こんにちは。もんさんです。

この記事では、

● Notice of Marriageのその後
● 式場の予約&準備

について私の経験をまとめます。



中国人と日本人の私たちがイギリスで結婚することになった経緯については過去の記事にまとめたので、そちらをご覧ください。


また、Marriage Visitor visa(結婚を目的とした短期ビザ)の申請方法や揃えた書類についても過去の記事に書いているのでそちらを参考にしてください。


そして、Marriage Visitor visa(結婚を目的とした短期ビザ)の申請から取得、そしてイギリス入国までについてはこちらの記事を参考にしてください。


さらに、Notice of Marriageについて前回の記事でまとめています。参考にしてみてください!

Notice of Marriageのその後

前回の記事で紹介した通り、無事Notice of Marriageを終えたのち、担当の方には、「約1ヶ月以内にホームオフィスから連絡がいく予定で、もし来ない場合、あなたたちから役所に問い合わせてね!」と言われていたので、その連絡が来ることを待っていました。

ここでは日本語に訳してますし、一字一句覚えているわけでもないので、はっきりなんと言ったかわかりませんが、ホームオフィスから「連絡が来る」と言われ、てっきり電話何かで連絡が来るものだと思い込んでいました。


そして、Noticeから1週間も経たないうちに、2通の手紙が届きました。私たちそれぞれに1つずつです。

その手紙のタイトルは、『Referral Of Proposed Marriage Or Civil Partnership』

内容は、

“””

Your proposed marriage to, or civil partnership with, [MY HUSBAND’S NAME] was referred by a registration official to the Secretary of State to decide, under section 48 of the Immigration Act 2014, whether to investigate whether the proposed marriage or civil partnership is a sham.

I am writing to tell you that the Secretary of State has decided not to conduct such an investigation. Your proposed marriage or civil partnership therefore remains subject to a 28-day notice period.

What this means for you

For your marriage or civil partnership to take place after the 28-day notice period, the registration official must be satisfied that there is no legal reason why they cannot issue or complete the required certificate or schedule. Your marriage or civil partnership cannot take place until this has been done.

The decision not to investigate whether your proposed marriage or civil partnership is a sham at this time, does not mean that we have decided the relationship on which it is based is genuine
Therefore, if your marriage or civil partnership takes place, any decision taken on an application for permission to enter or stay in the UK that you, your partner make on the basis of the marriage or civil partnership, will still involve an assessment of the genuineness of the relationship by the Home Office.
You can contact the register office responsible for issuing or completing your certificate or schedule to confirm when your notice period is complete.

“””


DeepL様で直訳すると、

“””

あなたの提案した[私の夫の名前]との結婚またはシビル・パートナーシップは、2014年移民法第48条に基づき、提案された結婚またはシビル・パートナーシップが偽装であるかどうかを調査するかどうかを決定するために、登録担当官によって国務長官に照会されました。

私は、国務長官がそのような調査を行わないことを決定したことをお伝えします。したがって、あなたが提案した結婚またはシビル・パートナーシップは、引き続き28日間の通知期間の対象となります。

これが意味すること

28日間の通知期間後に結婚またはシビル・パートナーシップを行うには、登録担当者が、必要な証明書またはスケジュールを発行または記入できない法的理由がないと納得しなければなりません。これが完了するまで、結婚またはシビル・パートナーシップは成立しません。

この時点で、あなたの結婚またはシビル・パートナーシップが偽装であるかどうかを調査しないという決定は、その結婚またはシビル・パートナーシップの根拠となる関係が本物であると私たちが判断したことを意味するものではありません。

従って、結婚またはシビル・パートナーシップが成立した場合でも、あなたやあなたのパートナーが結婚またはシビル・パートナーシップに基づいて行う英国への入国または滞在許可申請に対して下される決定には、内務省による関係の真正性の審査が含まれます。

通知期間がいつ終了するかは、証明書またはスケジュールの発行または記入を担当する登録事務所に問い合わせることができます。

Translated with DeepL

”””


日本語に訳してもよく分からないし、二重否定の表現というのか、最初は一瞬どういうことか分からず、焦りました。

しかし、要はもう結婚を正式なものとして認めますよ!外国人だからといって疑っていませんから、Notice of Marriageから28日経ったら結婚式を挙げることを認めますよ!という話でした。

