自然界は季節に沿って
最近サシバの鳴き声を聞くようになり、昨日裏山を見上げると旋回していたサシバが木に止まるのを確認しました。
9月の半ばには渡りの為に移動が始まり、9月下旬頃には小千谷でタカ柱が見られる季節だと気づかされます。
残暑が長引く予報ですが、それでも朝晩の冷気が増し気持ちよく過ごせるようになった中越地区。
夜には寝室の窓を閉める事も増えてきて、気持ちよい朝を迎えられています。
昨日もスイミング前に立ち寄ったスーパーで、コシイブキの新米が入荷していて、米不足もひと段落を迎えそう。
地本では魚沼産コシヒカリの稲刈りも10日ごろスタートとの事で、各地で稲刈り風景が本格化する季節です。
高原から降りて来たのかトンボの群れが見られ始め、暦通りに生物は行動開始をしている様子で虫の声も聞こえ始めました。
そろそろ自然観察を再開したいと思うのですが、まだ疲れが残っているのか散歩に出る気になれず、もう少しスイミング頼りでのんびり過ごそうと思います。
気持ちよく泳げることに気を良くして2週間ほど前から平泳ぎも追加してきたら、右ひざに違和感があり止めた方が良さそう・・
一旦治った坐骨神経痛も冬に戻る可能性もありますし、無理はせず運動そのものも気をつける年齢であると再認識します・・
そう言えば今朝の情報番組で「44歳と60歳に老化が極端に進む時期がある」との研究発表があったと解説していました。
ホルモンバランスで起きる更年期とは違うものだそうで、60代以降はシッカリ栄養を取る必要があるとの事。
中年期は成人病予防に過食は控える必要があるものの、シニア世代は食べられること自体が健康の証でもあり、通常は食が減少し栄養バランスを気遣う必要があるとの事。
健康長寿の人が肉食であるのは「肉食だったから長生きなのか、長命な人が肉好きだったのか?」の課題に「肉食を意識する事で健康長寿になる」という結論に向かっているそうで「それは健康でなければ消化できずに食べられなくなる」という当たり前の結論のようです。
実家の母は太めでしたが、激痩せするほど食が落ちたのは膵臓がんが原因。
貯蓄した脂肪があったからか、点滴などで体調が戻ると体重が減った事から杖を使うことなくすたすた歩けるようになったことに驚きましたし、本人希望で「治療はせず日常を過ごす」との決断で終末医療を予想より長く自宅で過ごせました。
「太っていた方が貯金があって日常を保てそうだね」との会話がありましたが、同居する義両親は太った義父は倒れた後の回復力に驚きましたし、やせ形の義母は足が悪く動かない省エネ派。
どちらも3食きちんと食べられ、おやつも食べる程に食欲が落ちない事が健康長寿の源だろうと腑に落ちます。
60歳を越したら「食べたいものを食べる」と言うのは、食べられることが健康の証と言う事でもあるようです。
運動も楽しい事を続けていれば、体調のバロメーターにもなりますし、故障が出たら諦めずに改善を目指して出来る範囲のリハビリを続けていると、予想以上に回復するという体験もあり希望がもてます。
寿命は天に任せ、出来る限り楽しく過ごすのがシニアにとっては最後に残されたご褒美の期間とも思えてきました。
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