ということで、はじめて池袋の東武百貨店スカイデッキに行ったんですが、なかなか爽やかでよかったですね。
舞台装置が非常にレトロで、でもそこにJ=Jメンが経つと華やかになりました。
開始15分くらい前についたんですが、スカイデッキのもうひとつ上にあるバルコニー的なとこがまだすいていたので遮るものなく観劇することができた。
で、いつものようにヲタの男女比とか、どのメンバーのファンが多いかとか上から眺めてたのですが、均等にいましたね、どのファンも。でも、やっぱ金澤朋子ファンの男性が、赤ってのもあるのかな、目に飛び込んできますね。
とくに、
ハッピ!
いるんですね、法被のひと。いや、いるんだろうなと思うんですが、なんか面白かったんですよね。
黄色の研修生「金澤」Tシャツに、赤いハッピを着込んで、背中にはでかでかと「金澤」。いいですね、祭りですよ、正しくこれ。
祭りってのは村のシステムとしていろいろな側面を持つものですが、いちお体裁としては、その土地土地の神様に奉納されるものですね。アイドルの現場なんてほんとにそれの再現というか、なにをなにに奉納してるかわかりませんが、祭りの象徴としてハレの舞台でアイドルが祈りを集中的に受け取るその構図。
1000年後、今日のことを民俗学者が掘り起こしたらこんな具合です。
「むかしむかしジュースジュースというアイドルがいました。5人のアイドルで、新人にも関わらずダンスや歌が揃っているとして民衆から崇められていました。
しかしその日、宮本佳林は花粉症で炎症を患い、歌うことができませんでした。
それでも宮本佳林は元気に踊りました(自分のやれることを精一杯頑張りましょうという説話)」
18時からのイベントで、この時期はもう夜ですよ。スカイデッキ、屋根がないのですよ。
みんながペンライト点けるじゃないですか。あれ、LEDなんですかね、輝度がね、サイリュウムより強いのです。ボワッとした蛍光じゃなく、パキッとした光。
色もいい感じにバラけてて、上から見てると綺麗というかね、懐かしいんですよ。あの原色感。
スカイデッキの昭和感と、LEDライトの、安っぽい感じ、そして風。これがね、さらに祭り感を煽るわけですよ。
ちょっと肌寒いんですが、半袖で出かけたんですね。そしたら尚更、夏の終わりに、夕方から始まる祭りのあの感じにすごく似ているんですね。屋外のペンライト、すごくいいですね。
だからね、法被大いに結構! そう思った次第です。
そしてもうひとり目に入った金澤ヲタ。
赤いTシャツの背中に白抜きでデカデカと「暴君」と書いてありました。
あれは公式で売っているのでしょうか。わたしは詳しくは知らないのですが。
でもめちゃくちゃイベントを仕切りきり、冒頭に書いた伊達じゃなさを発揮する金澤さんをみていると、本当にそうだなあと思いました。
これはあれですかね、藤本美貴ちゃんさん(ソロ)的な崇拝のされ方なのでしょうか。
S的なキャラで売り出そうとするアイドルって時々出てきては「無理すんな!」「滑ってるよ!」とか心配になっちゃうこともあるんですが、金澤さんに関してはにじみ出る感じですかね。これは後日”ぞよ姉こと金澤朋子”という記事を書こうと思うんですが、自然とスライドして定着したキャラですね。娘。やスマイレージには今んとこモロSなキャラってのはいないので、締まりがなく見えちゃうんですが。
今回の曲はサユキングとカナトモがグイグイくる近距離パワー型の楽曲なので(本日は宮本さんが歌えなかったこともあり)、余計に金澤さんの圧が出てよかったです。
相変わらずふにゃふにゃなゆかにゃかわええんじゃ!
『私が言う前に抱きしめなきゃね』のゆかにゃパートの歌声、パーペキ。
あーりーの「いくで!」かわええんじゃ!
今日もボケボケな感じでよかったです。
りんかは喋らなくてもアイドルしてますが、トークコーナーでみんなが喋ってるなか、よりにもよって真ん中で黙ってなきゃいけないそのさまが、なんかコントみたいで面白かったです。直前に東京03のネタを見たからだと思います。多分。