たけじいの気まぐれブログ

記憶力減退爺さんの日記風備忘雑記録&フォト

ネムノキ(合歓木)

2021年06月19日 09時22分41秒 | 爺さんの備忘録的花図鑑

当地、今日は 朝からシトシトと雨が降り続いている。
体感的には肌寒く、梅雨寒(つゆざむ)と言う言葉が浮かんで来る。
快晴だった昨日の朝、散歩・ウオーキングの途中で見掛けたネムノキ(合歓木)の花、
每年この時期になると、「そろそろ、咲いてるかなあー」等と、
歩き回るようになっているが、今年も やっぱり 咲いていた。
鬱陶しい梅雨空の下、ふんわり浮かぶように咲くネムノキ(合歓木)の花には、
なんとも、なつかしく、郷愁を誘われる風情が有る。
記憶は曖昧だが、子供の頃、北陸の山村の雨で霞んだ山道で、
ぽっと幻想的に浮かぶように立って咲いていた1本のネムノキ(合歓木)の風景が なんとなく脳裏に焼き付いているからかも知れない。

草木にも疎い爺さん、数年前までは現住地の周辺で、ネムノキ(合歓木)の花が見られることさえも気が付かなかった。ブログを始めてからのこと、数多のブログ拝見で、多少 草花に興味関心を持つようになり、散歩・ウオーキングの途中、やたら、コンデジで撮ってくるようになったが、散歩道で、ネムノキ(合歓木)の花が咲いていることに最初に気がついたのは 7年前の2014年7月1日だったようだ。撮った写真はとりあえず外付けHDに放り込んで有るが、そんな古い写真の中から何枚か引っ張り出して フォトチャンネル(アルバム)にしてみた。

梅雨空に薄紅の合歓笑う


ネムノキ(合歓木)

マメ科、ネムノキ属、落葉高木(樹高10m程にもなる)
   和名 「ネム」は 夜になると葉が閉じる(就眠運動)ことに由来する。
   漢字「合歓」は、中国において、ネムノキは夫婦円満の象徴と
   されていることから付けられたもの。
   ネムノキ(合歓木)は 地方によって、
   「ねむたぎ」「ねぶたぎ」「ねふりのき」「ねむりこ」等と
   呼ばれているようだ。 
原産地 日本、挑戦半島、中国南部
花色 赤、ピンク
   淡紅色の雄しべが長く美しい。
開花期 6月~8月頃
花言葉 「歓喜」「胸のときめき」「夢想」「安らぎ」「繊細」


俳句では 「合歓木」は 夏の季語、

誰(た)が魂(たま)の 夢をさくらん 合歓の花  正岡子規


 


コメント (2)    この記事についてブログを書く
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2 コメント

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こんにちは(^^♪ (のり)
2021-06-19 11:27:17
アルバム楽しませていただきました~~ アングルによってとても幻想的な花に見えたり・・・こちらで咲いているのは頭上に咲いているので、よく観察できないでいました~~ 有難うございました。
子規の俳句も素敵ですね(^-^)
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のりさん、こんにちは、 (takezii)
2021-06-19 13:30:42
大木になってしまったネムノキは、見上げると ボヤッとして花が見え、それがまた 小雨で煙るような日等には、幻想的にも見え、いい感じだとも思っているのですが、なかなか写真で表現は難しそうで、やっぱり アップで撮ってしまいます。合歓は、なんでも、万葉の時代から 詠まれているそうですね。
コメントいただき有難うございます。
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