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2007/12/17

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  • セバチバナの使い方

    今夏は日本語と英語が標準語と化したセバチバナ。国際的なばかりではなく、クライミング素養を高めるのに重要な要素を多々含んでいることが明らかになりつつある。その秘密を隠された名ルートとともに紹介していく。「ビックママ」11b。ガバをつなぎカンテ沿いを右上していく好ルート。傾斜の強いガバ地帯で、パワーを出し尽くさないための小さなムーブの工夫を試される。攻略のカギは持久力向上なのか、ガバの捉え方なのか、足運びなのか…。12後半に挑みたいクライマーにぜひとも試していただきたい一品。「トビー」11c。この岩場では11cにしないと辻褄が合わないので、敢えてきっぱり。「ビックママ」とスタートを共通にするものの、まったく違うムーブセンスと力の保持を試される一品。自力でムーブを解決できるあなたは、ムーブセンスとランナウト耐久...セバチバナの使い方

  • 今夏はセバチに通いすぎ…⁉

    暑さが納まらないとセバチ以外の岩場に行く気にならない。そもそも沢に登っているはずの時期なのに、沢に行けていない。ちょうどセバチのルートに懸ける方や、初めてのセバチ体験の方などが続き、みな気持ちよくRPを重ねていくため、こちらまで楽しくなってしまう。というわけで、またセバチ。本日のリビングですが、赤丸は忘れ物です。小さい方はヌンチャクで既に3週間経過。どなたか持ち主を知っていれば知らせてあげてください。人が増える前に土木作業。「ビックママ」や「トビー」をビレイしていると、クライマーが上の方でフォールした時、前に滑りそうになる。だから平ら面を整備。1段階めの整備が大体終わる頃、人が増えてきた。自然とクライマーが織りなす、暑さを忘れる素晴らしい眺め。セバチで焼き鳥「かっぱ亭」を開店。試験営業のため、御代はいただ...今夏はセバチに通いすぎ…⁉

  • 海岸は爽やか

    先日の積丹ツアーで、小樽の海岸が恋しくなった。オタモイ方面を背にしながら、ガレ横エリアに向かう。2016年頃ウロウロし始めた、赤岩海岸と山中海岸の中間地点にある場所だ。山中海岸を進むと、チャラセナイの滝がある。ここはいつも水量が多い。小樽の海岸伝いは水が枯れない。積丹と違い山の深さを物語る。ガレ横エリア。左がイクパスイ岩、中央が石斧岩、右が腰掛岩。左の岩に「イクパスイ」という結構満足しているラインを引いた。石斧岩と腰掛岩のハングが深くなっていた。しかも、右の腰掛岩を覗き込むと、なんと下が向こうまで抜けていた。ハングに取り付いていたら、こっちに倒れてくるんじゃないかと心配になり、1周してみた。まあ、人間一人くらいの体重では倒れませんよね。どちらの岩もガバガバなのでたいしたラインは引けません。でも、ハングが深...海岸は爽やか

  • 輝く海 そして近づく秋

    朝、コオロギの鳴き声が聞こえてくる季節になった。ふと見ると、アカネトンボも見える。それでもまだ夏のセバチ期間が続く。今日のセバチは最高の天気。新緑の季節以来の澄んだブルーに輝く海。6月と違うのはセミの声。Eさん、KGさん、ママさんと集う。3人はトビーをやっている。先日やって、おもしろさを再実感したので、マスター便で1本。三者三様の登りがおもしろい。函館勢もやってきた。今年の函館勢はセバチ当たりがよい。前回もほどよい岩の状態で、今回は最高級のセバチを味わっている。そう、今日のセバチは天気だけでなく、岩もとてもよい状態。家を出る時はあまりやる気がなかったので、楽しみ方をいろいろ考えた。その一つがカレーライス作り。米から炊いて、蒸らし時間でレトルトを温める。予想通りにできて大満足。メスティン、アルスト炊きの研究...輝く海そして近づく秋

  • 開拓のお手伝い

    岩場に新しいラインを拓くことを「開拓」と表現する。Dzさんが午後から人を探しているようだったので立候補。赤岩祝津寄りの岩で、試登とボルト打ちビレイ。お昼を小樽の眺めのよいところで食べようかと思い、早めに出発。すると、今日も天気を深く考える現象に出会った。札幌から出発し、銭函を越えると雨。張碓~小樽築港間は土砂降りと言っても過言ではなかった。ところが、小樽の街に入ると、ほぼ降雨なし。祝津なんて完全に乾いていて降った形跡すらない。赤岩峠の方は降ったらしいから、興味深い。さて、午後1時に合流。藪を分け入り、50m弱の懸垂で取り付きへ。懸垂中の眺め。下の浜、いいとこですね。取り付きは、落ち着かない感じなので、落ち着く場所にしたい気持ちが働く。ここにDzさんが3本のラインを引こうとしている。1本は完成していて「シサ...開拓のお手伝い

  • こんな天気なのに積丹ツアー②

    浜婦美で一夜。21時過ぎに寝ただろうか。夜中に雨音と波音。目覚めるほどではないが、ぼんやり聞こえる。起きてみると、周囲はぐっしょり。ザーザー降りというほどではないが、雨具は欲しい降り方だ。「タープ張っておいてよかったね。」とのん気な会話。「波高いなあ。」というのも、のん気な会話。なぜなら回復傾向だとまだ信じているから…。2人ともそこそこじじいなので、4時には起きていた。コーヒーを飲んで、朝飯をゆっくり食べた。流木集め以外は、ほぼタープの下で過ごす。6時を過ぎても、7時を過ぎても雨は止まない。波の高さは変わらない。岸近くは白波を立てている。「廃屋の探検でもするか…。」と動き出す。近くで見ると、ほんとに迫力がある。中はボロボロだったが、茶箪笥にコップや皿、お銚子などが並んでいて、飲み交わす漁師の声が聞こえるよ...こんな天気なのに積丹ツアー②

  • こんな天気なのに積丹ツアー①

    12日~16日くらいの間で海で1泊したいものだ、と相談していた。13日段階では、15日の予報は曇りだが、波が最も穏やかに思えた。風向きも西に近い向きだろうと考え、14日に入舸発で1泊積丹カヤックツアー決行。途中の海沿いのミスト状態は折り込み済み。入舸に着くと予定通り、海は凪。喜び勇むが、ボケボケおじさん2人組、相棒Uが大きな忘れ物をしたり、かっぱが比較的どうでもいいものを忘れたかどうか分からず探したり、29年経っている船のあちこちから老朽化による支障が出てきたり、と、なかなか出発できない。結局、12時ごろの出発となった。出艇すると、すぐにルシ岬。そして、回り込むと、積丹クラックエリアが見える。ここは一度登りに連れてきてもらったことがある。先に海から見たら、あんなところを登ろうとは思わない…。いつもなら、岩...こんな天気なのに積丹ツアー①

  • セバチバナ 2Days 2

    寿都泊まりのセバチバナ2日目。誰もいない間に「モッコライ」の終了点整備をしたのだが、午後からYくん、Hくんの2人がちゃんと整備にやってきた。安全チェーンに換わっています。この日は、主に先週の方々が集う。みな、避暑を楽しみたいクライマーさんたち。ここの記事で何度も書いているが、セバチの取付は、ほぼ1日中太陽が当たらない。風も大体吹いているのでお昼寝には最適な環境。KGさんが、「トビー」のヌン掛けとおそうじ。あまり人が登っていないルートからは、砂がぼろぼろ落ちてくる。上を見てはいけません。目に砂が入ります。陽水3部作の「ありがとう」をやろうかどうか迷いながら、何度も見上げる。前日より天気はいいのに、岩はじわじわ湿り気がくる不思議な天候で、「ありがとう」面の右側が影響が大きそうなので、やめておく。あちらでは、釣...セバチバナ2Days2

  • セバチバナ 2Days 1

    タッシーが、十勝からはるばるセバチに遠征にやってきた。せっかくなので、岩場ガイドをかって出る。毛無峠は最近毎回ミスト地帯。さて、岩場はどうなのか?セバチの天気は曇り、岩はさほど悪くない。タッシー&INさんにルートや砂でじゃりじゃりの話などを説明。ここ数週間はずっと濡れていた「マクシー」&「モッコライ」が乾いていた。それなら、ということでまっすぐで素直な「モッコライ」をアップに勧める。強めのクライマーがここに来たら一押しの「ビックママ」11bをやったもらうため、ヌン掛け便。「ビックママ」は、最近11bということで落ち着いたが、慣れないとかなり持久力を要する。タッシーは相変わらずの丁寧な登りで、巧みにレストしながら一発完登。さすがだ。ゆっくりした丁寧な登りは、思わず見惚れてしまう。「Knockin'onhea...セバチバナ2Days1

  • 涼しそうだから修験に行ってみよう

    修験に、ニセコクライマーズの面々と集った。みなさんがアップをしている間に少し作業。岩の上をスライド移動するためのロープが岩にこすれて切れそうになっていた。だから交換。青いロープが替えたもの。上を移動する用事がある方は、自分で安全を確かめてくださいね。岩の上に砂利がかぶっているのも気を付けて。カノマーが、「意志を継ぐ者」に興味を示してくれたので、ヌン掛け懸垂した。だから、自分も復習した。登り始めると集中力が上がる。(登り始めないと上がらない…。)上部、ランジ部分の足位置を整理し直し、体の伸びを酒漬けの脳みそで考えると、思い切って行けば届く、という計算結果になった。ということで、初めて止まった。嬉しい。KGさんも含め3人でワイワイ考える。その時後ろで密かに考え続けていたママさんがやり始めた。「難しい難しい…」...涼しそうだから修験に行ってみよう

  • 真夏のセバチが涼しく乾くと、大盛況になる…。

    本日のセバチ、最終的には14人は居たか。ほぼほぼ顔見知りの方々。久々の多人数に少しドキドキ。前日の雨にも関わらず、今日は乾いているルートが多い。湿度も高いのに登りやすい。最奥の「マクシー」&「モッコライ」は、1日中濡れたまま。上部の草木が近いところは染み出しが多いのか…?最近の日課の「ビックママ」を済ませる。これは多くの方がトライして、よいルートだと言う。なんかうれしい。陽水3部作をやろうか考えていた。後から来たKMBさんが、「Knockin`onheaven`sdoor」12bにヌン掛けしてくれた。そしてつよつよクライマーのTさんがをやりだした。見後にOS。見栄えの良い好ルートに見惚れる。岩は乾き、ヌンチャクはかかっている。この好条件で触らない手はないか、とお試し便。楽しい。ホールドが自分に合っている。...真夏のセバチが涼しく乾くと、大盛況になる…。

  • オニヤンマを眺めながらセミの声を聞いてゆらゆら

    海に行く予定が、風と波と不安定な大気にわずらわしさを感じ、千歳川。2人目の孫が生まれためでたい日。かっぱじじいは、川を下る。川の形は人間がいじるから少しずつ変わるものの、森の様子はそう変わらない。頭首工の水路。この幅になって、横から互い違いに出っ張りが造られたので左右に振られる。自艇で下るのは初めてというONさん、短い船でうまくクリア。名水ふれあい公園で一休み。初めて建物内に入った。川から訪れる人は少ないだろう。今日は水量が多い気がする、と話していた。だけど、近年下るったときはいつも「多いような…。」と言っていた気がする。ダムの放流量が増えているのだろうか?おかげで進むのが速い。だから、漕いでない。たくさん写真を撮ってもらったが、ほとんどパドルが船に置いてある写真。「カヌーは好きだけど漕ぐのはちょっと…」...オニヤンマを眺めながらセミの声を聞いてゆらゆら

