時津町の北端に位置する「子々川郷(ししがわごう)」は、中山ダムがある山の窪地の集落から、北側の坂を下った低地の集落、そして大村湾の漁港集落までを含む、細長い地域。 子々川郷(ししがわごう)は、「ししかばぶう」に似ているが、食べられない。 (そりゃ、地名だからな。) 「◯◯川」という地名は、もう聞き飽きたと思うが、川の名が地名になったのではなく「大雨で川のようになる土地」を言ったものだと自分は考えている。...
長崎県南部を中心にした自転車散歩の記録などを書いています。
自分は今年になって、食べ物の好みがちょっと変わった。 今まで滅多に食べなかった辛いものが急に食べたくなり、家にはキムチと唐辛子とコチュジャンを常備している。 キムチは安いのを中心にいろいろ試したが、現在は、韓国の宗家(チョンカ)のキムチ大瓶をリピート中。Aコープのコストコフェアで売っていた。 熱いごはんにキムチを乗せるとア〜ラ不思議、魔法のようにごはんが無くなる!こんにちは 私の新たな豚の素! (変...
土曜日は、用事で長崎駅の方へ出かけた。 いつもなら原付で行くが、ずいぶん前に買って全く使ってなかった東京駅百周年記念Suicaを机の中の地層から発掘していたので、今回はJRで行く事にした。 公共交通機関はほとんど乗らないので、Suicaなど使ったことがない。先日の出張では、領収書の出し方が判らず使うのをあきらめていた。 どうだ、すんごい田舎モンだろう?(開き直るなよ) 諫早駅は駐輪場がよく判らず、西諫早駅は急...
去年の9月、ウチのよく出来た嫁様が、西九州新幹線かもめの試乗会に応募し、見事当選!!万歳しながら奇声をあげて踊りまくった。 唐草模様の風呂敷包みに竹の皮の弁当入れと、準備万端整えて正座して当日を待っていたが、台風14号の雲古野郎のせいで、まさかの中止! これは完全にガッカリ八兵衛だ。わたしが子どもだったら、グレてよっちゃんイカやうまい棒を万引きしていただろう。 仕方がないので、諫早図書館のかもめ号...
自転車で、諫早の市街地から島原半島の北目の方へ向かうには、やはり国道57号線が一番早いのだが、小野の先から森山周辺は、片側1車線で路肩がほぼ無い所を大量のクルマがバンバンすっ飛ばして来るので、五百円くれても走りたくない。 ほぼ人がいない歩道を走る事も可能だが、段差や凹凸が多くてムダに疲れる。歩行者を避けるために車道と歩道を出入りするのも危ないし、クルマもなかなか途切れない。歩道の多くは片側にしかな...
ホンダというメーカーは、創業以来、世界をリードする高い技術力により、いつも先進的で独創的な製品を作り続けてきた。 挙げればキリがないし面倒なので挙げないが、50cc、原付1種の3輪スクーター「ジャイロキャノピー」もそのひとつ。 自分はこれの中古に10年くらい乗っていたのだが、別に自慢する事もないし、特に面白い事もないので、紹介する記事は書いていなかった。 ただ、若い頃乗っていた原付たちの昔話は以前すべ...
「ブログリーダー」を活用して、Ramblingbirdさんをフォローしませんか?
時津町の北端に位置する「子々川郷(ししがわごう)」は、中山ダムがある山の窪地の集落から、北側の坂を下った低地の集落、そして大村湾の漁港集落までを含む、細長い地域。 子々川郷(ししがわごう)は、「ししかばぶう」に似ているが、食べられない。 (そりゃ、地名だからな。) 「◯◯川」という地名は、もう聞き飽きたと思うが、川の名が地名になったのではなく「大雨で川のようになる土地」を言ったものだと自分は考えている。...
自分は若い頃、時津町の「左底郷(さそこごう)」がどこかはよく知らなかったが、「さそこ」という地名だけは覚えていた。 クルマのラジオで、日本道路交通情報センターの「オオタさん」が、小鳥のような美しい声で「サソコの交差点では〜♪」と言うのをいつも耳にしていたからだ。 左底郷は、賑やかになった時津港の海岸から南西側の山の方に向かい、平坦でそこそこ深い谷が細長〜く続くところ。 以前は「佐底」と書いていたの...
