娘がいた3か月間で気づいたことがある。夫は食事の感想をまったく言わないのだ。私がかなり手間暇かけた料理も、淡々と食べるだけ。世間にはそんな夫が多いのだろうか。

 娘たちは、小さいときから「美味しい」とよく言ってくれたので、彼女たちがいた頃は、夫が何も言わないことに気づかなかったのかもしれない。私は食べることが大好きで、料理もまあまあ得意だと思っている。だから毎回美味しいと納得して食べている。(もちろんたまに失敗作もある)

 娘たちは、二人とも食いしん坊で料理好きに育った。だから二人とも、食べることにはかなりこだわりもある。私が作ったものでも、「どうやって作るの?」とか「調味料は何?」とよく聞いていた。だから二人とも一人暮らしが長いが、完全自炊で生活している。

 今日も、夏野菜のマリネを夕方に仕込んで、我ながら「暑い夏にはぴったりの一品」と満足していたが、夫はやっぱり何もいわない。でもこの前、次女からも「なんも言わへんな」と注意(?)されたばかりなので、それも覚えていないのかとむかついた。

 腹が立つので、ネットで「美味しいと言わない夫」で検索すると、その答えをあげているページが見つかった。それによると理由は4つ。
①感謝の言葉を相手に伝える習慣がないから
②食べ物に関してあまり興味がない
③暗に美味しくないと伝えている
④夫婦でいるのが当たり前になっている

 でも夫はどれも当てはまらないような気がする。①は一番可能性があるが、たまに「ありがとう」は言う。②は、ちょっと変わった調味料を自分で買ってきたりするので興味はあるはず。③は娘たちが「それはちがう」と言ってくれた。④はどうなんだろう。私たちはこの7年間で一緒にいた時間のほうがはるかに短い。

 でもお互いに感謝の言葉を相手に伝えることをしなくなっているとは思う。私も夫に「ありがとう」と言うことは少ない。ただお互いに同居しながら自立しているようなもので、自分のことは自分でやっているから、相手にしてもらうこともほとんどないのだ。

 まあ毎回美味しいと言わなくてもいいけど、「調味料は何?」とか「いつもと味付けが違う」とかくらい言ったらと思う。特に手の込んだ料理の時は、なんか言えよって言いたい。

娘がいたときに作ったローストビーフ
娘は美味しいと言ってくれたが、夫は無言だった
IMG_2587
ちょっとマシなお肉買って、ちゃんと前日から漬け込むという手間暇かけたんだぞ!

 ブログに愚痴ったら、怒りがおさまった。まあこれがブログを書いている理由かなあ。
 

このブログランキングに参加しています。
もしよろしければ、ポチっとしていただければ、励みになります

にほんブログ村 海外生活ブログ タイ情報へ