  • 夜の雨がどれだけ影響するのか確かめなければ…

    夜の間ずっと雨が降っていた。というか、車を走らせている間もずっと雨。こんなときに行きたがってくれるEさんがありがたい。岩内に入ると雨は上がったが、路面はしっかり濡れている。セバチに到着。濡れて真っ黒。だけど染み出している感じではない。今まで見てきた濡れ方と違う。「夕日10bは登れそうね」と話しながら、しばし待つ。待っている間に、こんな状況でも来たがりそうな方々に情報を流す。小一時間待つと、道路が乾いてきたのが見えて、岩も少し白くなってきた。もともと砂でじゃりじゃりしているから、ちゃんと持てるホールドなら、さほど変わらない。という訳で「夕日」を登り、遊べるようにTR化。昨日も一緒だったお2人は、到着早々キャスティング練習を始めた。この感じなら「ビックママ」も行けるね、ということでヌン掛け便。無理せずテンショ...夜の雨がどれだけ影響するのか確かめなければ…

  • とりあえず赤岩

    家に居ても仕方がない。相手をしてくれる人がいるなら、と赤岩に向かう。エゾゼミが迎えてくれた。コーヒー色の背中に髭の王様模様が好きだな。4人でクリスタルフェースに終結。石狩湾は湿っているからと、S-さんがTRにすると言う。じゃあ触らせてもらうかな、と思いつつ「サバイバル」でアップ。登ると暑い。が、下にいるとそれなりに涼しい。セミはうるさい。カラスもうるさい。でもここで過ごすのはよい。S-さんに続いて、TR石狩湾をやってみた。写真はS-さん。核心は越えられない。解決ムーブも強度が強すぎて解明に至らない。せっかくのチャンスだから、と、上部のムーブを探る。ここだけで十分おもしろい。が、核心をこなしてつなげられる気は全くしない。ヌンチャク掴んで上まで抜けただけで、疲労大。結果、「石狩湾低気圧」は、あきらめることにす...とりあえず赤岩

  • これこそ、真夏のセバチ

    雨でも登れるのがセバチだ。天気予報にめげずにセバチバナに行くと、いい天気だった。すぐに快適空間づくりに入る。リビングが完成すると、登る。セバチトレーニングは「ビックママ」。長くてレスト技術を要するが、ホールドは全体的にガバなので、11bということに勝手に決めている。出だしメンバーは3名。それぞれ、アップで登る。なんていい感じの雲と天気だろう。夏場にこんな明るい色の「ビックママ」かつて見たことがあるか?という話をしつつ、Eさんはトライを重ねる。見栄えのする好ルートだと思う。かっぱは「海へ来なさい」をやる。この終了点を共有する陽水3部作と言われるルートは、トポにはない。少しいやいや気分での1便目。とりあえずヌン掛けした感じ。KGさんは、「トビー」をやっている。これもトポになし。ビックママから派生の直上ライン。...これこそ、真夏のセバチ

  • 街にいるよりは涼しいはず…

    海の翌日は、岩。暑さを想像しながら、三社神社にたどり着く。朝は涼しい。ゆっくり歩けば汗をかかない。「意志を継ぐ者」をトライするために岩の上に回り込む。この日は日差しがあるのに積丹方面は白く包まれた不思議な日。状況を整えると、KGさんがやってきた。写真の見かけよりずっと暑いし、天気も良い。もちろん暑いが、日陰でじっとしていると漂う湿気が眠気を誘う。ネットオークションで見つけた靴のデビュー日。底面がセパレートの靴は初めて履いた。繊細なことはわからないから、よしあしもわからないが、サイズはぴったりなので嬉しい。「陽当たり良好」を登って、「意志を継ぐ者」3回。昨年は、割とスムーズに行けていた3ピンまでをこなすのに3回要した。核心部での戸惑いは大きい。こなす手立てが見つけられず。最後に陽当たり抜群の「Mr.ナカミチ...街にいるよりは涼しいはず…

  • ジュウボウ&シシャモナイ

    久しぶりの海だ!HYさんの新艇進水式を兼ねた積丹日帰りツアー。船がバラバラの愉快な仲間と積丹半島西側を漕ぐ。それぞれ理由もバラバラだが、どれも海でのツアーには適さない要素があるような…。青い空と海の世界をまずはジュウボウ岬を目指す。この岬は形がおもしろい。岬自体は崩れつつある細い岩山。上から見るとバナナ型、中央部は縦にも横にもえぐれている。えぐれているところから、シシャモナイの岩壁を眺める。圧巻の眺めだ。ジュウボウ岬を後にして進む。左に船が3艇浮いているのだが景観が大きすぎて見えない。イッテQでイモトが登ったシシャモナイ滝も一旦通り過ぎる。この先の窓岩に行くためだ。道路が見えてしまうので、この先は少し物足りないが、窓岩はおもしろい。窓岩というよりミミズク岩の方が合っている気がする。あの目のように見える穴は...ジュウボウ&シシャモナイ

  • 頭ならびにハラハラ

    雨予報を無視して石垣山を目指す。「頭ならびに腹」が、頭からも腹からも消えないからだ。お約束の2人より先に到着し、「頭ならびに腹」の終了点に行く。とてもよい眺め。そして、懸垂ヌン掛けする。半分ほどヌン掛けを済ますと、お約束のお2人が到着。これで準備は完璧。トポでは11dの頭ならびに、だが、2013年のロック&スノー、北海道ベスト10ルートでは12aになっている。これは納得グレードだ。懸垂して気付いたが、50mロープでは微妙に足りない。懸垂はほんとにぎりぎりセーフだが、降ろしてもらうと結んでいる分で足りなくなる。ONさんがTRで、55mロープをかけに行く。上も下もロープでおもしろい。リードトライ1回目。蒸し暑いし、天気がいつ崩れるかわからないので、本気になれない。ボルト2本目で息継ぎテンション。そして3本目、...頭ならびにハラハラ

  • 暑さに負けず、RP続出

    土日両日、小樽赤岩クリスタルフェース。爽やかな44で待ち合わせ。夏の緑に目が潤む。ONさん、HYさん、N道師匠と合流、「おやすみ」を登らせてもらい、クリスタルフェースへ。福岡からの刺客Sさん、Yさんがいる。お2人には5月にもお会いしている。その時から「石狩湾低気圧」13aをねらっていると言っていた。Sさんは、この2日間でオリジナルムーブを編み出し、試行を重ね、日曜4便目でRPされた。圧倒された。かっぱも石狩湾をお触りしたが、どうもよろしくない。やはり13クライマーの壁は厚い。HYさんは「バトルゾーン」11aに取り組む。初リードでドキドキ感が登りにあふれる。見ていて自分もドキドキ味わいたくなり、懸案の「天まで登る」12bをやった。マスターで核心1を楽に越えられたので、このままRPかと意気込んだが、核心2に翻...暑さに負けず、RP続出

  • たっぷりミスト お肌にはいいのかしら

    土曜(22日)は、クリスタルフェースでミスト。なんかおしゃれなフレーズですな。この状況で…、と考えながら、すーさんトライをほれぼれと眺める。しかし、始めは周囲だけだったミストが、クライマーへもうるおいを与えだした。やがてクライミング中にもミストを浴びる日となった。ミスト前に『サプリ』を登って、『石狩湾低気圧』核心前の確認作業で終了。午後には雨だかミストだかわからなくなった。23日、日曜日。大黒岩がミストに包まれている。この眺めを見ながら、窓岩に行くと、窓岩はシャキッとしている。夏に赤岩下の海岸をうろうろしていると、海岸は見通しがいいのに、岩場は見えないことがある。どうやらその境目がここにあるようだ。この日の境目は、不動岩稜でいうとDフェース⁈今日は付き合ってもらっているKGさんの『フリーランサー』RPデイ...たっぷりミストお肌にはいいのかしら

  • 雷のあとに…

    懲りずに窓岩「フリーランサー」。付き合ってくれる方がいるのがありがたい。先週と同じような天気だろうから午前中は登れるだろう、とタカをくくっている。今回は窓岩リッジを登る気はない。「フリーランサー」に焦点を当て、2人ともさっさと終わらせて、そのまま東の大壁でも行こう、などといつもように大口をたたきながら出発。1p目は、KGさんに登ってもらう。KGさんのアルパインリードも様になってきた。さて、「フリーランサー」マスター便。最終ピンを取り、核心を超えた。体を上げると利きにくくなるガバを取り、次の甘めの一手を取りに行く。甘いのが分かっているので安定した体制で向かいたいのに、この時のみ使った縦カチのせいで粘れるが、安定体制に持ち込めない。体を上げると利きが悪いガバなので、一旦体を下げようとしてフォール。周囲に悔しさ...雷のあとに…

  • 岩が湿り始めている…

    明日登る予定だったし、仕事にやられて気が乗らない土曜日だった。Dzさんから、午後からどうか、というお誘いがあった。これはありがたいと思い、午後から赤岩西を目指す。先にクリスタル下に着くと、見知った親しい方々ばかり。ありがたいことだ。しばし情報交換をしているとDzさんがやってきた。聞けば「上を見て」から、上部へ抜ける3pをやりたいとのこと。それなら、ということで取り付くチャンスの少ない「ロックスミス」をやりたいと申し出る。さて、「上を見て」本来2pルートだ。1p目が10cで、2p目は本来左に行くが、直上ラインもある。直上は、垂壁なのに11cだかdだかのグレードがついている。大昔やってみたことがあるが、手も足もでなかった。Dzさんがリードで2回ほどのテンションで核心を抜けていった。セカンドだから抜ける気で取り...岩が湿り始めている…

  • あと一歩及ばず

    窓岩に『フリーランサー』11abを片付けに行った。が、及ばず…。思ったよりよい天気と喜びながら、胎内巡りを下りる。瑞々しい6月の緑が美しい。窓岩リッジを見上げる。少し倒れている部分が2p目『フリーランサー』だ。1998年に吉田和正氏がオンサイトでフリー化した、すぐ横にアブミルートがあるラインだ。しかし、オンサイトでフリー化って、どういう状況を言うのだろう?クラック使って登ったのかな?エイドルートは2009年に登っている。本ブログ内にあるが、記述が適当すぎてちっとも役に立たない。1p目3級リード。早速の高度感。赤岩本では「残置が多く小さいカムもよく決まる」とある。リングボルトを含む残置が多いのはわかったが、「小さいカムが決まる」は、よくわからなかった。2p目取付からミミズク岩稜に目をやると、ミサゴらしき猛禽...あと一歩及ばず

  • プチ岩旅2 石垣山割れ目day

    車中泊後の朝素晴らしい天気!いつも通りの早起きなので、待ち合わせ時間まで愛別観光。アートとスポーツが融合した誰もいない公園から愛別町内を眺める。石垣山は10年振り。見晴岩よりましだが記憶は薄い。かっぱの割れ目への楽しみ方は独特で、挟まっていれば幸せなのでRPしたかどうかが気にならない。だから記録も薄い。だが、最初に案内されたところが全く知らないところなのはわかった。左のまっすぐが『蛍』10で、右の細めが『緑の導火線』10d。Akiさんたちが『蛍』をやり始めた。偶然の出会いは大事にするのが常なので、隣の『緑の導火線』をやってみた。カムを決めながら10dは、当たり前のように荷が重かった。何とか最終ピン位置にエイリアンを決めて、終わりにする。その後Fくんがトライし、カムの効きが確かめられホッとする。責任の重い遊...プチ岩旅2石垣山割れ目day