西彼杵郡時津町に、久留里郷(くるりごう)という地域がある。 時津町は立派な街になったが、いろいろあって、昔ながらの「郡」や「郷」の地名表記をそのまま使っている。隣りの長与町も同様だ。 それにしても「くるり」という地名は、なかなかインパクトが強い。一体どういう意味なのだろうか。 くるり:軽く一回転するさま (Goo辞書より) 何か話すたびに、クルリと一回転してポーズを決める「カッコつけバカ野郎」が多く住...
西彼杵郡長与町、長与川の下流付近に「嬉里郷(うれりごう)」という地域がある。 「郷(ごう)」は、一般に「村」がいくつか集まったくらいの昔の行政単位。土地によって規模は違う。 嬉里郷は、川の両岸に平坦地が広がる長与町の中心部。役場もここにあり、多くの住宅や店舗が立ち並んでいる。 嬉里の地名の由来は、検索しても出てこない。「神功皇后(じんぐうこうごう)がここで『バナナが熟れり』と言ったから」などというト...
諫早市飯盛(いいもり)町には、疣神(いぼがみ)様を祀る祠(ほこら)があり、その周辺は「疣神(いぼがみ)」という小字地名がつけられている。 疣神とは、祈ったりまじないをすることで、体にできたイボを治してくれる神様。 場所は、船津集落のはずれの海岸で、じゃがいも畑へ登る坂の下。普段は釣り人くらいしか来ない、奥まったところにある。 祠と言っても、石造りの台にいろいろな形の海蝕石を並べてコンクリートで固めてある...
雲仙市国見町の多比良港から、国道389号線を雲仙方面へ登って行くと、百花台公園を過ぎた辺りに「魚洗川(うおあらいがわ)」という川沿いの集落がある。 地元では古くから「いわれご」と呼ばれていた。 「いわれご」は単に「うおあらいがわ」が方言で変化した呼び方だろう。 昔は魚(ウオ)を「イオ」と言った。長崎では現在も広い範囲でイオと言っている。 昔は「川」は「コ、ゴ、ゴウ」と読んだ。長崎では現在もそう読む地名...
雲仙市千々石(ちぢわ)町の橘(たちばな)神社の近くに「大操子(うぐるす)」という、珍しい地名がある。 最初にこの地名を見た時は、何のことやらサッパリ見当がつかず、やっと思いついたのは次の2つくらいだった。案1.宇宙船を「地底怪獣モグラー」に破壊され、帰れなくなった「ウグルス星人」が、故郷を懐かしんでつけた地名ではないか。 (さっそく始まったようだな・・)案2.ここの本来の地名が決まって発表する際、司会者...
大ネタの記事が「諸般の事情」で仕上がらないので、UPできない。(どうせ怠けだろうが) 何かサッと出来てお出しできるものがないかと探したら、すっかり忘れていた地名ネタがあった。 だいたいメモや下書きがあるのだが、今回は何もなかったので今から書く。 長崎市矢上町の番所橋から中尾川沿いを山に向かって進むと、けっこう大きな「中尾ダム」に着く。 そのダムの、一番奥の対岸の崖の上に「薩摩城(さつまじろ)」という小...
自分は昭和の頃、長崎市内から諫早市へ移り住み、途中、出稼ぎにも行ったが、もう長いことこの街に暮らしている。 長崎の地名を語るなら、「諫早」についても、そろそろ私見を述べておかにゃんならんこっで、ござんすナタ。 (無理してコアな諫早弁を使おうとせんでいい!) 「イサハヤ」の地名由来は、郷土史などでも納得できる説は見られない。自分でも考えてはみるがどうも決め手がなく、すぐ飽きて、ネットで「侵略!イカ娘...
自分は最近、50ccの原チャリで遠出することが多い。 歳を取って体があちこち弱っているので、この暑い夏に自転車で長い距離を走ると疲れ果てて心臓が止まり、魂だけ家に帰ってしまうかもしれない。原チャリなら漕がなくてもいいので、もう少し生きられそうだ。 しかし、田舎の幹線道路は、路肩が狭くてボコボコで、ダンプやバスや、パチンコで負けて狂ったように蛇行する軽自動車や、弾丸プリウス老人などがブッ飛ばして来るの...
長崎市現川(うつつがわ)町は、矢上地区の八郎橋交差点から、川沿いの緩やかな坂道をしばらく上った所。昔からの農業集落で、土地開発はほとんど進んでいない。 山奥のようだが、実際は谷の奥なので標高は70mほどと低く、途中、急坂もなくクルマも少ないので、自転車でも楽勝で行ける。 自分は以前、特に用がなくても時々ここを訪れ、山あいの長閑な風景や、飼われている牛を見てほっこりしていた。 もっこりしていたのでは無...
