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レンズという窓を通じて見えるもの。あるいは見えざるもの。

写真自体そのものよりも、寧ろそこから喚起される「もの」に意味があると考えています。全てのものは消え去っていきます。それでも、この儚い時間を、ほんのひと時だけでも繋ぎ止めてみようと思います。 ※機材紹介ブログではありません。撮影した写真を掲載するブログです。

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住所
秋田県
出身
静岡県
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2008/06/13

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  • 時には裏窓から春が見える

    浅川マキの歌う「裏窓」には圧倒される。作曲は浅川自身で、作詞は寺山修司。あの寺山修司である。寺山は、とにかく「裏」と名のつくものが好きだ。裏窓、裏町、裏通り、はてや裏人生。そして裏窓からは色々なものが見えるという。夕日、洗濯干し場の梯子、川、ときどき人の別れ、あした。やはり寺山は天才だと思う。実際窓からは色々なものが見える。それは内と外、光と影、生と死を繋ぐ「接点」でもある。そんな大げさなことばかりではない。今の季節、我が家の窓からは隣家の緑が見える。そして猫が大好きな場所である。時には裏窓からも気持ちの良い春が見えることもある。少し雑用が多く、また写真が撮れなくなってきた。これは少し前の写真だけど、賞味期限がほぼ切れるので無理やり掲載した。春だ、春だと思っていたら明日は明日はもう衣替え。もはや初夏である...時には裏窓から春が見える

    地域タグ:秋田県

  • 裏庭のモノクロ花

    「オタクの裏庭ではモノクロの花が咲くんですか」と聞かないで下さい。いくら我が家の裏庭でも、花はカラーで咲く。それを僕はモノクロで見たいということだ。問題は「撮る」ことではなく、その前段階の「見る」ことにある。まだまだ修行が足りない。それでも最近、花に限らず写真をモノクロで撮影するこ機会が増えてきた。写真を撮りたいという想いが戻りつつある。それだけに出来栄えが・・・。『8のつく日はwebにお花を』GRⅢ裏庭のモノクロ花

  • 昼下りの繁華街の光と影

    一時期、僕の撮る写真の3〜4割は昼間の繁華街(飲食店街、歓楽街)だったと思う。一つにはそういう場所が好きだ。それは町の縮図みたいな場所で、隠そうにも隠しようのないその土地の本当の姿が映る場所だからだ。夜に行けばもっと楽しいだろう。でも地理的な問題とか、時間的な問題で、なかなかそれは叶わない。だから僕は夜の町の姿を想像したり、そこで飲み歩く自分を思い描いたりしながら歩いて写真を撮ることに没頭した。いつしかそれ自体がエンターテイメントとなった。そのエンターテイメントにも、ここ暫くは諸事情から遠のいてういた。飲みに行きたいけど何らかの理由で飲みに行けない。その場所を昼間に歩く。これは楽しいことである。一方で体調や何らかの事情で飲みに行く状態にないとき。そんなときは昼間に歩こうとは思わない。これは不思議なものであ...昼下りの繁華街の光と影

    地域タグ:秋田市

  • 深いジャズ喫茶の話〜東松島 ABBEY ROAD

    宮城コンプリートのプロセスでは、幾つものジャズ喫茶にも立ち寄った。仙台市では、カウント、カーボ。栗原市では、コロポックル。登米市のエルヴィン、等々。何をもってジャズ喫茶と呼ぶという定義は難しい。そういう意味では未踏の店舗は多いかもしれない。それでも宮城県の主だったジャズ喫茶は殆ど網羅したのではないか。石巻市からの帰路、Googleマップで、「ABBEYROAD」なるジャズ喫茶を見つけた。折角の機会なので、旅の最後に立ち寄ることにした。ABBEYROADは、東松島市(旧・矢本町)の住宅街にあった。予備知識なしに訪問したところ、現地は本当に普通の住宅街だった。というよりお店自体も一般住宅の隣に建った車庫の二階にあった。クルマはその民家(大きくて立派な民家ですが)の門扉の中に停めることになった。少し困惑した。入...深いジャズ喫茶の話〜東松島ABBEYROAD