  • プチ岩旅1 名寄見晴岩

    大ベテランAkiさんご案内付きのプチ岩旅。初日は名寄見晴岩へ。いつ以来だっけ?と調べてみると、なんと21年ぶりだった。という訳で、ここを歩くのも21年ぶり。楽しいみなさんに誘われて、ほんとに幸せ。天気も幸せ。21年ぶりを確認したのは帰宅後なので、当時どこを登ったのか定かでない。『デスモスチルス』は記憶していたが、その他はぼんやり状態で、岩を臨む。「これどうですか?」的な感じで目の前の『森のカバさん』をこなす。登っていないと思っていたが、中途半端な記録を見ると登ったような記載を発見。でも記憶がないから純粋に楽しい。『森のカバさん』リードするHYさん、光の当たり方がいい感じ。さて、何を登ろうかとしばし思案。当初は11前半をたくさん楽しもうと思っていたが、現場にいると長くてかっこいいルートが目白押しで目を惹く。...プチ岩旅1名寄見晴岩

  • 日々、体がツタウルシにむしばまれていく…

    それでも、赤岩に行く。今日は6名でクリスタル直下にこもる。ほぼ同時に着いたKGさんが「ドゥマガジン」をやると言うので眺めていると、「天まで登る」のドキドキ感を味わいたくなった。1度目は、核心1を越えられず仕切り直し。2度目は、核心1をごまかして、核心2をずるして、核心3は何とか越えて終了点へ。全身疲労に包まれる好ルートだが、怖いところが多すぎる。天から見下ろすと「サバイバル」試登中のHYさんがいた。KGさんは弱気なことを言いながらも3度の「ドゥマガジン」トライ。3度目はトップアウト。合間に「サバイバル」や「ニューウェーブ」に取り組むみなさんを眺める。「サバイバル」は、このアングルから撮るのがよいと思う。もう「天まで登る」はできる気がしなかった。「ドゥマガジン」を見ていて、ヌンチャク付きなら、と再登したくな...日々、体がツタウルシにむしばまれていく…

  • 閃光に向かって

    早朝から、魔人岩に向かう。寒いが、そのせいか空気が澄んでいて眺めがよい。一人でぶら下がり、岩の乾き具合とムーブの確認をする。そうこうしているうちに、S-さんとN道さんが現れる。寒さに震えしばし談笑。そして、S-さんのRPトライ。見事に成功。後に続こうと取り付くが、体が冷えすぎた。指が冷たくなって持てているかどうかわからない。核心手前までやって、一度仕切り直し。体を動かして暖める。手を岩の温度になじませる。15分ほどそんな活動をして取り付く。核心まではよどみなく動く。核心後に2本指ぎりぎりポケットがある。それを取りに行く動きも先ほど練習済み。でも通してやると、体が上がりきらない。どきどきしながら手を伸ばすと指が入ったが、1本しか入らず。何とか2本添えようとするが、うまくいかない。ここですったもんだしてたらだ...閃光に向かって

  • 青空に触れてみようか

    またまた赤岩へ。7時過ぎには着いたのに車が多い。クライミングシーズンだ。KGさんと「デビルズダンス」をこなして、窓岩リッジに行こうという予定を立てるが…。新緑と海の碧に包まれた鬼の踊り場にたどり着くと、不動岩稜を登ろうとするパーティーがたくさんいた。初デビルズのKG氏は、不動パーティーの間隙を縫ってトライするも2本目支点で手間取り仕切り直し。2便目で見事RP。毎年登りたいルートの一つなので、KGさんの合間に登る。その動画をニセコクライマーズチャンネルに上げてくれた。弱いのでやたらレストが多い…。2人とも鬼の踊り場の居心地のよさと「デビルズダンス」にやられてしまった。窓岩リッジで「フリーランサー」というフリールートに取り組むつもりだったが、「無理だねえ」という話になり、近くの摩天の稜線を登ることにする。摩天...青空に触れてみようか

  • 青空に舞う気分

    大先輩の命により赤岩西のアルパインを巡る。一本目は西壁カンテルート3P。1P目で久々のビレイ点作りをのんびり慎重に復習する。そしてスカイラインへ飛び出す。素晴らしき海の青、いや碧か。3P終了点ではノーマルルートを登っていた若者との会話。天気がよいせいか、みな晴れ晴れしている。ダブル一発懸垂で洞窟前に戻り、西奥を目指す。S田さんのアルパインを楽しみつつもフリーへの回帰という希望を叶えるために、赤壁クラックから西奥バンドルート3P目をこなすラインを考える。赤壁クラック上部は戸惑いながらもノーテンで抜けてきた。さすがである。バンドルート3P目に進む。西奥壁の構造上、バンドルートは3P目のみ未踏だった。灌木のルンゼみたいなラインで判然としないが、赤壁上部をバックに登るので写真映えする。これで西奥壁は全ルート登った...青空に舞う気分

  • だいぶ岩の体になってきたかな

    気が付けば5月も半ば。「まだシーズン初めだし…」などと言い訳しながらあちこちの岩場を彷徨っている。昨年はすでに「ソルジャーブルー」のトライ仕切り直しを始めていたことを考えると、何か気持ちの変化があるのかもしれない。今日はシーズン初の修験の壁。眺めのいい岩場で過ごせるのは幸せなことです。現地で待ち合わせなので、下地整備のため早々に森を歩き始める。新緑の瑞々しい美しさには心が躍る。岩場に着くと、一人眺めを堪能しながらリビング整備。いつの間にか、この景色は季節の変わり目ごとに眺めたいと思うようになっている。今度、真冬も来ようかな…。到着した皆様が「陽当たり良好」をされるというので、先に登らせてもらう。新緑にブルーが映えるHYさん。同じように「甘い男」も登らせてもらう。さて、少しまじめに「意志を継ぐ者」をやろうか...だいぶ岩の体になってきたかな

  • 魔人と魔神はどうちがうのだろう…

    どうでもいいことを考えながら、また魔人岩を訪れる。緑がだいぶ増えた。ここはテーブルリッジを登る人から丸見えで、体内巡りを巡る人を見下ろすことができる場所。目の前の岩塔はエビス岩だ。緑で覆われる前の今頃は、意外と眺めがよく幸せだ。付き合いの気持ちで、体を岩になじませることを目的に来ているので気楽だが、同行の皆様はそうではない。皆様が目的としている「閃光に向かって走れ」は、故吉田和正氏の晩年の作。写真の右手ホールドは、かっぱもなかなか決まらなかった。左手の握り方、左足の位置と置き方、右足の位置をあれこれ試して、今日は決まった。登りたいという気持ちが薄い分、ムーブを試すのを楽しめているのかもしれない。いろいろ考えたいことはあるが、1テンで抜けた。今日は2回も上まで抜けた。上出来すぎるので、3トライほどでやめる。...魔人と魔神はどうちがうのだろう…

  • のんびり赤岩散策でいいんだよ

    春の小樽赤岩がいい。木漏れ日、新緑の芽出し、カタクリの群生…。それらの中に岩が点在しているなんて、夢のようだ。クライマーもハイカーも、まるで新緑のように爽やかに映る。雪融けが早いのは残念だが、雪の中で感じる春にはある程度満足した。少しずつ岩との遊びに向けて体を整えていかなければならない。なので、誰かが居てくれて仲間に入れてくれそうなら赤岩に行く。後ですーさんがやってくるのはわかっているので、早朝から一人で魔人岩に行く。人がいない時に下地の泥や石を取り除き、安全ビレイポイントや休憩処を整える。そして、体が整っていない今は、まだまだできそうにないムーブを考えながらルートを眺める。左足の置き場所や置き方、左手の持ち場所や抑え方について複数選択肢を考える。すーさんは、安定してカチクラックを抑えられるようになってき...のんびり赤岩散策でいいんだよ

  • シーズン初赤岩は、魔人岩

    雪融けの早さと29日の西暑寒別山行で、かなり雪の山に満足した。なので行けたら岩に行こうかな、ぐらいの気持ちで過ごすGW後半戦。すーさんが魔人岩に行くという情報をキャッチ。お付き合いさせていただいた。急斜面を下りて魔人岩基部に向かう。御大N道さんも同行。傘寿を越えても赤岩を歩き回れる尊敬驚嘆の方だ。かっぱは、まだ12dなどねらえる体ではない。すーさんの登りを見つつ、取り付き足場を整備する。よい眺めの場所で過ごすだけでありがたい。すーさんがTRセットしてくれたので、ムーブを試す。核心の3,4ピン目のムーブだけを何度もやってみる。写真はすーさんだが、試していたのはこの辺りのムーブ。少し足の置き方を変えたり、左手の持ち方を変えたりするだけで、体の降られ方が少し変わる。こういう研究を静かな場所でコツコツ行うのは楽し...シーズン初赤岩は、魔人岩

  • 大満足の周回ウロウロ&テクテクツアー

    GWは、雪シーズンの総仕上げ、気持ちのよいルートを巡りたい。そうして選んだのが増毛山塊、中の沢岳~西暑寒別岳~暑寒別岳を巡るコースだ。4月28日に林道入口で前泊。29日に運良く踏破することができた。29日朝は3時起床。星空に月明りが浮かび、好天を期待する。4時半には、登山開始。林道入口すぐの橋を使い、暑寒別川を渡る。ここからスタートすることで徒渉に苦労することもなく、中の沢岳を経由するルートを取ることができる。また、尾根も広いので残雪をつなぎやすいことも魅力と考えた。出だしの急登は、雪が硬いこともありシートラで処理。若干のヤブ歩きを強いられた早朝のシートラ急登は疲れる。1時間ほどすると暑寒別岳の尾根から朝日を拝むことができた。広い尾根は予想通り歩きやすい。残雪量も問題なく、ウロウロステップソール板はシール...大満足の周回ウロウロ&テクテクツアー

  • お花見フリー

    今日も義経岩。満開を少し過ぎたが美しい。早く着いたので、ウド探し。少しいただく。たまたま居合わせたMさんにアップ『南中央』のビレイをしていただいた。ありがたい。お約束の皆様が到着する。この日はHYさんの『オレンジつぶつぶ』RP予定日。見事2便目で完登。桜と新緑に紛れて美しい。かっぱは、AMさんと順番に登る。前週はマスターでテンションがかかった『大人の日』を無事クリア。その後『鞍馬の小天狗』11cをテンションいっぱいで2回。最後はお花見『ならの木』見下ろす桜が美しかった。前週と同じ本数。グレードは全体にアップ。シーズン開幕に一歩ずつ…。暖かく美しい春の日。お花見フリー

  • ネギ狩り済ませて岩に行く

    土曜は岩探索とネギ狩りに費やした。まだ柔らかいネギが満足できるだけ採れた。どんどん瓶に突っ込んで醤油漬けにする。先週漬けたものは、すでに少しずつ食している。うまい。春だ。日曜は義経岩に行く。気温が低めな曇りがちを予想して行ったが、反して暑いほどの好天。爽やかだ。ネギ狩りでロープを使っていたが、クライミングでロープを使うのは11月の半ば以来。5か月ぶりだ。まずは『ブラックホール』10bで体の状態を確かめる。ビレイをお願いするEさんに聞こえるほど体がパキパキ言うが、特に苦労なく登れる。少し足さばきが怖かったが問題ない。冬もきちんと登っている久しい方々にご挨拶。みなさんにとっては冬の室内トレーニングの成果を試す春らしい。『ひよどり越え』『オレンジつぶつぶ』『牛若丸』『大山崎ひとみ』など、4月のかっぱにはキラキラ...ネギ狩り済ませて岩に行く

  • 春を満喫 二ッ森679m

    倶知安と赤井川を隔てる稜線。この稜線中に1つだけ踏んでいないピークがあった。それが二ッ森。でも赤井川から登ると、どうも面白くないような気がして行く気になれなかった。それで倶知安側から登ろうと考えた。ウロウロスキーに最適な林道スタート。振り向くと羊蹄さんのお見送り。春の小川の横を幸せな気分で歩く。大きな砂防ダムまで来ると、適当な地形を登る。663mポコを目指す。送電線の真下まで来ると、地形図の詰まっている部分が崖。崖の前は、休憩によい広場になっていた。そこからの眺めはよい。傾斜は増すが、この季節はウロコがよく効く。シールをつけずに高度がかせげる。663mの東側の先に風情のある露岩があった。上がれば眺めがよさそうなのでボルダリングごっこ。3人で上がって、ピークを捉える。赤井川三角山はこっちから見ると格好のいい...春を満喫二ッ森679m

