結局のところ、練習というのは・・・

大人であれば毎日忙しい中、少ない練習時間でどうやって効率的に練習するべきか、ということが日々の課題だと思いますが、ピアノ再開してもうすぐ9年になる今、思うことは、

練習というのは、まず量をこなしてこそ。

諦めましょう。短時間で弾けるようになる魔法みたいな練習方法なんてありません(笑

特に譜読み段階であれば、楽譜を見て即座に正しい音が鳴らせる天才でない限り(リストはショパンの曲を初見でスラスラ弾けたというのは本当なのでしょうか?!)、ひとつのフレーズ(あるいは1小節でも)を何度も何度も繰り返し弾いて、ある程度音を覚えてしまって、勝手に指が動くくらいにする必要があります。
ここに近道なんてありません。強いて言うなら、ゆっくり弾いたほうが頭に入りやすい、ってことくらい。

私は今、モシュコ15-2がこの段階です。
いつぞやピアノ教師の方のブログに
「大人のピアノ学習者は圧倒的に反復練習が足りていない。弾けるようになったから終わり、ではなく、弾けるようになってから反復するのが大切」
と書いてあったので、モシュコ15-2の練習では細かく区切って「正しく弾けてから5回反復」を心掛けています。時間かかります。

曲を通してある程度スラスラ弾けるようになったらレッスンに持って行くので、ここから音楽的な練習に移行します。
レッスンで先生に言われた弾き方(主に表現面)ができるように練習しますが、ここでもやはり回数がものを言います。その弾き方が体に染み込んで自然にできるように何度も弾きます。
最初はワンフレーズ単位、だんだんと曲が出来上がってきたら、曲の流れ、ドライブ感が出るように通しでも弾きます。部分練習と通し練習を繰り返す。ここで何ヶ月もかかります。

この段階で、ふと気付くといつまでも苦手箇所が苦手なままだったり、テンポが上がらなかったりするので、どうしても弾けないパッセージはリズム練習、速いテンポの曲はいっそのこと理想のテンポで弾いて、崩れたところから立て直していくほうが効率的だったりします。
でもやっぱり時間はかかりますよね。

ピアノ練習は時間がかかるもの、そういうものと割り切ってコツコツ地味な練習を積み重ねていくことが大切かな。

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2024.02.25 | | コメント(0) | ピアノのこと



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古都子

Author:古都子
ピアノと映画鑑賞が趣味の50代会社員です。18年間一緒に暮らしたポメラニアンのシナモンは2020年2月お星さまになりました。

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