    地域タグ:東松島市

  • 今日は石巻日和(終)~闇が濃さを増す

    昼間に旧・牡鹿町(石巻市)への訪問を終えて、石巻市内のホテルに入った。翌朝、東松島の旧2町(矢本町、鳴瀬町)を訪れると宮城コンプリートが達成される。嬉しいというより、いささか疲れたというのが本音だ。最後は画像の検索とか、地図の確認とか、パソコン上の作も多い。自分の勘違いで集計がうまく行かず、二度手間(二度足?)も増えた。以前はそういう状況も楽しめたけど、ここ最近は先を急ぐあまりストレスになっていた。いずれにしても宮城コンプリート最後の遠征、最後の夜。そんな諸々にも終止符を打とう。日が暮れた石巻の町並み。夜の町並みを撮影しつつ、どこかの店で静かに祝杯をあげよう。たまには多少良いもの、例えばウニなんかを食べようと考えていた。だが習性とは業深いもので、結局は普通の安い居酒屋に入った。それで十分、いや今回はその方...今日は石巻日和(終)~闇が濃さを増す

    地域タグ:石巻市

  • 家の猫は本の匂いが好きだ

    石巻シリーズ掲載中だが、間に一回、猫の写真を挟む。特に意味はない。家の猫、銀次郎は無数の昼寝スポットを自在に使い分けている。最近のお気に入りは、僕の屋根裏部屋の本棚の前だ。飼い主が本好きだと、猫も本好きになるのかもしれない。ちなみにレコード棚の前では、しきりにスリスリして自分の匂いをつけようとする。あと僕が密かに恐れているのは、スピーカー周りでの猫の行動である。以前使っていたJBLではサランネットの感触が大好きで、爪でボロボロにしてしまったことがある。以降、ガードを付けたり猫との攻防が続いた。現在はスピーカーは小型化し、サランネットは付いていない。もしウーハー自体に爪をたてられたらアウトとなる。ウーハーには興味を示さないが、バックロードホーンの開口部(スピーカー下部の穴)に手を突っ込むようになり、心配して...家の猫は本の匂いが好きだ

  • 今日は石巻日和①~午後4時からの町歩き

    GW明け、次の週末。僕は宮城コンプリートを完成するため、宮城県方面に遠征した。最後に残ったのは、東松島市の旧2町(矢本町、鳴瀬町)、そして石巻市の旧・牡鹿町である。誤算だったのは、旧・牡鹿町である。僕は既に撮影済みのつもりで、画像管理ソフトと睨めっこしたが、どうしても見つからない。どうやら同じように半島の町である「旧・唐桑町」と混同していたようだ。というか、牡鹿町と目と鼻の先にある女川町に最近来たのに、何故その時に行かなかったのか。そもそも女川町は過去に数度来て、間違いなく撮影しているのに画像が見つからなかった。恐らく、フィルムだけで撮影したのだと思う。だからもう一度訪れたのだ。東北コンプリートの活動をしていると、こういうことの連続で、時に心が折れそうになる。東松島市の旧2町だけの訪問であれば、仙台を起点...今日は石巻日和①~午後4時からの町歩き

    地域タグ:石巻市

  • どうしても十和田に行きたかった(終)~夜を妄想する

    十和田バラ焼きを食べて、お腹は一杯になった。腹ごなしを兼ねて、もう少し歩こう。カメラのバッテリーはビンビンだぜ!。閑散とした昼間の繁華街を眺めて廻る。先日行った福島県の白河市と比べてみる。どちらも人口は約6万人。町の規模は大きくは変わらない。繁華街は十和田市の方が少し大きいだろうか。いずれにせよ、スナックを中心とした展開で、よそ者には敷居が高そうだ。居酒屋あたりでお腹一杯になってしまえば、他に入る店はないような気がする。締めのラーメンは白河でも無理だった。十和田ではスナックが良心的なセットを出しているが、まさか単身で乗り込んで、地元客の前でカラオケを歌うなんて考えられない。そもそも僕はカラオケが嫌いだ。もし他の客から歌えと言われたら、どんな態度で断ろうか。そんなことを妄想しながら歩く。実際に泊まるわけでは...どうしても十和田に行きたかった(終)~夜を妄想する

