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ゴールデンウィークは皆様いかがお過ごしでしたか?
桂子はアートアンドブレインのワークショップを受けに脳内革命しに、私は京都旅で
文化芸術インプット、お稽古三昧の一週間を過ごしてまいりました。

旅に出る前にもう着ない服を処分して、スッキリ衣替え。そして10月にあるプロジェクトの
為に衣装の試作。方向性を探してみたりして。(後ほど詳しくお知らせいたします。)

いざ京都へ!メインはずっと気になっていたけど行けていなかったKYOTOGRAPHIE へ。
いつもLABOのエントランス、バーを取り仕切ってくれている友人が働くことになったので
この機会を逃しては!と。

KYOTOGRAPHIE

マップをいただいてあちこち回りながら制覇していくのです。

京都ならではの会場に、写真展示されているのですがそこに空間演出のプロが入って
いるので構成や照明が素晴らしくてより作品の世界に入り込めるような感じに作り込ん
でいるのが印象的でした。

KYOTO GRHAPHY

二条城での展示。


KYOTO GRHAPHY

なんだか気になった展示会場の二条城の壁。

KYOTO GRHAPHY

真っ暗な屋久島の森の中を追体験できるような展示法であったり

KYOTO GRHAPHY

写真です。折り紙のように再構築して人物にしたり風景にしたりまたは壊された
アイデンティティーとして表現したり。

素晴らしい作品がたくさんあったのですが、深く印象的で心に刺さったのはこちら。
八竹庵(旧川崎家住宅)で展示された松村和彦の写真展「心の糸」

KYOTO GRHAPHY

襖開けたところに夜の路地が現れています。

展示タイトルの「心の糸」は、松村氏が取材をした男性が、認知症を発症した妻から
「お父さん」と言われ父とみなされたときに、妻との心の糸が切れてしまった、と
氏に語ったことに由来するそう。

KYOTO GRHAPHY

認知症がどう言うものかはっきりとは理解できていなかったけれど、認知症の方の
目線に寄り添って撮り続けた写真は心をグッと悲しくさせると同時に柔らかな温かさ
を感じさせてくれました。

KYOTO GRHAPHY

こんなふうに見えているのか、、という悲しみと謝りたくなるような気持ちと
とても静かで深い愛と、希望のようなもの。

すごかった。

これを書いている今も心が震えています。



全体的にかなりはっきりとしたコンセプトがあり、どこもじっくりと拝見してはじっと
考える、、、
みたいな感じで全ては回りきれませんでしたが、非常にいい刺激を受けました。
作家から見た京都の若者の写真などもありそこから逆に脈々と続く伝統と文化を感じ
取ったり。

すごくたくさん写真を撮ったのですがキリがないので少数ですが、カメラを持って色々
カメラマン気分で撮れたのも楽しかった。

KYOTO GRHAPHY
Stuart撮影

モデルになったりなってもらったり。
いい塩梅の光がそこここにあるので。京都の街並みも絵になるし。

KYOTOGRHAPHYのマップ見ながら普段は歩かないような路地に入ったりして京都の
街並みも楽しめるしすごく楽しい。
しれっと創業300年とかの老舗がポンポンとあったり、京都恐るべし。

何より都市なのに山があるっていうのが東京の私にとっては新鮮で、山に囲まれて
攻め込みにくいからここを都にしたのだろうか、、などと思いを馳せながらコーヒー
片手に散歩する、色んな時空に飛べる町。


京都寒かった!そして日差しがすごかった!(さすが盆地)

※羽織もの
※帽子(のっぽさんみたいな帽子被ってる若者多し)
※サングラス
※日焼け止め

これは必須。



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