2023年2月27日、前回の記事からの続きです。
どんどん進みます。
見えてきたのは、旧東京音楽学校奏楽堂(上野公園8-43)瀧廉太郎、山田耕筰、三浦環など、日本の近代音楽の礎を築いた音楽家たちが集った学び舎。この角度から見たのは初めて。
1890(明治23)年に東京音楽学校(現在の東京藝術大学音楽学部)の校舎として建てられました。洋館なのに屋根が瓦葺きという、和洋折衷な建築。
これは何の煙突??ネット検索してみましたが、よくわかりませんでした。
どんどん進みます。
右前方に見てきたのは、京成電鉄 旧博物館動物園駅 駅舎(上野公園13-23) 何度か記事にしています。
そして、左側には、東京藝術大学の旧正門の煉瓦の門柱。
補強されているということは、ここの煉瓦も2019年にスタートした「東京藝術大学正門再生プロジェクト」の対象になっているんじゃないかと思います。
門の奥に見えているのは、正木記念館。東京美術学校の教授だった岡田信一郎の弟子・金沢庸治の設計により、昭和10年に建てられたもの。
東京都藝術大学大学美術館にて、「買上展」が開催されるようです。
正木記念館を横に見ながら歩きます。
続いて、東京藝術大学旧東京美術学校玄関(上野公園12-8)
大正2(1913)年建設、設計者は文部省建築課(鳥海他郎)・大澤三之助・古宇田實。東京都選定歴史的建造物に選定されています。
昭和47(1972)年の学校本館取り壊しの際、玄関部分のみ正木記念館中庭に移築されたそうです。
そのお隣の、東京芸術大学上野校地 陳列館にも見入る。
陳列館は、大学美術館の本館ができるまでは、 芸術資料館のメイン・ギャラリーとして長く親しまれてきた展示室です。
外壁は、赤いスクラッチタイル。
スクラッチタイルの外壁は、芸大の中でも少なくなってきたようなので貴重ですね。
企画展開期中のみ公開されているみたい。
歩道を歩きながら眺める。
鉄筋2階建、昭和4年(1929)5月竣工、設計は、東京美術学校の教授だった、岡田 信一郎。
細部にまで凝ってますね。
オシャレな飾電燈が!!ここが陳列館の入口かな?
この飾電燈は、1888年に皇居二重橋が架け替えられた時に設置された4基のうちの1基で、東京美術学校の出身者の作品らしいです。(参考になったHP様)
やはりここが入口みたいですね。
「陳列館」の銘板もありました。
どんどん進みます。こちらは、東京芸術大学正門。
いつもと雰囲気が違うような?
よく見たら、今の期間、「音楽学部・別科の入学者選抜試験場」になっていて、受験生と教職員以外の入構が禁止となっていました。受験生頑張れ!!
先日も見たばかりですが、東京芸術大学 上野キャンパスの赤レンガ1号館・2号館に見入る。
赤レンガ2号館
2号館のこの庇の部分ですが、その上に跡が付いてますね・・・
以前はここに煉瓦造りの庇が付いていたのかな~と思いながら上野を後にしました。
お散歩のスタート時に出会った、紅葉坂を上ったところにお住いのワンちゃん「ふく」に見送られながら、
日暮里駅の方へ向かったところで、9回に分けて記事にしてきた今回のお散歩は、お終い。
思った以上にボリュームのある散歩になりました。お付き合いいただきありがとうございました。
カメラ片手にお散歩しようp(*^-^*)q
どんどん進みます。
見えてきたのは、旧東京音楽学校奏楽堂(上野公園8-43)瀧廉太郎、山田耕筰、三浦環など、日本の近代音楽の礎を築いた音楽家たちが集った学び舎。この角度から見たのは初めて。
1890(明治23)年に東京音楽学校(現在の東京藝術大学音楽学部)の校舎として建てられました。洋館なのに屋根が瓦葺きという、和洋折衷な建築。
これは何の煙突??ネット検索してみましたが、よくわかりませんでした。
どんどん進みます。
右前方に見てきたのは、京成電鉄 旧博物館動物園駅 駅舎(上野公園13-23) 何度か記事にしています。
そして、左側には、東京藝術大学の旧正門の煉瓦の門柱。
補強されているということは、ここの煉瓦も2019年にスタートした「東京藝術大学正門再生プロジェクト」の対象になっているんじゃないかと思います。
門の奥に見えているのは、正木記念館。東京美術学校の教授だった岡田信一郎の弟子・金沢庸治の設計により、昭和10年に建てられたもの。
東京都藝術大学大学美術館にて、「買上展」が開催されるようです。
「買上」とは、東京藝術大学が卒業および修了制作の中から各科ごとに特に優秀な作品を選定し、大学が買い上げてきた制度です。遡って、前身である東京美術学校でも卒業制作を買い上げて収蔵する制度がありました。本学が所蔵する「学生制作品」は1万件を超えますが、本展ではその中から約100件を厳選し、東京美術学校時代から現在にいたる日本の美術教育の歩みを振り返ります。(東京都藝術大学大学美術館HPより)
正木記念館を横に見ながら歩きます。
続いて、東京藝術大学旧東京美術学校玄関(上野公園12-8)
大正2(1913)年建設、設計者は文部省建築課(鳥海他郎)・大澤三之助・古宇田實。東京都選定歴史的建造物に選定されています。
昭和47(1972)年の学校本館取り壊しの際、玄関部分のみ正木記念館中庭に移築されたそうです。
そのお隣の、東京芸術大学上野校地 陳列館にも見入る。
陳列館は、大学美術館の本館ができるまでは、 芸術資料館のメイン・ギャラリーとして長く親しまれてきた展示室です。
外壁は、赤いスクラッチタイル。
スクラッチタイルの外壁は、芸大の中でも少なくなってきたようなので貴重ですね。
企画展開期中のみ公開されているみたい。
歩道を歩きながら眺める。
鉄筋2階建、昭和4年(1929)5月竣工、設計は、東京美術学校の教授だった、岡田 信一郎。
細部にまで凝ってますね。
オシャレな飾電燈が!!ここが陳列館の入口かな?
この飾電燈は、1888年に皇居二重橋が架け替えられた時に設置された4基のうちの1基で、東京美術学校の出身者の作品らしいです。(参考になったHP様)
やはりここが入口みたいですね。
「陳列館」の銘板もありました。
どんどん進みます。こちらは、東京芸術大学正門。
いつもと雰囲気が違うような?
よく見たら、今の期間、「音楽学部・別科の入学者選抜試験場」になっていて、受験生と教職員以外の入構が禁止となっていました。受験生頑張れ!!
先日も見たばかりですが、東京芸術大学 上野キャンパスの赤レンガ1号館・2号館に見入る。
赤レンガ2号館
2号館のこの庇の部分ですが、その上に跡が付いてますね・・・
以前はここに煉瓦造りの庇が付いていたのかな~と思いながら上野を後にしました。
お散歩のスタート時に出会った、紅葉坂を上ったところにお住いのワンちゃん「ふく」に見送られながら、
日暮里駅の方へ向かったところで、9回に分けて記事にしてきた今回のお散歩は、お終い。
思った以上にボリュームのある散歩になりました。お付き合いいただきありがとうございました。
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最終更新日 : 2024-09-03