それは安心していたのですが、役所の担当の方から、ホームオフィスから連絡が来ると言われていたので、28日経つ頃にそれこそ電話か何かまだあるんだろうと思い込んでいました。

ですが、28日経ったら、すぐにクリスマス休暇になってしまい、それでも連絡はなく、仕方ないので、年明けすぐに役所に連絡しました。すると、先ほど説明した届出から1週間も経たない間に届いたその手紙が、「約1ヶ月以内にホームオフィスから来る連絡」のことだったらしく、すでに結婚式を挙げてよい状態になっていました😅



式場の予約

Notice of Marriage の予約の際から式場は地域のカウンシル(役場)と決めていたので、早速、予約をすることになりました。

この時点で1月の上旬。ポスト・コロナという微妙な時期でどちらの両親もイギリスには来れないということで、こじんまりと形式的な式をするようなつもりでいました。

しかし、いざ日を決めるとなると、やはり証人の2人が来れるのは土日。平日の料金よりも土日のほうが料金は上がります。また、私自身はそんなに気にしていませんでしたが、やはり縁起のいい日がいいだろうということで、最終的にはこの時から1ヶ月後の2月上旬を選択。料金は約460ポンドでした。

そして、会場は100人までゲストを呼べるとのこと。そもそもは数人でと思っていましたが、土日で呼べるならとまずは数人に声を掛けることに。すると、あの人は呼びたいけど、そうしたらあの人も呼ぶことになる…などとなり、最終的には30人近いゲストが来てくれることになりました。(こういう式やパーティーのあるあるかもしれませんね…)



結婚式までの準備

はじめは数人の式だからそんなに準備しなくても、、、なんて思っていましたが、30人近いゲストとなるとやはり準備しなければ!となり、1ヶ月ほどでバタバタと用意しました🤣

これらは必要な準備ではありませんが、参考になるかもしれないので、思いついた順にメモしておきます。



招待状作り

決して必要ではありませんが、夫はこういうものを作るのが好きで、、、彼の指示を受けながら、私がイラレで作成し、画用紙を買ってきて、うちで印刷し、手作りしました😂

ひたすら印刷し、紙を折り、貼り合わせる、の繰り返し…

大変でしたが、気に入ったものを自分で作ることができ、外注するよりコストも抑えられ、まぁいい思い出になりました。



衣装(ドレスや飾り、スーツなど)

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夫は元々持っていたスーツと靴を着用しました。一方、私は最終的にはシンプルな白いワンピースと靴を選び、購入しました。

最初は夫がすごい着物推しで、着物も考えていましたが、着物のレンタル代と着付けのお値段💸💸💸を考えると、レンタルですごく気に入っているわけでもないデザインで妥協するのも嫌だと思い、ドレスにしました。

ドレスもいかにもウェディング用のドレスを購入したわけではなく、もんさん大好きJohn Lewisで白いキレイめのワンピースを購入しました。いわゆるウェディングドレスよりもお手頃で、レンタルのように延長料金なども気にせず、そのまま1日過ごすことができたので良かったです。また、何よりワンピースも靴も一番気に入ったものを予算内で購入できたので満足でした。

ちなみに、またまた夫の希望で、ティアラを購入しました👑 ワンピース同様、John Lewisで購入しました。



メイク・ヘアセット

メイクは自分で、ヘアセットは最終的に参加するゲストに手伝ってもらいました😅

ヘアカットは式の数日前に済ませておきましたが、ヘアセットは直前まですごく悩みました。

というのも何故か問い合わせた全てのヘアセットのみのサービスの値段が120ポンド。照らし合わせたのかと疑うほどピッタリ同じ料金でした。(あるところは、ウェディングというだけで値上げされました。)しかし、120ポンドを髪を整えるだけに払うのも…と思ってしまい、結局、友人に手伝ってもらうことになりました。ロンドンにはそういうルールでもあるのでしょうか…🙄



ブーケも手作り(笑)

ブーケは白いドレスに合わせて、白い花のブーケが良かったのですが、あまりこれだ!というものが見つかりませんでした。(しかもこれまた高い…)