  • ようやくウロウロツアーと言える山歩き

    低気圧の進路が北寄りに変わった。これなら山もいいと思った日曜日。赤石山をからめて積丹の稜線を歩く企画。古宇川林道を行けるところまで車で行く。車止めから上がりやすいところを上がる、ということで結果的に急斜面を上がることになる。急斜面をぐいぐい登って何とか604ポコを少し南側から避けて歩きやすい尾根に出る。3人でなんだかムキになって登るうちにピーク台地が見えてくる。そしてピーク。珊内~余別~ポンネなどの積丹主峰群に鉞山など脇を固める役者を眺めるとともに、海と空の青の融合ラインを堪能する。赤石山ピークには三角点はない。300mほど南に998mの三角点ピークがある。一応そこにも寄る。不思議なことにこの三角点名は「珊内岳」というようだ。ではいわゆる珊内岳の三角点はなんて言うのだろうと思って確認すると、こちらも「珊内...ようやくウロウロツアーと言える山歩き

  • まだちょっと早かった

    近所のネギの生育具合を偵察に行かなくては、と思っていた。2週間前に濃昼参道入口の雪が融けていたのだから、海岸沿いならそろそろネギ狩りシーズンが近づいていると思ったのだ。しかし…。駐車場に雪がたくさんある。これは、だめかと思いつつも海岸沿いのネギ畑を見に行く。海岸沿いは雪なしだが、土のあるところまでいくと雪がたくさんついている。ありがたい気もしながら少しがっかり。しかし天気はよい。積丹を眺めながら、頭はまだまだ雪の世界。一応ボルダリングの用意もしてきたので、そのまま海岸を進む。小魚がちょこちょこ干からびている。今まで見たことないのになあ、と思いながら歩いていて、最近のニュースが思い当たった。そうかイワシか~。カラスやカモメたちが喜んでついばむ姿を想像しながら進む。久々のかっぱ岩。ここはもういいかな。なんだか...まだちょっと早かった

  • 裏から行けばいいんだ

    先週安瀬山に行こうとしたが濃昼山道入口の雪がなく断念した。よく一緒に行くUは、その週に円錐峰に行ったというので、円錐峰に行くルートをなんとなく眺めていた。すると、安瀬の裏側だということに気が付いた。「こっちから行けば雪あるなあ」ということで、行ってみた。ところどころ15㎝くらい雪がついた林道を1人で車を走らせる。1人だと、帰りぐちゃぐちゃになったら越える時どきどきする。ぐちゃぐちゃの除雪止め車を停めて歩き出す。時間的にまだ雪が硬いのでぎりぎりまで林道を詰める作戦にする。林道側面の雪はだいぶ崩れだしている。落ちてこないように願いながら通過すると熊の足跡。春先は標高が低い場所の方が足跡ありますね。周囲を見渡しながら歩くと雨が降ってきたので、しばし雨宿り。やまないから小雨の中歩き始めたらやんでくれた。この後も数...裏から行けばいいんだ

  • なかなかたどり着かないことがあるものだ

    安瀬山に行こうと思って濃昼参道入口に行った。でも、雪がない。100mくらい上がればありそうだが、ぐちゃぐちゃをスキー靴で歩くのも忍びないので転進。近いから別狩岳(南)に行こうと思った。最初に考えたルートで当別川を渡ろうとしたが、橋がこんなの。これは渡れない。一度スキー靴で上がってみたけど揺れがひどい。あきらめようと思いながら少し車を進めると別の橋が見えた。これなら渡れる。やったーと思いながらルートを確認。行けそうだ。むしろこっちの方が近い。という訳でスタート。まず、前衛峰の586mを目指す。平らで快適な湿地のような場所を抜けると針葉樹林。そして樹林を抜けると、586mが見えた。下からも見えていたが、近づくととてもいい斜面が広がっている。標高差300mをまっすぐ登っていく。下りが楽しみだ。前衛峰の眺めが素晴...なかなかたどり着かないことがあるものだ

  • オープンな爽やかさ

    倶知安方面から登りたい山があった。だが、峠前からずっと雪、峠を越えてもわさわさ降っていて500mより上は白い世界。単独だし、長いからこちらはパス。近場で雲がかかっていなさそうな「三宅森」という三等三角点Peakに転進。こんなところを数年前から目を付けているのもどうかと思うが、場所的には中山峠蓬莱山稜線とつながっていて色々と興味深い場所だった。どこまで除雪されているか確認に行くのが面倒で、たいしたことないと困るから人と行くのはためらわれる場所だった。単独転進だから丁度いいと思い、行ってみるとびっくりするほど奥まで除雪されていた。この道は最近除雪されたようだったが、アスファルト舗装も結構奥まで続いていて驚いた。歩き出すとすぐにオープンな沢型が広がって驚く。周囲の稜線樹林も密ではなく、オープンな感じ。林道を詰め...オープンな爽やかさ

  • マイノリティ・リポート

    久しぶり(おそらく10年以上)ぶりのキロロ周辺のBC。おまけに数年ぶりの山ボード。山中で会ったのは、みな太板ヒャッホーの英語圏の方々。気が付けば雪山マイノリティによるレポート。天気があまりよくないのは承知の上で、パウダージャンキー時代を思い出しわしわし登った満足day。スノーシューは経年劣化でバンドがボロボロになっていた。2月に数週間かけて調べて、代用品?になりそうな布バンドを見つけておいた。これを試したいのも目的のひとつ。沢型を抜けると、992mと1107mの間の沢型が広がる。右手の尾根を上がる。天気はだんだん悪くなる。白い世界で風が強く寒い。こんな日に限ってチェルトを忘れたので穴を掘り出す。風よけでいろんな工夫をしていると、だんだんおもしろくなってきてしまい半雪洞ができてしまった。天気はよくなっていた...マイノリティ・リポート

  • 今シーズンも1000mを越えることができた

    先週は所用にて外遊びを外してしまった。どこもガリガリを懸念していると、土曜にいい感じで積雪があった。数回見送ったオロフレ山、北から登る企画を実行に移す。スタート地点についてびっくり!しょうたろさん、Ogiさんパーティーがいる。こんなところから登ろうと考える人がいることに感動を覚えながら一緒に登ることにする。天気も上々。4人パーティーになったので、ラッセルが気にならないからみなさん速い。なんだか意地になって急登を登る。947mに続く稜線に出る。歩きやすく快適。風は穏やか、そして晴れてきた稜線を特に苦労なく進む。947mPeakを通過し、先行きを眺める。1049mPの登りは、風でガシャガシャしている。雪付きも悪く、それぞれ思い思いの登り方でクリア。反対側は楽しく滑れる斜面で雪質もよい。この辺りは風向きがころこ...今シーズンも1000mを越えることができた

  • 気温が上がる冬の日は…

    なんだか気温が高い。天気もいいなら、幸せなアヨロが楽しめるかと思い一人で向かう。でも、残念ながら太陽は薄い。それでも見知った方々を含め、10名程度はいらっしゃる。この時期に人が集まると、お互いのクレイジー度合いを称えながら談笑が続く。談笑を楽しみつつ、「ぬりかべ」と向き合う。どうも昔からやる気がおきないラインだ。でも有名だからやっときたい。数回やると左手の一本指に穴があくし、右手の2本指は開きがちになる。で、今回もここまで。やっぱりやめようかしら…。左手人差し指に予定通り穴が開いたので、「江差の春」に切り替える。ところが、これも左手人差し指が痛いではないか。数回やってあきらめる。ワイワイ楽しそうな声がするので行ってみると、なぞのトラバース大会が始まっていた。参加する。これはおもしろいし、体があったまる。「...気温が上がる冬の日は…

  • これはなかなかの天狗

    初めて名前を聞いたのは多分16年前。増毛の天狗岳。広い台地、標高差900m越え。急登と急斜面辺などなど、魅力満載。今シーズンはチャンスをねらっていた。でも雄冬、増毛辺りは天候が安定しないと何かと不安。しかも最近気温の上昇が著しい。翌日はまた気温が急上昇しそうだし、今日は高気圧が張り出していることから考えると、チャンスと思い、現地へ向かう。久々のseatosummitに出発。出だしは雑木の多い急登。ガリガリの上にふわっと積もった状態に少々不安が走る。Uと2人、巧みなラインどりとシールワークで急登をこなし稜線に出る。目的のpeak台地が見えてきた。三角点名「歩古丹」という719mpeakを通過する頃には、周囲の山々のガスもほぼなくなってきた。654mコルがなかなか深い。横には、なんだか気になる立派な岩塔が見え...これはなかなかの天狗

  • 身も心も充実するためには条件が整う必要がある

    桃内毛無山から遠藤山を経て、塩谷丸山に行ってみた。その辺の低山3つつなぎ。大先輩の一人S水さんが付き合ってくれた。途中人と会わず、2人でのラッセルは深く、天気は手頃、稜線は快適。軽い雪ではないけど、踏むとぽわっと浮く感じの雪もよく、体は疲れ、心は充足した。出だしは林道。ショートカット後に気付いたが、除雪が入ったような感じがけっこう上まで続く。尾根も広く登りやすい。3時間ほどで桃内毛無山Peak。ヤブの低山Peakに着いただけなのに、結構満足。稜線を行く。こんな大きな針葉樹の森とカンバの森、植林細め針葉樹の森が、交代で出てくる広い尾根。静かでいい。遠藤山Peak。ここは2度目。ただのポコっぽいが、なぜか明るく清々しい。ちょっと滑る。このコースを考えたきっかけが、塩谷丸山西斜面の崖マーク。ピーク岩稜と同じよう...身も心も充実するためには条件が整う必要がある

  • 940mもあるのね。ひっそりしているのに…。

    その稜線は留寿都村から洞爺湖と、壮瞥町及び旧大滝村に途中で分かれてつながっている。先々週登った長流山までも、尾根をたどろうと思えばたどれる。800mくらいのポコは、いくつもある。おもしろいなあ、と地図を眺めているうちにその中のひとつ「竹山」に行きたくなった。なにせ地図に名前が出ている山ですし…。人が少なそうな洞爺湖側から入ることにする。夏でも、どこまで続いているか定かではない道路を行く。回りが牧場なので広々して気持ちがいい。広い斜面を緩やかに登っていくと、しばし針葉樹林。穏やかに育っていて素敵な針葉樹たち。すぐにカンバ林。斜面は広い。樹間もほどよく滑るのに問題はない。稜線台地まではほぼ無風だったが、台地に出ると結構風が強く吹雪いている。少しでも眺めがよくならないものかと、のんびり休憩する。ポタージュスープ...940mもあるのね。ひっそりしているのに…。

  • 幸せピカピカ

    先週の山行中、浦臼山の新ルートの話を聞いた。浦臼方面は天気もよさそうなので、では行ってみようかということになった。朝焼け色に山肌が染まる中、浦臼方面へ向かう。鶴沼ワイナリーの立派な建物を横目で見ながら車を進めると、沢沿いの除雪止めに至る。先に登っている人はいなさそうだったが、前日のトレースがしっかりついている。けっこう評判のルートのようだ。登り方、下り方も皆さん自由に考えているらしく、多様なトレースがあった。少しだけ林道を歩き、すぐに沢型に入ってみる。沢詰まりをそのまま行くような形で登っていくと、490台地に出た。天気がよくて暖かい。すぐにpeak稜線が見えてくる。滑ったトレースがたくさんあって、尾根に戻る戻り方も多様なようだ。peak近くに崩壊斜面が見える。そして目の前には雪庇の亀裂。でも、昨日も今日の...幸せピカピカ