これまでの地名散歩の記事で、地名の「崎(さき)」は、「股裂き」などの「裂き」で、「裂けたような地形」を指す場合があるという事を述べた。 (股裂き以外の例えは無いのかよ) ・諫早市真崎(まさき)町 深く狭い谷が、河口から背後の山まで折れ曲がりながら続く。最近気づいたのだが、明治時代の地図には「眞(マッ)崎」とフリガナがついている。「真っ裂き」だ。 今はもう、地元にも「マッサキ」と呼ばれていた事を知る人は...
前回は、上小島と弥生町の「柿木太郎(かきのきたろう)」について書いたので、その近くにある「矢太郎(やたろう)」のことも書いておこう。 長崎市風頭(かざがしら)町の山の上にある、老舗ホテル「矢太樓(やたろう)」の名称は、その場所が「矢太郎岳」だった事からつけられたと、ホテルのHPに記載されている。 以前は「矢太郎という古い地名」からと説明してあった気がするが、思い違いだろうか。ここは小字「矢太郎」の範囲...
長崎市上小島(かみこしま)の、八剱(やつるぎ)神社から上の方は、古くは「雷岡(かみなりおか)」と呼ばれていた。 明治時代に刊行された「長崎地名考」には、「雷岡は小島郷の内なり その傍に八剱社あり その南に高き空地数畝あるを俗に芝居の地という この辺りを総て雷岡と唱う 今は小島郷という」と書かれている。 文献によっては「雷公岡」となっているが、読み方は同じ「かみなりおか」。 「雷公(らいこう)」とは、雷...
長崎県と佐賀県の境に広がる多良岳(たらだけ)山系は、なだらかな稜線が長く長く伸び、なかなか美しい姿をしている。 自分は若い頃、軽の箱バン四駆で多良岳周辺の道なき道を走り回って遊んでいたので、この山には親しみがある。 自転車でも幾度となく訪れ、標高1057mの五家原岳山頂にも2回登った。 (2回だけかよ) 地名の「たら・だら」は、地形を確認すると「なだらかな傾斜地」を指しているようだ。・福島県 安達太良山...
たわしの大事なパソコンのハードデスクが、この暑さのせいでブッ壊れ、Windowsが起動しなくなってしまった!ア〜ンア〜ン!! 夏は蒸し風呂のような部屋で使うため、放熱性のよい昔ながらのデスクトップPCを選んだのだが、とうとう限界を越えてしまったようだ。 しばらく前から、ディスク使用率が100%のままになる事が増え、ネット動画もカクカクして止まることがあった。 最近のPCのドライブは高速化のためSSDが主流になり、...
ワテのパソコンデスクの部屋にはクーラーが無い!どうだ!まいったか!暑いよう~、暑いよう~ 夜はオリンピックで忙しいし、暑い部屋で記事を書こうとしても、扇風機からは湿度90%の熱風しか出ないので脳みそが溶けて意識が混濁してすぐ涼しい部屋に避難するため、なかなか進まない。 きょうは午後から暑い中出かけることにしたので、今回もとりあえずどうでもいい事を書いて誤魔化しておこう。 西諫早ニュータウンのそばに...
庭の畑の野菜に水をやっていたら、畑の隅に放置したプランターと塀の間に、何やら緑色の平べったいものがはさまっている。一体なんだろう?取り出してみると、パソコンのマウスだった。変だなあ、こんな緑色のシマ柄のマウスなんて持ってないぞ?それに、ボタンのクリック感がまったく無いし、裏にはレーザーのレンズも見当たらない。コードにはウブ毛が生えているし、何か葉っぱやツルのようなものが・・あああ ━━━━ ッ!!スイ...
諫早市多良見町の市布(いちぬの)地区に、山帰来川内(かからごうち)という地名がある。 場所は、JR市布駅から長崎バイパスの古賀市布IC出入口へ向かう途中の、谷間の辺り。 前回の「九重里(こつづら)」のすぐ近くで、ここも長崎市古賀町との市境。多良見町側には長崎バイパスの出口がある。 バイパスの高架をくぐると、古賀町の「正念」という地区になる。 正念も気になる地名だが、昔、この山の中腹にあった「正念寺」に...