    地域タグ:十和田市

  • どうしても十和田に行きたかった(前編)~カメラを持ち忘れた日

    宮城コンプリートの件で、一応最後の訪問時の写真がある。それは一旦棚に置いて、刻はGW後半まで戻る。GW前半は福島(白河)への短い旅に出た。諸事情から旅に出る機会が減っていたので、久々の遠出に刺激を受けてしまったようだ。そして日帰りで青森県の十和田市まで出かけることになった。、それが今回の話の趣旨である。前篇後編の2回で掲載する。さて・・・。GWの短い旅の候補地でもあった青森県十和田市。当初は十和田に、ほぼ決定するつもりで計画(妄想)を練っていた。北回りから東北町とか上北町を経由して十和田市に入ろう、とか。となると六戸にも寄りたい、とか。折角だから久々に三沢にも足を伸ばしたい、とか。更には~、とか。迷ったけど、結局は福島県に出かけた。福島は楽しかったけど、青森に未練も残っていた。幸いGW後半には、特段の用事...どうしても十和田に行きたかった(前編)~カメラを持ち忘れた日

    地域タグ:十和田市

  • 宮城コンプリート達成〜全71市町村の撮影で感じたこと

    東北6県の全市町村(平成の大合併前の旧市町村単位)の町並み写真を撮影しようとしている。その試みを東北コンプリートと呼んでいる。すでに山形県(44市町村)、秋田県(69市町村)、岩手県(58市町村)での撮影は完了している。今回、宮城県の全71市町村での撮影を完了した。4県目のコンプリートであり、青森県と福島県の分を加えると、撮影済みの市町村は300を超えた。広さという意味で苦労したのは岩手県だったが、宮城県は「難解さ」に悩まされた。上の地図を見て欲しい。栗原市、大崎市、登米市、石巻市は比較的近いところに隣接し合っている。この4市だけで、旧市町村数は35にもなる。旧市町村を示す目印があるわけでもなく、現地に行ってもそこが何処なのか中々理解できなかった。他の東北5県では、一部の大きな市の周辺を除き、それぞれの町...宮城コンプリート達成〜全71市町村の撮影で感じたこと

    地域タグ:宮城県

  • 陸奥を北上せよ(終)〜心躍るその刹那

    唐突だけど、今シリーズ最終回となる。あとは移動しながら幾つかの町によったけど、旅行記は今回の三春町で終わりとしたい。思い起こせばGWの旅先として幾つかの場所を検討した。以前は物理的(肉体的、精神的)な限界点まで車移動することも厭わなかったが、最近はさすがに躊躇する。秋田県からの移動は、鉄道を使うことは現実的ではない(本当は鉄道で行きたい)。車で行くしかないとすれば、候補として次の5か所が挙げられた。①長野県上田市②富山県滑川市③青森県十和田市④青森県佐井村、大間町、風間浦村⑤福島県白河市①はブロ友のZUYAさんが訪問したので、今回はそれで満足した。②はyottinさんに以前に勧められ、これは行かなきゃと常に頭にある。距離とか混雑度とか優先順位とかあらゆる要素を比べて迷った。迷いに迷って今回は断念した。結果...陸奥を北上せよ(終)〜心躍るその刹那

