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判断力と理解力を高める!3歳までに子どもの「本能」を育む方法

0~3歳の子どもの脳は、劇的に変わります。脳は生まれつきの素質以上に、日々の環境によって変化するのだそうです。そう、「3歳まで」は、実は人間の脳の基礎をつくる、人生で最も大切な時間だったのです。

それでは、「3歳まで」に子どもは何をしなければいけないのでしょうか?ここでは、書籍『3歳までの子育ての教科書』(アスコム刊)より、脳神経外科専門医 林 成之氏が教える「子どもの本能を育む方法」をご紹介します。

■ 興味を持たせることが大切

人間は、興味のないもの、好きでないものは覚えることはできません。親が子どもと「仲間になって」何ごとにも「興味を持たせる」習慣を磨くことが大切です。

対象が何であれ、子どもが自分で興味を持ったら「面白いね」「スゴイね」「やったね」と声をかけてあげるようにしましょう。子どもはほめられれば、もっと興味を持つようになり、自然と自分から学び始めます。

■ 叱り方に注意!

多くの親御さんは子どもを「いい子に育てたい」と考えるあまり「これをやったらいけない」「あれはダメ」と叱ってしまいがちですが、これはご法度です。学習する才能を本能からダメにします。

叱ることは善悪を学んでゆく側面がありますが、物事がよくわからない3歳以下の子どもにとっては、親から叱られるのは嫌なものです。わけがわからないで叱られると、

子どもは本能的に「自己保存の過剰」を起こし、人の顔色をうかがい、「知りたい」という本能から生まれてくる「興味を持つという才能」が育たなくなります。

3歳以下の子どもを叱るときは、必ず「逃げ道」や「逃げ道になってくれる人」を用意するようにしましょう。母親と父親が一緒になって子どもを叱るのは最悪のパターンです。

■ 正しく判断・理解する才能を養う

物事を正しく判断し理解する才能は、小さいときに「統一・一貫性」の本能を育むことで養われます。「統一・一貫性」とは正誤を判断したり、類似するものを区別したり、バランスを取ったり、物事の筋道を通す作用のことです。
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