  • おさるのお山

    大滝村の南東側には徳舜別など有名どころが並ぶ稜線がある。谷間の村なので北西側にも稜線があり、低めのピークが並んでいる。その一番北が長流山(おさるやま)697m。今日は、そこに上がり稜線を歩いて並びの823m峰(点名:津軽実不)まで歩いてみる。林道をたどり、そのまま尾根に取りつく。若い針葉樹林を抜けると、カンバ帯。こちらも若い。で、1時間ちょっとでPeak。看板ありましたね。高さからすると、もう少し積雪が増えるのね。広い稜線だけど、細カンバ地帯で眺めはいまひとつ。でも平らな台地を行くのは気持ちがいい。4人ともステップソール、うろうろウロコ板なので、シューっと進んでいく。823m峰東の肩から下る予定だったので、斜面の様子を観察するために端を歩く。すると眺めのよいところもあった。白老方面の山々が遠望できる。82...おさるのお山

  • また、アヨロに来ちゃった

    平日休み。雪の山に行こうと思って天気予報を見ていたら、登別の最高気温が5℃、というのが目に入った。1月に☼マークで5℃って、どんなに幸せなことだろう、と思うと行きたい気持ちを抑えられなくなった。早朝、前日の豪雪片付けを済ませて、アヨロを見に行く。こんな感じ。思ったより天気はよくないが、寒さはない。奥の浜を見に行くと、いつもは10mぐらい沖にある岩にほぼ浜がつながっている。こんなに近いのは初めて見た。後から、もう一度行くと、まったく濡れずに岩にタッチできた。おもしろい。背後の岩をよくよく観察すると、まだ見つけていなかった終了点も見つけた。紫の線は、11月までの砂の線。海も下がっているのかな?気温を見て体験したくなっただけなので、特にやりたいことがない。「クロイダー」を少し触ってみるが、やる気がないので全然で...また、アヨロに来ちゃった

  • 天気予報ってほんとにあてにならないなあ

    3日前の予報で、登別予報がピカピカだったので、アヨロに行こうと思った。でも、前日の夕方になると曇り/雪に変わっていた。低気圧の端に包まれていることは天気図で知っていたので、これは無理かな、と思った。でも、行ってみた。午前中勝負だと思っていたから、早めに出た。当然朝日に出会う。この朝日でがぜん期待感をもつ。白老まではピカピカ天気。ところが虎杖浜が近づくと急に曇り、まさにアヨロ直前で視界が悪くなるほどの雪。ここまで来たら仕方がないのでとりあえず岩の下に避難。吹雪いています。合流したしょうたろさんとあきらめムードでチェルト避難ごっこ。中でお湯を沸かし、まだ9時過ぎなのにカップラーメンを食べる。コーヒーも入れて、2人で飲み終わる頃、雪が穏やかになってきた。吹雪いていないならちょっと登るかな…、と言いながら、アップ...天気予報ってほんとにあてにならないなあ

  • 近場の積雪量偵察

    稲穂嶺は単体で行くには短いことと、線路を渡る行為が気になって行っていなかった。短い時間しか取れなかったので、積雪状況を見に行くにはちょうどよいと思った。道中の雪も見る。毛無峠までは確かに雪が少ない。が、キロロに近づくにつれて笹藪が隠れてくる。昨日から20㎝程度は積もったらしい。新鮮な真っ白な雪で樹氷が美しい。登り始めは針葉樹林。すぐに開けてくる。ラッセルは30㎝程度。板を滑らせるように登ると、板の先がぎりぎり見えない。いい雪だ。1時間程度で、稜線が見えてくる。広い沢型の開け具合がいい。笹がちらちら見えるが、滑るのには問題ない。Peak近くで振り返ると、新幹線の工事が進んでいることがわかる。赤井川の道の駅近くにも橋脚ができていた。新幹線の窓から道の駅が見えるのかな?Peak。稜線は風が強い。さっさとシールを...近場の積雪量偵察

  • ひさんじゃないよ。飛散岳686m

    ようやく雪のウロウロツアー開始。雪が多そうな場所を考え、飛散岳周遊。ルート図は、こちら。大きくなります。スタートしてすぐ、この側溝渡れないねえ、と言いながら進む。すぐに普通の沢になり、ここが第一関門。軽くはないが深くは埋まらず、滑りにはよさげな雪の上を快適に進む。1時間ちょっとで、愛冠Peak。小さな看板がささやかで愛らしい。進行方向を眺める。まず、新送毛トンネルの上を越えに行く。微地形とよくわからない入り方をしている林道跡?に少々悩み尾根伝いを行く。ウロウロ板なので、こういう場所はシールをつけずに気楽に進める。Co510mの真上を避け、急斜面を意地になってぐいぐい登ると、飛散岳Peak台地。先行Uくんは、にせPeakにだまされず、サイドを通過。そして、飛散岳Peak。看板はなかった。ピンテがぽつぽつ。「...ひさんじゃないよ。飛散岳686m

  • 20日ぶりの外活動

    みなさま、あけましておめでとうございます。12月後半に人生の野暮用が重なった。雪が降ったのに野山を歩くことなく12月を終えるのは、過去10年はない。それ以前も、板もはかない、というのはないに近い。しかし他と共に歩むのが人生ゆえ、受け入れねばならぬ…。という流れで、元旦からアヨロに足を運んだ。積雪状況を確かめたかったので支笏湖経由。初日の出を拝む。アヨロに到着。素晴らしいじゃないか。最近の経験でマイナス気温予想でも、太陽さえ出れば暖かいことはわかっている。この日も太陽が出ているときは、休憩中、無理なく手袋がいらない気温。積雪のない草むらの上と、アヨロの岩は、予報以上の暖かさを生み出す。アップするものが暖かい場所にないので、仕方なく「マントライザー」をやる。この付近は積雪も積もらず、岩も雪を受け付けていない。...20日ぶりの外活動

  • 海のそばだけは暖かいはず

    気温予報は1℃とかだった。が、先週の経験から、太陽が当たれば予報+3℃は行くだろうと考えた。多分、それ以上の気温の瞬間があったはず。よい。到着がいつも早いので、着いたときは誰もいない。1人で曇り空の下、「1月の花」リベンジをやった。真ん中を過ぎると、太陽があたる。スタートですったもんだしたが、上がり始めたらそのままトップアウト。下りて満足感に浸っていると、クライマーが次々とやってくる。昨年末までやっていた「マントライザー」をやる方もいたので、やってみようかなと思い、3回ほどトライ。見ていたKGさんが「未踏クラック」とともに、近くのクラックを眺めている。そしてやってみると言い出した。2人でそうじしたり、登ったりするが、最後が怖い。詰まっていた泥をとったばかりなので、手が湿る。それでも、何度かやるうちに解決が...海のそばだけは暖かいはず

  • やっぱり太陽!

    太陽を求めてアヨロに向かう。当たりだ!晩秋アヨロ4回目にして、初めて、港から岩場に曲がるところの水たまりがなかった。早く着いたので、とりあえず今シーズンは触っていない「オレンジスラブ」をやる。奥に拠点を作り、暖かさと太陽を満喫していると、近しい方々が続々やってくる。なのに、奥でこっそり「命のファイヤー」をやる。出だしのクラックによだれみたいな筋がたくさんあって、こすると泥上になり、滑る。それでも数回やるうちに、小さいホールドを見つけ、上のガバが取れるようになった。そしてトラバースパート。トラバースパートの、すぐ届くガバには、土がたまっていた。その後のトライで、何とかこすり落とすが、やる気は失う。写真は、ONさんの「命のファイヤーダイレクト」トライ。青空いい!すきまチムニーも勧めると、初アヨロの方と2人で楽...やっぱり太陽!

  • 暖かい日だったのに…

    1つの好条件で判断するとうまくいかないこともある。暖かいからと言って晴れているわけではない。アヨロに行った。ずいぶん陸地が増えている。しかも!「楽園」は1m程度下地が下がっている。埋まっていくばかりかと思ったら、そうでもないらしい。これは奇跡の変化を目の当たりにしているのか、それとも日常的な変化なのか…。今後も観察しよう。断続的に小雨が降り続く中、やんだ隙間に勝手な隙間課題をやる。濡れていないところをやろうとすると隙間課題になるという話。なんかちょっと乾いているような気がする「いのちのファイヤーダイレクト」ファイヤーなのに湿っている。3回やって、チョーク打って、晴れ間を待って…。4回目で登れた…、みたいな感じで結構がんばる。またまたまた、雨。コーヒーブレイク。小雨の中、隙間チムニーを勧める。ここは濡れてい...暖かい日だったのに…

  • 暖かいのだけど天気が不安定

    KGさんが、クラックリベンジを願ったので、アヨロに向かった。しかし、小雨が降り続く。波も高い。1時間以上ぼーっと過ごす。だいぶ天気が良くなったが、「楽園」は、すぐそばまで波が来るし、ぬるぬるしている。「渚から来たもの」は、上部の斜めテラスの苔が湿っていそうで怖い。あちこちの終了点を見て回り、なんとなく簡単そうなものに取りつく。テラスに上がると凹角にはまる。左右に手足や体を張っていけばいいや、と思ったがカムが決めにくい。不安定な体制で、中間地点に何とか1つカム決めてため息。そこから、体をじりじり上げて、ちょっと安定した体制で2本まとめて決める。何とか登れた。ちっとも簡単じゃなかった。KGさんもリードトライ。他にもハーネスを持っている方がなぜか多く、次々にトップロープで遊んでくれた。勝手に「セクシーJ」とか、...暖かいのだけど天気が不安定

  • ソルジャーブルーありがとう

    10月1日にRPしたソルジャーブルーのfixロープを片付けに行く。取り付きに行くために15m上がらなくてはならないので、そのためのロープだ。周囲にトライしている方がいたので、そのままにしてあった。だが、そろそろシーズン終盤。皆様にお断りしてお片付け。いろいろぶら下げるために、余分に巻いていた。ロープは、全て取り払いすっきり。管付きビナは3枚残置。ここ数年の物なので来年も開け閉めできるでしょう。下降する前に見上げる。余韻。遠景も浸れる。大黒岩さんありがとう。ソルジャーブルーありがとう

  • 晩秋の楽園

    まだ、ぼんやりと腰回りが痛い。だから運転姿勢が続くとなんとなくつらい。でも、岩と仲間を求めてアヨロに向かう。あー、太陽がありがたい。焚き火の準備を整えてから、その辺でアップ。『楽園』10cをやろうという話になった。KGさんがいるので、ここに合うカムが充実する。赤2,青2、黄色1、緑1と、少し小さめ1の7個をまめに決めながら登る。あまり考えないで取り付くと、怖い疲れで何度もテンション。上部のクラックが広がるところで力尽きてしまう。2便目は2テンくらいで何とかなった。のんびり休憩。焚き火がうれしい。KMBさんやONさん、Haさんらがやってきて、楽園TR大会になった。どこかの子連れクライマー一団が来て、珍しく奥の浜がにぎわう。時々、小雪が舞うが、晴れ間もやさしい。この日は、奥の浜の方が暖かい。海も焚き火も美しい...晩秋の楽園

  • ぎっくり腰のおかげでゆったり紅葉を堪能

    4日は義経岩。素晴らしい秋晴れ。平日の間、若干体調が悪い上に腰にゆるい痛みがあった。だから、3日の日はおとなしく過ごし、お気楽な気分で中山峠を越えた。ONさんが「子どもジュスティーヌ」をやるとのことで、かっぱは「ジュスティーヌ」をがんばる。N師匠とHmさんも一緒で、それぞれ秋を楽しむ。こんなに晴れていたんだもの。ポカポカして昼寝気分が漂う。遅れてカノマーファミリーがやってきて、にぎわいが増す。小学生Riちゃんは「イチゴ農園」を初リードでRP。子ども&若者に刺激を受けることが多い最近。「スペシャルランチ」トライも眺めることができた。なんか、花札みたいな写真だ。ランジでびたっと止まる瞬間を見れたのは気持ちがよかった。Hmさんが夕方まで粘る。ドキドキハラハラのトップアウトには、夕刻の寒さを忘れた。それにしてもよ...ぎっくり腰のおかげでゆったり紅葉を堪能