昭和50年代に、長崎市古賀町の山を平らにして作られた「つつじヶ丘団地」。 その北西側の崖下に、「九重里」と書いて「こつづら」と読む、いや、読めるかーい!とツッコみたくなる、超難読地名の地域がある。 ※Googleマップより 行政地名ではないが、古い集落のため国土地理院の地図には記載があり、明治35年発行の地図にもその名が見える。最先端のGoogleマップには、出てこない。 当て字にも 限度が...
新しい記事が完成していないので、どうでもいい事を書いて、時間を稼いでおくとしよう。※今回の記事はお下劣につき閲覧注意です。無論、私ではなくゴーストライターが書いたものです。◎美しくないものを、美しそうな漢字で表してみる。女句草 めくそ花句草 はなくそ魅美句草 みみくそ(牧野博士に謝れ!)香門 こうもん(※実在の店舗とは一切関係ありません)詩梨華 しりげ和季雅 わきが粉塗姉 ふんどし(...
「鬼(おに)」のつく地名の土地では「恐ろしい鬼がいたから」という地名由来がよく語られるが、それをそのまま信じる現代人は居ないだろう。 実際に鬼がいたという記録があったとしたら、それはマタギと呼ばれる狩猟民や、サンカと呼ばれる山の漂泊民、山賊の類、あるいは、何らかの理由で森に隠れ住んでいた白人の大男などを目撃したものではないかと思う。 そういう人達と山の中でバッタリ出会い、ビックラこいて「もひいぃ...
自分は今年になって、食べ物の好みがちょっと変わった。 今まで滅多に食べなかった辛いものが急に食べたくなり、家にはキムチと唐辛子とコチュジャンを常備している。 キムチは安いのを中心にいろいろ試したが、現在は、韓国の宗家(チョンカ)のキムチ大瓶をリピート中。Aコープのコストコフェアで売っていた。 熱いごはんにキムチを乗せるとア〜ラ不思議、魔法のようにごはんが無くなる!こんにちは 私の新たな豚の素! (変...
土曜日は、用事で長崎駅の方へ出かけた。 いつもなら原付で行くが、ずいぶん前に買って全く使ってなかった東京駅百周年記念Suicaを机の中の地層から発掘していたので、今回はJRで行く事にした。 公共交通機関はほとんど乗らないので、Suicaなど使ったことがない。先日の出張では、領収書の出し方が判らず使うのをあきらめていた。 どうだ、すんごい田舎モンだろう?(開き直るなよ) 諫早駅は駐輪場がよく判らず、西諫早駅は急...
去年の9月、ウチのよく出来た嫁様が、西九州新幹線かもめの試乗会に応募し、見事当選!!万歳しながら奇声をあげて踊りまくった。 唐草模様の風呂敷包みに竹の皮の弁当入れと、準備万端整えて正座して当日を待っていたが、台風14号の雲古野郎のせいで、まさかの中止! これは完全にガッカリ八兵衛だ。わたしが子どもだったら、グレてよっちゃんイカやうまい棒を万引きしていただろう。 仕方がないので、諫早図書館のかもめ号...
自転車で、諫早の市街地から島原半島の北目の方へ向かうには、やはり国道57号線が一番早いのだが、小野の先から森山周辺は、片側1車線で路肩がほぼ無い所を大量のクルマがバンバンすっ飛ばして来るので、五百円くれても走りたくない。 ほぼ人がいない歩道を走る事も可能だが、段差や凹凸が多くてムダに疲れる。歩行者を避けるために車道と歩道を出入りするのも危ないし、クルマもなかなか途切れない。歩道の多くは片側にしかな...
ホンダというメーカーは、創業以来、世界をリードする高い技術力により、いつも先進的で独創的な製品を作り続けてきた。 挙げればキリがないし面倒なので挙げないが、50cc、原付1種の3輪スクーター「ジャイロキャノピー」もそのひとつ。 自分はこれの中古に10年くらい乗っていたのだが、別に自慢する事もないし、特に面白い事もないので、紹介する記事は書いていなかった。 ただ、若い頃乗っていた原付たちの昔話は以前すべ...
地名についてあれこれ詮索していると、「至って普通のようでも、土地の状況を表す地名として意味を成さないもの」があることに気がつく。 たとえば、多良見町東園地区にある「山の木」 山に木があるのは当たり前で、しかも無数に立っている。地名の意味が「山の木のところ」では、そこら中すべてが該当するため、場所が特定できないではないか。 これじゃ、「今どこにいる?」「えっとねぇ〜道路の横にガードレールがある所〜...