    地域タグ:三春町

  • 陸奥を北上せよ④〜円谷英二ミュージアムでの一刻

    福島県矢吹町の次は、須賀川市である。周辺には多くの市町村があり、どのみち全ては廻れない。須賀川市は今回はパスして、次回探索の拠点にしようとかと考えていた。だが偶然地図で「円谷英二ミュージアム」を見つけてしまった。ウルトラマン、ゴジラを始め数々の特撮映画を手掛けた円谷英二は、須賀川市の出身なのだ。市の中心部に須賀川市民交流センターという立派な施設があり、その5階に円谷英二ミュージアムは作られ、なんと無料公開されている。昭和の漢としては素通りできない。しかも街なかのベンチにはカネゴンとかピグモンが座っている(笑)。しばし童心に帰り、ミュージアムを堪能し、次の目的地に向かうのであった。次回、こぼ旅のハイライトにして最終回。GRⅢ陸奥を北上せよ④〜円谷英二ミュージアムでの一刻

    地域タグ:須賀川市

  • 陸奥を北上せよ③〜知らない町を訪ねてみたい

    白河の夜は終わった。締めに白河ラーメンを食べたかったけど、満腹で果たせなかったことだけが心残りだ。翌朝も旅は続く。さあ陸奥を北上しよう。福島県には未踏の市町村が数多く残っている。他の東北5県(山形、秋田、岩手、宮城、青森)では殆どの市町村に行ったし、まだ撮影をしていなくても大体どんな町かは理解している。でも福島の町だけは分からない。今日の写真は矢吹町という町だ。失礼ながら、矢吹町という町のことをよく知る人は、世の中にそれほどいないと思う。僕も知らなかった。ざっくりといえば、白河市と須賀川市の間に位置する町である。面積は約60平方kmと小ぶりであり、人口は約1万6千人と標準(やや多め)的といえる。産業面での特徴はよく分からない。高速道路IC、新幹線駅、空港などが生活圏にあり、交通の便はすこぶる良いことは確か...陸奥を北上せよ③〜知らない町を訪ねてみたい

    地域タグ:矢吹町

  • 陸奥を北上せよ②〜もう一つの楽園

    今回宿泊したホテルはユニークで、とても面白かった。とはいえ現役のホテルなので、エピソードの掲載は断念する。中略。いずれにせよ午後4時にチェックインした。部屋で風呂に入り、缶ビールを飲んで休憩した。さっぱりしてから夕方の部に出撃することにした。前回記事の通り、京都での会社員時代に白河には何度も来た。その宿泊はお隣の棚倉町の旅館、ルネサンス棚倉というリゾートホテル、そして新白河駅近くのビジネスホテルを利用した。最初は棚倉町の旅館を利用した。ところが僕の上司がそこで金縛りに逢い、しかも部屋の額縁の裏に怪しい御札を発見するという漫画みたいなエピソードが発生した。本人は真顔で「落ち武者が枕もとで〜」と宣う。そういうことを普段は決して言わない人なので、関係者は騒然とした。結局は「白河の関のイメージから来る思い込み」と...陸奥を北上せよ②〜もう一つの楽園

  • 陸奥を北上せよ①〜白河関のこちら側(昼)

    GWのわずか一泊二日の旅。これを機に町で写真を撮る生活を取り戻したいと思っている。久しぶりに複数日に渡ってシリーズ物(4回くらい?)で町の写真を載せる。「陸奥(みちのく)を北上せよ」という一連のタイトルとなる。今回の短い旅の舞台は、福島県の白河市である。白河市は京都で会社員をしている時代に5〜6回出張で来たことがある。当時、僕は京都市の山科区(のち伏見区)に住んでいた。転職に伴い住んだ山科区は「逢坂の関」に程近い場所にあった。隣町が滋賀県の大津市であり、大津市に行く際は逢坂の関を越えていく。歴史的な名所を普通の生活道として使うことに困惑した。その逢坂の関から出張で白河の関に行く。なんと面白いことかと思った。白河から先は「東北」。そんなイメージと重なり、ワクワクしたことを覚えている。いまでは東北に住む身とな...陸奥を北上せよ①〜白河関のこちら側(昼)

    地域タグ:白河市

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