  • 紅葉の銭天

    銭天と言えば、銭函天狗岳である。ここには高度感のある雰囲気のいい岩場が広がっている。ハイカーに紛れて紅葉の山道を歩く。札幌近郊低山の黄色い山道は、とてもいい。急登を登り終えると、岩が見えてくる。到着して、すぐリゾートクラックを登る。上部「エスキモーロール」に打たれたボルトルート2本がお目当て。だが小雨が降ってきたので、一旦撤退。断続的に降る小雨にブーブー言いながら、コーヒーブレイク。暇なのか、KGさんがムンターヒッチの研究を始めたので付き合う。小雨はだいたい上がったので、とりあえず「ウルトラセブン」1P目をやることにする。リードでカムをしっかり決めて、KGさんにリードトライしてもらう。5.9というグレードになっているが、ドキドキ感的にはちと辛い。レイバックを決めた体制から、ガバを捉え見事に完登。戻って、ま...紅葉の銭天

  • にぎわった修験

    土曜は、行きたいところと人が一致しないことがしばしばある。だが、今回は大勢集まった。朝9時ごろ、壁の前についてみると、あちこち濡れている。転進も頭をよぎったが、まあ、登って考えますか、ということで「陽当たり良好」。Onさんのねらいは、「狐の嫁入り」なので、そのままTRをかける。岩が乾かないので、ユマーリング練習を始める方。紅葉とのコントラストがいい。そうこうしているうちにうわさを聞いた?仲間たちが集まり始め、にぎわう。落ち葉と、水が流れた崩れがあるので、おしゃべりを聞きながら点検作業。労働の後の眺めの良い場所での昼食はうまい。「意志を継ぐ者」は、2便ほど。うまく捌けないのは核心だけ。だから、マグレで行けるかな、とも思ったが、そうは甘くない。足を丁寧に動かせるようになり、飛びつく体制を作れるようになったが、...にぎわった修験

  • 夏タイヤだったから中山峠は通らずに…

    雪が積もる中山峠のライブカメラを見てビビった。千歳~大滝経由でのんびりと義経岩に向かう。壮瞥町で小雨に辺り不安を感じるが、岩はどんよりした曇り。KGさんが1人佇んでいた。寒いので土木作業。岩前庭の桜の木の横が少しずつ流れている感じがするので、石垣を組む。掘って、石を運び、設置して、埋めて、固定するの繰り返しで温まる。これ以上崩れないようにしたつもり。どんよりした中、交代で登り始める。かっぱの1便目は、「大人の日」。パワーを感じさせず軽やかに登りたいが、そうはいかない。終了点からの眺めがいい。時折晴れ間もある。染み出し0で、岩の状態がとてもいい。問題は冷たいことだけ。一度も触っていない「鞍馬の小天狗」をやろうかどうか悩む。「イチゴ農園」を登って、下りながら「鞍馬の小天狗」にヌン掛けすることにする。「イチゴ農...夏タイヤだったから中山峠は通らずに…

  • 魔人岩にお散歩

    寒いし、雨予報だったが魔人岩に行くという方々がいたのでついていった。行ってみると、晴れている。地面にくっついていた残置ロープで懸垂すると、泥水が跳ねて服が汚れた。「閃光に向かって走れ」という12dのルートがあり、これが同行の皆様のお目当て。だが、下部3分の1は濡れている。それでも横から上がって、TRにして遊ぶことにする。そういう汚れ仕事は得意分野なので、適当に上がって終了点整備とロープ掛け。20分程度で終わり、遊びだす。かっぱは、下地の整備。もしかして来年やりたくなると困るので、なるべく快適になるようにする。落ち着いて居られれば、眺めの満足感も高い。最後は順番に隣のルートの「ヤンサ囃子」10bをRPしておく。その後、KMBさんが「石狩浜マシンガンウェイブ」をやるというので、トリコニー岩に立ち寄る。雲行きが...魔人岩にお散歩

  • 「エカシ」おかしいなあ

    久しぶりの青巌峡。「マサイ族」やって、「エカシ」4便。「エカシ」は、あっさりできると思っていたのに、できず。クライミング楽しいね。様々な岩で、「クライミングの秋」というタイトルでアングルを考えながら写真を撮った。こうもり岩「若い者には負けられない」ぶったまげ岩「日高源流エサオマン」えらいこっちゃ岩「天国列車」ぶったまげ岩「ダイナマイトボンボン」シーズン終わりの成果を求めて、にぎわいの青巌峡でしたね。「エカシ」おかしいなあ

  • 暑い⁉ 紅葉は進んでいるのに…

    相手が見つからなかったので、1人で修験へ。新しい武器を手に入れた。試し切りに、アプローチ道を邪魔するものたちをバツバツ切っていく。歯の構造のせいか、安物のくせによく切れる。今日も美しい眺め。「意志を継ぐ者」前回のトライで、核心部の足運びさえ整理すれば行ける気がした。だから、ぶら下がって足運びの確認をした。印をつけては、ムーブを試すのを繰り返して、一度下りる。誰もいない時は、地面を整えるチャンス。すぐ崩れてくるところを中心に足場をのんびり整える。整える~眺める~整える~足運びを考える…。ロープは垂らしっぱなしだったので、再度、足運び研究に上がる。なんか整ったような気がする。2人組のクライマーが来たが、気持ちは終わっていたので、ご挨拶だけした。眺めながらカップラーメンをすすり街の人に戻る。街は22℃もあってび...暑い⁉紅葉は進んでいるのに…

  • 秋晴れの平日休みに…

    数少ない週の真ん中平日休み。そして秋晴れ。お相手してくださる方が見つかったので、修験に向かう。積丹半島が澄み渡る。何度も登っている『陽当たり良好』と『甘い男』を純粋に楽しむ。そして、同行の方お2人共、『陽当たり良好』RP。NKさんは、『甘い男』までRP!1日2本のRPって、すごい。かっぱは、『意志を継ぐ者』2トライほど。核心部さえ越えられれば何とかなりそう。KSKさんの『拝啓吉田様』トライを見守る。よさ気な感じ。秋晴れの中、平日チャンスしかなかなかご一緒できない方々とクライミングを楽しめた。秋晴れの平日休みに…

  • 余韻に浸りながら、相方のRPを祝う

    ソルジャーブルーRP翌週。惜しいところまで行っていたKGさんに付き合う。素晴らしい秋晴れの2日間。日曜、ヌン掛けを引き受け、あわよくば2週連続で登れる誉を得ようとするが、何が何でも登る気持ちではないことを岩に悟られ、怖落ち。やはりこのルートは只者ではない。KGさんは2本トライし、2本とも核心を突破するも、核心後のカバ取り落ち。毎週続いていたソルジャーの後にアルパイン的な活動は控え、翌日の登りを誓い、大黒岩を後にする。月曜祝日。自らユマーリングをこなし、1便目で見事なRP。前日落ちた箇所でプルプルしながらもおさえた登りで、ビレイにも力が入った。かっぱも、また試しにやってみるが怖い気持ちを抑えきれず、1テン。KGさんとは落ちるポイントが違っていておもしろい。2人でたっぷり余韻にふけり、大黒岩を後にする。峠で栄...余韻に浸りながら、相方のRPを祝う

  • 虹と雨のバラード

    「ソルジャーブルー」12dを見染めたのはいつのことだったか…。多分20年位前だと思う。「あんなルート登れないよなあ。」と思ったのは、登りたいからだったのだろう。先週の核心越え落ちを振り返り、余計なことは考えず、心のみを研ぎ澄ませて臨んだ1便目、つまりヌン掛けマスター便。昨日も人に言ったセリフ、「もうマスターでも関係ないはず。」核心ガバを少し取り損なっても、終了点手前で雨が降ってきても、「掴んだものを離さなければ落ちない。」と心に定め乗り切った。41回目のトライ。この間付き合ってくれた方7名。そして、初登者を含め、このラインに関わった人、みなさんに感謝!同行のKGさんも、安定して核心を越えるようになっている。短期間ですごい。圧巻は、この日初めて同行した若者Nくん。1便目で、これまでかっぱが5,6回ずつかけて...虹と雨のバラード

  • 清々しい悔しさ

    今日もソルジャー完登を目指す。1便目はヌン掛け便。平日夜、布団に入り目をつぶると、ホールドやスタンスが脳裏に浮かぶ。だからイメージトレーニングはばっちり。結局スタミナが続かないだけなので、ヌン掛け便でも行けちゃうんじゃないかと思っている。で、核心前までは、スーッとこなす。核心の左カチを持ち切れず、落ちる。2便目。これまたスーッと7ピンまでをこなす。スムーズだ。1便目のミスは、左手の持ち方を変えることにより突破。スタミナ切れサインが、動きを邪魔するが、核心ガバは捉えた。次のハングを越えた大ガバ取りに不安はないはずだったが、ここまでスタミナ切れを抑えてノーテンで来たのは初めて。心が乱れたのだろう。ガバまで手が届かず。小さな過信を見逃してくれない。或いは、ソルジャーが放してくれないのか…。素晴らしい天気に清々し...清々しい悔しさ

  • 濡れていないのはどこだ?

    天気予報で雨マークが消えた。夜は降っているけど、場所によってはやめば乾くでしょう、ということで、今日も赤岩に向かう。3日連続で体は疲れているけどね。KGさんと西壁カンテを登って、途中で「春の日」をこなし、上に抜けて赤壁上部に降りて「ハンマースミス」と「ロックスミス」を楽しもうと考えた。が、西壁カンテ取り付きの岩はびしょびしょ。「ちょっと待ちますか」とのんびりしていると、やんでいた雨が降り始める。雨宿りにクリスタル下に避難。時折青空も見える上に風が心地よい。でも、小雨はやまない。ウトウトタイム…。「まあ、1ピッチ登ってみますか」と、湿っぽい岩を登りだす。1P終了点に着くと、不思議な現象に気が付いた。カンテ右側の岩は濡れている。でもカンテ左側は乾いている。つまり「春の日」面は濡れているけど、カンテ沿いは乾いて...濡れていないのはどこだ?

