2013年03月
2年前の3月11日14時46分、東北地方の沖合で震度7の巨大地震が発生し、
史上稀に見る大津波が発生、そして、数多くの方が犠牲になりました。
あれから早くももう2年が経つんですね。
震災直後は「絆」を合言葉に日本が一つになって復興に向かっていく、そんな気がしていました。
しかし、時が経つにつれやはり人々の気持ちは多かれ少なかれ薄れていくものです。
震災当初は世界中の国々が支援をしてくれ、そして日本全国本当に「絆」で纏まっていたように感じました。
でも、少し時が経つと、東電福島原発事故の風評被害が発生、
日本各地で瓦礫の受け入れ反対運動等が起きていました。
この「風評被害」は震災並にショックな出来事でした。
連日報道されていた一部住民による「受け入れ反対運動」には怒りさえ覚えました。
ともあれ、あれから2年が経ち、現在も復興に向かっている最中です。
もちろん、瓦礫だけが問題ではないですし、行政、住民、その他、
それぞれに山の様な問題が山積しているのだと思います。
さらに、今回の震災は範囲が異様に広大なため、復興には5年とか10年とかかかるのかもしれません。
何か取り留めのない文書ですが、
復興を1年でも早く成し遂げるため、そして二度と同じ悲劇をおこさないようにするためには、
あの2年前の大参事を忘れてはいけないんです。
これからもずっと10年後も、100年後も、それ以降も、歴史の一部として。
一人ひとりが当時の気持ち、記憶を覚えておかなければ、何をどうすれば再発は防げるのかが
あやふやになっていく一方ですからね。
そして、何よりも一番重要なのは、被災地を「自分の目で見てみること」と個人的には思います。
東北から遠くなればなるほど行きにくくはなりますが、
一度でも被災地を自分の目で見るとの見ないのとでは全く感覚が違うはずです。
さてさて、一昨年は福島、去年は岩手、青森に行きましたが、今年は宮城にでも行こうかなと思っています。
スジン
古代環濠集落から、中世・近世城郭、近代要塞まで何でもござれ。
日本全国に400ヶ所以上あり宮内庁が管理しています。
学生時代の思い出の地。
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