迫っていく肉食系男子。
お酒の飲み過ぎでぐったりしている木戸くんに
魅力的なほくろがあることに気づいた高瀬が
酔っているのをいいことに
木戸くんを自宅に持ち帰り
えちちなことをしちゃう・・・・・わけです。
(本番まではしてないよ…笑)
ただ、この後の展開が予想を裏切ったというか
なかなか好ましくて面白かったんです。
えろ先行タイプのお話だと
この先も、なんだかんだと無理のある展開で
簡単に流されまくって
えちちなことを毎度されては
トロトロにされちゃう受ちゃんを
ひたすら見る羽目になる・・・んですが。
本作も、まあ多少?
そういう流れもありつつ(←あるんかい!笑
受けの木戸くんが、なかなかかたくなに
高瀬さんを避けまくったり。
高瀬さんの方も、
木戸くんの意外なギャップにやられて
徐々に本気になっていくので
ホクロ目当てと思われないように、と
自分を律して(笑)誠実な対応に
切り替えていったりするので、
そんな二人が、身体だけでなく、
心が徐々に近づいていく様子が楽しかったです。
まあでも流されチョロ受好きの私ですからね?
ちょいちょいえっちな展開になってるので
木戸くん、思いっきり流されてるやん!
と思う方が多いと思いますけど・・・(^▽^;)
木戸くんが高瀬さんを好きになる理由が
ちょっと弱い気がするのと、
セリフ回しの違和感がちょこちょこあって、
そこは気になったものの、
絵はキレイで、
木戸くんのガチムチ具合も美しく
(雄っぱい♪雄っぱい♪)
高瀬さんもかなり美形のイケメン。
デビュー作でこのレベルですからね、
三田ロジさん、今後に期待したいです!
途中、
当て馬が突然出て来たな?って思ったけど
再読すると、ちゃんと伏線張ってあったよね。
読み取れてなかったわ(笑
彼にも幸せになってほしいなぁ。
彼が主CPのスピンオフ、読みたいです!
ランキングに参加しています。
↓ぽちっとしていただけると嬉しいです^^
タグ:三田ロジ