  • 心と体が一致しない

    土曜にヌン掛けできないかと思い、声を掛けるとDzさんが付き合ってくれた。あ、「ソルジャーブルー」12dの話。ここは、今日もきれい。間近で初めてソルジャーブルーを見上げる男。海と空の境目がくっきり。そして、彼は初めて触ったルートで圧巻の粘りを見せてくれた。RP意識のかっぱ2便目。2度目の7ピンまでノーテンから、核心に新たなスタンスを発見し気持ちのよい1テン。翌日に期待をかける。で、翌日、日曜日。久しぶりに胎内巡りから降りる。この日の相方のKGさんは好調。気合の登りで7ピン越え。かっぱは珍しくあちこちで「RPしてきます。」と豪語して臨んだが、なんと6ピン後のムーブ調整に狂いが生じる。ボロボロ、グダグダ。2便であきらめ、謙虚な気持ちで終わるために不動岩稜を登る。不動の眺めはいい。ソルジャーブルーもまっすぐ見られ...心と体が一致しない

  • こわい、暑い

    ようやく涼しくなったと思って再開の「ソルジャーブルー」。取り付きに行くだけで汗だく。でも、眺めは美しい。ヨットがまぶしい。いいな、あれ。久しぶりのソルジャーは怖い。ヌン掛け便は、各駅停車。でも、各ムーブには何の問題もない。つなげりゃいいんでしょ、という感じ。だけどこの日は2日酔い。酒とクライミングを両立させて楽しむのは、難しい年頃だ。同行してくれるKGさんは、早くも6ピンまでノーテンを達成。だけど、2人とも2便で限界。2便ずつだと早く終わるので、暑い中、なぜか「オレンジ」に行こうという話になる。祝津側に車を停めているので、車に戻り峠に移動。トビラ岩に着くと、珍しく「オレンジ」を登る人がいる。どうやら、RPの瞬間らしいので、息をひそめてしばし見学。見事RP。ええもん見れた。KGさんと2人で、「オレンジ」を1...こわい、暑い

  • 避暑地、西奥

    土日続けて、涼しげなクリスタルフェース。新しい出会いと素晴らしいRP。果敢な挑戦に、久しぶりの方々。盛りだくさんな2日間。初めてここまで来たという方も、果敢に石狩湾を触る。秋の空が美しい。KMBさんもムーブを研究。そしてKNさんは、1トライ目で見事RP。圧巻かつ美しい登りに見惚れた。そんな中、かっぱは「上を見て」でアップし、「天まで登る」12bをやってみる。途中途中休めるので、腕は大丈夫。怖いところもあるけど、おもしろさと感じられるので、それも大丈夫。でも、なんだかわからないけど消耗する。何を消耗しているのかわからない好ルート。だから、この日は1便のみ。44に寄って、知ったみなさんとお話と観戦。日曜日、連荘でKMBさんと登る予定のところに、マリオさんが楽しい仲間たちを連れてきてくれた。この日は結構やる気あ...避暑地、西奥

  • 涼を求めて…

    ラルマナイ川支流に金山沢というのがある。知人から情報をいただいたので、行ってみる。地形図を見ると、ゴルジュ地形のように見える。何が出てくるか楽しみ~。支流に入ると、川は広いがすぐに壁に囲まれる。軟石状の岩だから、形状が自由でおもしろい。壁に苔が生えるのも、軟石だから。景観の幅が広がりますね。狭まれた地形、そして夏の緑、太陽と青空。眺めには大満足。地形図のゴルジュ地帯が終わるころまでは、沢自体に特筆すべき点がない。おかしいなあ、と思いながら進むと、大滝が現れた。20m越えの滝。さみだれ状の流れが美しい。直登できるかじっくり観察。中央シャワークライミングは可能と見たが、中間支点を取る物を持ってきていない。さすがに、この高さを中間なしで登る気にはならず、素直に巻き道。巻き道が立派でびっくりした。これで終わりかと...涼を求めて…

  • 小雨とガスに包まれて

    誰もが登れることを疑う天気予報。外はすでに降っている。それでも登れるものなら登りたい2人は、セバチバナに向かう。(天気予報で2人になった…)いつもなら、岩内市街に入ると「ほら、道路乾いてる!」などと歓声を上げるところだが、残念ながら岩内も小雨。(岩内道路が乾いていても登れないこともある…)さて、到着。小雨は降っているものの、登れるルートもありそうな気配。迫りくるガスにおびえながら、しばし待つ。岩の白いところは乾いている。黒さが際立つところは、湿っている。「ビックママ」から、陸側のルートは登れそう。かっぱ1便目は「モッコライ」10c。核心部で大きな蜘蛛の巣をはがしながら登る、というグレードアップがあったが、濡れてはいない。Eさんは、「高浜の白波」10d~11a。中間部の湿り気はあるが、何とかこなす。状況好転...小雨とガスに包まれて

  • 湯めぐりツアー

    ガイド付き湯めぐりツアー。対価は、労働のみという破格の待遇。今年は、支笏湖でさえも暑い。だから、自由に泳げる。潜っても冷えないけど、行く先ではガイドの方が湯をチェックして待っていてくれる。1つ目の湯は、入っても濁りにくく、かつ深い。2つ目の湯でも早々に上陸し、状態をチェックしているガイド氏。ぬるめと言うが、十分暖かい。3つ目の湯は、周囲の環境がよいのでまったりすることにする。以前、ちびアメマスを釣り上げておいしくいただいた。湯のまわりは、エビが集まる。だから、なんとなくちびアメもいるのかと思い、竿を出す。でも、ウグイしか釣れない。しょうがないから、ウグイを焼いてみた。これで夏の食糧難なら、エビとウグイで何日か過ごせるかしら…。泳いだり、湯を深くしたりしながら、今後のプランを夢想する。潜っている2㎝ほどの小...湯めぐりツアー

  • Summit to sea ②

    前日の沢登り後、須築漁港で車中泊。マグロカヤッカー、ウッシーとの再会、懇親を楽しんだ。須築川の夕暮れに過去の沢登りへの思いを馳せる。もう須築の遡行はできる気がしない。前夜のウッシーのアドバイスが的確だったことが、朝はっきりする。とてもカヤックを出せる波ではない。という訳で、川下りに変更。朱太川へ向かう。海に1台車をデポし、ネップ川が入る少し下流、船を出せる場所がスタート地点。朱太はアイヌ語で「シュプキ(葦)」「プトゥ(合流点)」という地名から川名になったらしい。「スッツ」も、元は同じ言葉だそうだ。中流部だが、川幅は狭い。もちろん水はきれいで適温。かっぱのための川だ。そして水中には結構な大きさの鱒がたくさん泳いでいる。ここは鮎釣りでも有名で、鮎らしき大きさの魚もピョンピョン跳ねる。川下りは一生懸命漕ぐ必要が...Summittosea②

  • Summit to sea ①

    天気が安定しないので、行き先で混乱した。登りが楽しい軽い沢、ということで、狩場山千走川南東面直登沢に落ち着いた。前泊して、下山後は海でカヤック、という贅沢な計画を考えた。賀老高原キャンプ場キャンプブームが嘘のように誰もいない。おじさん二人で炭火焼き鳥を楽しむ。11日、沢が短いのでのんびり出発、と打ち合わせをしていても、おじさん2人は朝が早い。6:15に沢の出合い。ここは、出だしこそ狭っくるしいが、広く明るく楽しい沢。短い中に楽しみが充実していて好きな沢だ。体力がないくせにペースが遅くない。7:00前にはCo820mに達し、ナメが始まる。小滝もどんどん出てくるのであきない。暑いので、ワザとのようにシャワークライミングを重ねていく。太陽が登るとともに沢はどんどん明るくなり、Peakへの道が目の前に広がっていく...Summittosea①

  • 迫りくるガスを回避する秘密が知りたい

    週末登り足りず。悶々とする。本日月曜、仕事を休み修験の壁へ。よいではないか。最近にしては気温も少し低め。KGさんが誘いに乗ってくれた。塩谷方面はガスに包まれたり、眺めが出たりを繰り返す。そのたびに前日のように真っ白になるのではないかとドキドキするが、なぜか今日は持ちこたえる。不思議なものだ。はじめはいつもの「陽当たり良好」その後、「意志を継ぐ者」をインチキリードでトップアウトする。クラックと上向きホールドのぬめりに悩まされるので、TRで遊ぶ。2便出した。ムーブ解決をだいぶがんばった。KGさんも一緒に格闘。ここでの待ち時間は地べた整備。風情を壊さず、居心地の良い場所を目指す。おじさん2人で過ごす、山の中の避暑地。登ると暑いですけどね。迫りくるガスを回避する秘密が知りたい

  • 急に天気が不安定になってきた

    5日、天気が悪いと思いつつも、岩場を見ないと気が済まない人たちが集まるというので、赤岩峠まで車を走らせる。湿った空気と大地を眺めながら、とりあえず44に行く。湿りとぬめりを恐れない4人の仲間と、関東から来たクライマー3名がいた。S-さんが箱庭エリアの隙間整備をやっている。雰囲気は、亜熱帯多雨林。思いのほか暑いのでやる気をなくしたが、みなさんがんばる。岩の表面は乾いているのだが、湿気のせいかぬめる。安全のために、基本TR。気付けばロープが3本もぶら下がる貴重な眺め。そのうちの1本は、自分もなんか登らねば、と思い垂らした「コーラスライン」20年くらいまでに「嫌いだ!」と思って、手を付けるのをやめたライン。やっぱり嫌いだ。いちいち指が痛い。みなさんを感心(苦笑)させるムーブで解決して、何とかトップアウト。そのう...急に天気が不安定になってきた

  • こんな海の洞窟もあるんだな

    29日に行ったセタカムイからロウソク岩の遊びを動画にしました。狭い海中洞窟がおもしろいかと思ったので…。海の洞窟や、ロウソク岩に興味がある方はどうぞ。こんな海の洞窟もあるんだな

  • 毎年草刈りしたいんです

    近所に泊まっていたので、かなり早朝にセバチバナに到着。ここで草刈りをしながら、3人の方々来られるのをのんびり待つ。やっぱりセバチは涼しいなあ、などと思いながら草刈りすると、汗だく。30分ほどで休憩し、天を仰ぐ。2回目の草刈り最中に、KGさん到着。ちょうど刈り分けが下まで通ったところで、休憩、談笑。その後しばらくして、Eさん、Aさん到着。またまた談笑、この暑い時期に高グレードを登り切った人の話などたわいもない話。みんな登り始めたの餌、KGさんのビレイ後に「ビックママ」を登る。「ソルジャーブルー」のおかげか、カチがしっかりもてる。Eさん、Aさんが順番に「ビックママ」トライを始める。2人とも勢いがあるが、全員登るたびに汗が噴き出す。時々、思い出したように草刈り。それに触発されたのか、KGさんも取付雑草をちょいち...毎年草刈りしたいんです

  • カムイと神威を考えて海を漕ぐ

    暑い日が続いている。海を漕ぎたい。道がなかった時代に思いを馳せながら、セタカムイに向かう。「カムイ」という言葉はおもしろい。いつから漢字が当てられているのだろう。和の者とアイヌ、もしくは北の海の者が一人の人として出会うことがある場所だったのではないか、と妄想し、その様子を思い浮かべたりする。振り向けば、確かに犬が遠吠えしているように見える。主人を思う気持ちが神になるのもいい。Uがトンネルをのぞき込み、「奥から光が見える」と言う。では、行ってみるか、ということで入る。狭い。最奥で両壁を手で触り進むと、光が強くなった。縦にだけ空間が広がり、感動の出口が見えた。しかし、出口のみ船が通らない幅。よっこらしょ、と船に立ち上陸する。写真が出口。船を縦にして引っ張り上げる。カヤック以外では通れない感動スポット。カヤック...カムイと神威を考えて海を漕ぐ

  • 砂金を探しに…

    砂金を探しに行きましょう、という誘いがあったので乗る。水辺だしね。久々のファルホーク出動。まだ組み立てられた。年季が入っているので、いつ組み立てられなくなるかドキドキ。船出。住宅難の支笏湖郊外を抜けていくと、幸せな地形が広がる。小さい虫がたくさん浮いているが、中にはこんな大物もいた。救出し、岸の木にとどまることを勧めた。きっと恩返しにくるに違いない。目的地到着。沢型上流部に金鉱があったらしい。とりあえず腹ごしらえ。腹がふくれたら泳ぐよ。かっぱだもん。この中に金はあるのか…??老眼には厳しい判断。だから帰ります。砂金を探しに…