また、ドライフラワーのブーケもいいかと思い、見つけたお店に向かったのですが、なんと閉店していました😭

気に入るものもない上に、予算オーバーなので、これまた作ることにしました🤣

もうほぼDIYウェディングです🤪

お花を仕入れるために、式の3日前にNew Covent Garden Market で白いチューリップとよくわからないけど小さくて可愛い白い花購入しました。朝イチで出発し、到着はすでに朝7時でしたが、素人からすれば、まだたくさんお花がありました。街中でしおれた小さな花束を買う値段で、イキイキした大きくて綺麗な花束が買えたので大満足でした。しかも、式の後もしばらくお花だらけの家を楽しめました🥰💐


写真撮影

写真のサービスは市役所の提携している写真屋から押し売りされかけたので、要注意です。

私的には友人たちの撮ってくれた写真で十分でした。

一応、カメラマンのバイトをしている知人にも知り合い価格でお願いすることになり、このブログでも使用している雰囲気のある写真を撮ってもらいました。



ゲストのリスト・メッセージカード作りとゲストへのプレゼント

席順などは自由でしたが、来てもらった方の記録にリストを作りました。

また、ゲストにはそのリストにサインしてもらい、これまたオリジナルのメッセージカードを図々しくも自分たちで作り(笑)、メッセージを残してもらうようお願いしました。

他にも、インスタントカメラで写真を撮ってもらうなど、家族が参加できない分、思い出を残す工夫をいろいろしていました。

あと、ゲストにはプレゼントを用意。といっても、小さな紙袋にミニワインボトルとチョコレート。それでも、少しは喜んでもらえたかな🫣



当日のランチの予約

結婚式がお昼前ということもあり、式の後、ランチのみ一緒にすることにしました。

本来はゲストの分も私たちが払うべきだったのかもしれませんが、私たちもまだ学生と大学院を卒業したばかりで、全てを賄おうとすると、最初の手続き上の簡単な式にするという予算をかなり超えてしまうということで、ランチはカウンシルからすぐ近くのパブで、しかもゲストに自分で好きなものをオーダーしてもらう形をとりました。その代わり、プレゼントは一切なしでお願いしますという、友人たちなら分かってくれるだろうという思いでメッセージを招待状に加えました。

パブといってもご飯はとても美味しく、おしゃれなお店です。大人数の予約で、デポジットや会計時の個別の支払いなど、お店の方には面倒をかけてしまった気がしますが、とても丁寧にそして臨機応変に対応してもらい感動しました。お願いはしていませんでしたが、ウェディングということをメールで書いていたからか、テーブルもウェディング仕様にデコレーションまでしてもらっていました。このパブは家からもすごく近いのでこれからも何度も通いそうです🤭



当日の受付のお願い

他に当日までに打ち合わせしたことといえば、友人の2人にゲストの案内や受付をお願いしていました。当日は、ゲストを迎える前にカウンシルの担当者と最終確認や書類の手続きが必要だったため、ゲストが来るタイミングで会場にいるかどうか怪しかったからです。思いがけず、手続きは早く終わりましたが、やはり案内などの仕事は頼んでおいてよかったです。



カウンシル担当者への問い合わせ

式の直前にはカウンシルの担当者にメールでいくつか問い合わせをしようと思っていました。

主に聞きたかったのは、当日の流れについて、式で流す音源について、誓いの言葉について、入場(Walk-in)について、ZOOMでの接続について、そして結婚証明書の発行時期について、です。

しかし、尋ねる前に、カウンシルから式の1週間前にこれらについて説明のメールが届きました。

中でも、家族に式の様子をZOOMなどを使いリアルタイムで見せるためにも、あらかじめダメもとで問い合わせたいと思っていたのですが、ポストコロナで担当者もオンライン結婚式にもなれているのか、もちろんOK!WIFIも完備!と書いていました。

もう少し聞いておけば良かったと思ったのは、誓いの言葉です。普段使わない英語の言い回しや単語もあったので、あらかじめ聞いておき、練習しておけばよかったと後になって思いました(笑)

また、どのカウンシルもこんなに丁寧ではないかもしれないので、積極的に連絡する必要がある場合もあるかもしれません。



さいごに

以上が、結婚式の日程を決めてから結婚式当日までに、私たちが準備したことでした。

1ヶ月の間にこれだけのことを調べたり、準備したりは大変でしたが、いい思い出です。

なかなか似たような状況で、こんなにDIYな結婚式をされる方はいないかもしれませんが、少しでも参考になれば幸いです。

次の記事では、やっと結婚式当日の様子について書きたいと思います。

それでは!