  • 暑いなら海岸を歩こう

    久々のかっぱ岩へ。そして知人と出会う。やらせたい根性丸出しで「なみ」をやってもらう。せっかくだからと、奥の玉岩に向かい「フードファイター」を鑑賞していただき、ガレ横エリアまで到達。そして、さらに足を延ばしくじら岩の勝手なプロジェクトや赤黄のガレ下のボルダー、「火の衣」などをご案内。途中、昨日赤壁上部から眺めた土砂流出現場をじっくり観察。Co150mくらいから上はガス。赤岩に集っているみなさんを心配する。ガレ横に戻り、これまたやらせたい根性丸出しでいろいろ触ってもらう。久しぶりに来たので、整地したり泳いだりして遊ぶ。そう言えば海の日だ。かっぱ岩付近に戻り、最近ちょいちょい遊んでいる岩(えーじさんトポで言うところの「ふね岩」)で、山側面に勝手に作ったラインをやったり、ラインの引かれていない北西面に新たなライン...暑いなら海岸を歩こう

  • テラテラ、ヌラヌラ、クリスタル

    暑いからソルジャーには行かない。でも西奥も暑かった。しかも赤壁クラック辺りから奥はテラテラしている。前日の雨が滴り落ちているのだった。事情があって「ニューウェーブ」ヌン掛け任務を引き受ける。ハングっぽいところの下はどこもヌラヌラしている。おまけに白い苔がつるっとする。でも、眺めは最高。前日の雨で流れ込んだ土砂がいい味出している。先週から気になっていたのだけど、コンタクトリッジとか西奥ノーマルのラインの木が大きくなっている。西壁上部テラスまで登って、懸垂しながら一部を切った。古くて難解なラインは、登る人が少なくて木が育ってしまうのでしょう。根が張ると岩が崩れるので何とかしたい。この日の本命は「ドゥマガジン」11c。オンサイトトライはライン間違い後のホールド湿り落ち。2便目でRP。1ピン毎に遠くのガバに手を伸...テラテラ、ヌラヌラ、クリスタル

  • だって暑いんだもん

    毎日寝る前にソルジャーブルーの各パートが走馬灯のように浮かんでくる。日曜に登ることは決まっているけど、土曜にも行けないかと、ソルジャーにやる気があるという噂が聞こえてきたMamaさんに連絡すると快諾。前日のヌン掛けに付き合ってもらう。Mamaさん、ソルジャートライ2回目だと言うのに、ランナウトおかまいなしに突っ込んでいく。ロングフォールを恐れぬ姿勢に感嘆。でも暑くて、2人とも1本で終わり。そして9日、日曜日KGさんとMamaさんが一緒に現れる。かっぱは、終わらせる気満々で向かう。でも朝7時から暑い。1トライ目、体は悪くないんです。今までよりは少しぬめるとは言え、滑って困るホールドもさほどない。でも、6ピンから7ピンに向かうところの変な形の左手ホールドがなんとも決まらない。決まらないと、写真で手を伸ばしてい...だって暑いんだもん

  • 雨があがらない

    用事があるのでちょっとだけ登ろうと思って、小樽へ車を走らせるが朝は雨。赤岩はガスがかかり真っ白。予報は曇りだから、1時間くらいであがると踏んであきらめ顔の面々を説得。まずは44を除く。ガスが晴れない。でもとかげの洞窟を過ぎると、海が見える。ほら、晴れてきた、という気分で、とりあえず赤壁クラック。Oさんが登ったことないというので、できるだけ安全にカムを決め提供する。美しい登りでRP。でも、小雨っぽい感じは抜けない。その後、すーさんも体を動かす目的で登り、じゃあ「上を見て」でもやろうかな、と登っていると雨足が強まる。遅れてやってきたKMBさんが、「上を見て」をやりだすと、本降りになり危険なクライミングに…。午前中で撤収。もう少し登りたかったなあ。雨があがらない

  • 新緑の木漏れ日と海の青

    24日、土曜は44へ。翌日のソルジャーに備えて、軽く登りたいと思い、集っている方々に入れてもらう。「おやすみ」と「ベルボトム」マスターで登り、Hさんのトライする「折込センター」をTRで登らせてもらう。Hさんの折込はいい感じ。御大の「ベルボトム」リードを見た。傘寿の記念か…、おそらく最高齢完登ではないかと思う。偉大だ。日曜日、RPする気満々でソルジャーへ。先週やる気になってくれたKGさんが付き合ってくれる。ヌン掛け便は休み休み、という考えが大黒様を怒らせたのか、まったくうまくいかない。でも、核心からの上の処理はうまくなった気がする。KGさんは、リード初日だというのに5ピン目までのノーテンを達成し、6本目のムーブを探るに至る。さすがだ。ここの居心地のよさと岩や海の美しさは、天気がいいとあきない。KGさんがセカ...新緑の木漏れ日と海の青

  • 風が強い大黒岩

    テーブルリッジはクライマーでにぎわっている。今日は、KGさんのアルパイン案内を兼ねて、ソルジャー詣で。まず、大黒岩裏からチムニールートを登る。大黒岩は過去にこのラインだけ登っていなかった。1P目は短い3級ルート。お気楽。2P目取付は、ケミカル2本のむき出し小テラス。ここからルートが3つに分かれている。風が強く寒い。寒さとこの風では声が届かないだろうなあ、と思いつつ登り始める。チムニールートは、まっすぐですっきりした5級ライン。ところどころかぶっているが、チムニー状なので一息つける。残置ハーケンはところどころある。要所に2こカムを決め、終了点へ。やはり声が届きにくかったが、何とかコミュニケーション成立。大黒岩はソルジャー以外で4回登っているが、てっぺんに立っていない。イッテQでみやぞんがてっぺんに立っていた...風が強い大黒岩

  • 西奥に潜む日

    KMBさんと落ち合い、西奥へ。特に何を登ろうと言うわけでもない、でも気候の良い時期に赤岩で過ごすのは楽しい。44でOさんとHさんと落ち合い、4人でクリスタルフェースへ。「上を見て」の右側一部、少し崩れたようでしたね。Hさんが「サバイバル」を試し打ち。横でなんとなく「サプリ」に登る。ドキドキが楽しいルート。ハアハア言いながら、何とか登りきる。上からHさんの登りを見学。Oさんは「サプリ」体験。ちょうど写っている辺りが、2年くらい前の破壊により、難しくなっている。以前に増して足使いが問われるラインとなっているが、その部分は越えていく。さすが!そして見た感じ難しく見えないのに登りだすと戸惑いだらけなのが「サプリ」素敵なところ。破壊後の体感は11bです。KMBさんの「Mr.オタル」ビレイととかげ下の整地。クリスタル...西奥に潜む日

  • セミの声に包まれて

    正確には、エゾハルゼミ、ツクツクホーシ、エゾアカガエル、そして多分イソヒヨドリの素敵な鳴き声を、いつもの場所で聞いていた。イソヒヨドリは自信がないが、青くて大きめでお腹オレンジで鳴き声キレイとなると当たりじゃないかなあ。そんなことより、ソルジャーブルー。リビング写真をうまく撮りたいが狭いからうまくいかない。どこが平らかわかりませんね。今日はカノマーが付き合ってくれた。いつものようにヌン掛け便、トライ便、回収便の3本。この2週間核心のガバ取り方法を仕事中も考えてきたら、あっさりできた。右に行くことばかり考えていたら、左が見えなくなっていた、ということらしい。でも右に行くために努力したおかげであっさりできたとも言える。クライミングは楽しい。これでもうインチキグッズはいらなくなった。しかし、力の維持とランナウト...セミの声に包まれて

  • 雨音に包まれて…

    3日、天候不安定の中、ごり押しでソルジャートライに行きましょうと伝えたKMさんから、義経岩の提案があった。ソルジャーと比べ場所的緊張感がないのでホッとして提案に乗る。午前中はずっと怪しい天気の義経岩。それでも、何とか登れそうと聞きつけた皆様が集まった。湿り「南中央」に始まり、「ならの木」「ジュスティーヌ」ねらいのための「子ジュス」2.3回、を登る。「ならの木」が不思議で、登っている最中にズボンが濡れるほど雨が降ったが、岩は濡れない。フリクションも変わらない。午後になると晴れ間が多くなり、ジュストライができる感じになり、KMさんと手順探りができた。となりでは、ON&KBさんたちが「南中央」で遊んでいる。5人で、「明日も義経ぐらいしか登れないね」と話しつつ過ごす。で、4日、Eさんと義経へ。朝はよい感じ。KMB...雨音に包まれて…

  • 暖かくなってきた

    今日はパートナーを変えてのソルジャーブルー。こんなところに付き合ってくれる人が複数いるのはうれしい。ここ3年でほどで、知人4名がRPしている。痕跡も見かけないし噂も聞かないので、他の記録はないと思う。そして現在、付き合ってくる人、くれそうな人が4名程度ともしかしたら、と思う人が2名いる。幸せなことだと思う。12dというグレード、撮り付きテラスへのユマーリングか10a程度の登り、支点数11本という長さ困難な条件が整っているところに、6~8ピン間のランナウト恐怖などなどで、とても痺れるルートだ。今日のお付き合いは、カノマー。日程が合うことは珍しいので、ありがたいし楽しい。インチキヌン掛け便で核心以外を確認して、2便目がまじめなトライ、ヨレヨレ3便目で回収というサイクルが定着しつつある。今日は2便目に核心練習を...暖かくなってきた

  • よく一緒に登るみなさま全員にシーズンのご挨拶完了

    ソルジャーブルーは、これで通算10日目。自分でヌン掛けし始めてからは2回目。今日も海と空のブルー、そして新緑の緑に包まれる。取りつきテラスのリビング状態も安定してきた。ザックもブルーで、爽やかな青を演出するが、登る壁自体は日が当たらない。ヌン掛けを、付き合ってくれているKMさんが半分引き受けてくれたので、1便目は7~10ピンのヌン掛け。ヌン掛け便では力を使い切りたくないので、核心はインチキで越える。向かいの不動岩稜には、日が当たる。取りつきテラスからは、不動岩稜3ピッチ目左ルートがよく見える。クライマーがいたので、思わずパチリ。ソルジャーブルーは、日が当たらない方がいろいろ安定して取り組める。だから早朝から取り組んだ。2人とも3便出す。3便出すともう登れない。13時を過ぎると壁の一部に日が当たりだす。とい...よく一緒に登るみなさま全員にシーズンのご挨拶完了

  • ヨレヨレしながら青巌峡へ

    出会いが雷電10時間越えの登攀だったKMさんに久方ぶりに声をかけていただいていた。ソルジャートライで悲鳴をあげている体でも行かねばならぬ。新緑の光に包まれて、一人青巌峡へ車を走らせる。太陽が心地よくよく乾いた青巌峡は居心地がよい。KMさんファミリー&internationalチームに寄せてもらい、ワイワイガヤガヤ。そして、行けば見知った方々に会える。AYさんの「バウ」トライを眺める。FくんとKMさんの「ジェロニモ」トライのビレイをする。余計なことを言わない方がいいような気もしながら、いろいろ話す。そして、先週も一緒だったEさんの「エカシ」トライもビレイさせてもらう。なんかこういう日もよい。新緑とクライマーが美しい1日。あ、ちょっとは登りましたよ。ヨレヨレしながら青巌峡へ

  • ソルジャー復帰戦

    昨年からちょいちょい取り組んでいる小樽赤岩の大黒岩にある「ソルジャーブルー」12d。新たな挑戦者が手を挙げてくれたおかげで、また取り組み始めることができた。マスター便は、当然のように4ピン目から各駅停車。核心は人口登攀(インチキとも言う)でヌン掛けする。2便目は、何とか昨年平均の6ピンまでノーテンレベルを回復。第一核心の7ピン掛けは怖くてできず。でもムーブは昨年よりスムーズ。3便目は、体がボロボロ。7ピン以降インチキ各駅停車でトップアウト。新たなる挑戦者のKさんとともに、段階的な怖さと核心のエグさ、核心後のガバなのに吸われている体で抜ける困難など、多くの喜びを共有できた。天気よくて、フリクションよく幸せな1日。ソルジャー復帰戦

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