chevron_left

メインカテゴリーを選択しなおす

cancel
庭先の四季
フォロー
住所
神奈川県
出身
新潟県
ブログ村参加

2014/11/17

arrow_drop_down
  • 蓼食う虫も好きずきって本当?

    秋の野でよく見かける蓼(タデ)の花ですが・・花が小さくて目立たないので、どんな花が咲いているのか?普段はあまり気にもせず良く観たことがなかったけど、近づいてマクロで拡大して覗いてみると・・とっても優しいピンクの綺麗な花です!蓼(タデ)の花。蓼(タデ)は茎や葉に辛味があり蓼虫(タデムシ)と呼ばれる虫だけしか食わない事から蓼(タデ)食う虫も好きずき、などと言われ世間ではあまり良いイメージの無いタデですが・・辛くて苦い蓼を好んで食べる虫がいるように、人の好みも多様性に富んでいるということ。蓼(タデ)食う虫も好きずきとは、人の好みはそれぞれで違いがあるということのたとえです。一般に他人の悪趣味について言うことが多い言葉ですが・・人の好みは様々なのだから、自分の趣味から推し計って他人の好みについて、いちいちとやかく...蓼食う虫も好きずきって本当?

  • 綿の花とオクラの花

    新しい自民党総裁に石破さんが選ばれ、対する立憲民主党の党首には野田さんが選ばれた。どちらも穏健保守と言われており、論客としても知られているので、これからの党首討論や国会討論が愉しみではある。対立候補だった高市さんでは右に寄り過ぎ、一方小泉進次郎では発言が軽過ぎ。暇なじーさんは、TVの国会中継を見るのも愉しみの一つだったが、最近の菅首相や岸田首相の答弁内容は空虚で面白みもなく、あまり観る気もしなくなっていた。これからは是非、内容の有る充実した国会論戦を期待したい。さて、今日の画像は綿の花とオクラの花をアップします。綿の花とオクラの花は、どちらもアオイ科でハイビスカスに似た綺麗な花が咲く。コットン(綿)の花。ふわふわの白い綿の実(コットンフラワー)。綿の花と似てる庭で咲くオクラの花。オクラは、ハイビスカスに似...綿の花とオクラの花

  • 蟄虫戸を閉す

    二十四節気七十二候、秋分の次候(9/28~10/2)は、”蟄虫戸を閉す”です。猛暑の夏が漸く終わり、涼しくなり始めてそろそろ蝶や虫たちが巣ごもりの準備を始める頃です。とは言えまだこれから秋本番で、冬の気配にはまだまだ遠い先の気もしますが、虫たちにとってはもうすぐと感じるのかも知れません・・・蝶の幼虫は蛹になって来るべき寒さに備え、クワガタやテントウ虫は成虫のまま木の根もとに春まで潜ります。春先の啓蟄の頃から、庭先や散歩の途中で見かけた蝶や虫たちの姿もこれからだんだん少なくなっていき、もうすぐお別れの季節かと思うと・・やはり、一抹の寂しさを感じてしまいます。。草の茎に止るヒメクダマキモドキ?。クダマキとはクツワムシの別名です。ジニアの花で扱蜜するヒメアカタテハ。ホバリングしながら扱蜜するホシホウジャク。草原...蟄虫戸を閉す

  • 千日紅とシジミチョウ

    秋の彼岸も過ぎて、厳しかった残暑も漸く落ち着いて涼しくなり、散歩が楽しい季節になってきた。散歩の途中で立ち寄った公園の花壇に咲く花に、秋の陽ざしを浴びながら蝶たちが楽しそうに舞飛んでいた。この時季の公園の花壇は、花と花の蜜を求めて飛んでくる蝶や虫たちも一緒に楽しめる癒やしの空間ですね♪!。今日の画像は、ピンクの千日紅の花で扱蜜するシジミチョウたちをアップします。トップバッターは今季初見のウラナミシジミ。次はヤマトシジミ。ラストはお馴染みのベニシジミ。千日紅とシジミチョウ

  • イチモンジセセリとミドリバエ

    散歩の途中で立ち寄った公園の花壇に咲く紫苑の花に、小さな茶色い体に大きな目玉が可愛いセセリチョウが扱蜜に来ていた。紫苑の花で扱蜜するイチモンジセセリ。イチモンジセセリは9月になると多く見かけるようになる。小さくて、体色もわりと地味な蝶だが・・頭や目玉が大きくて、顔立ちはキュートで可愛い。近くの花には綺麗な緑色のミドリバエが来ていた。一般的には、ハエは汚いものとして嫌われ者ですが・・ハエの仲間には、けっこう綺麗なヤツもいます。やれ打つな蝿が手をすり足をする<小林一茶>小さく弱いものに対する一茶の視線が感じられる句ですね。。イチモンジセセリとミドリバエ

  • 紅い彼岸花と幻日

    今日で秋の彼岸明けとなるが、彼岸入り前は残暑が厳しくて開花が遅れていた彼岸花も、このところの気温低下で急に涼しくなってきて一斉に咲きだしたようだ。因みに彼岸花の開花温度は20度~25度とされているので、涼しくならないと咲かない。散歩道の水辺に咲き出した彼岸花。秋の彼岸に間に合って良かった!。昨日の夕方散歩の帰り道で久しぶりで幻日を見た。幻日とは、太陽の横の薄い雲が彩雲のように輝いて小さな太陽がもう一つ輝いているかのように見える現象。実際の太陽は、見えてませんが画像の左側にあります。この幻日は数分後には消えてしまった。紅い彼岸花と幻日

  • 夜半の月と今朝の半月

    昨日あたりから急に涼しくなって秋らしくなってきた。昨夜は夜半に目覚めると、窓から冷たい風が吹き込んでいたので、窓を閉めようと夜空を見上げると綺麗な半月が浮かんでいた。昨夜の半月(齢20.0)。半月の右下には木星も輝いていた。今朝の庭先で撮った白い半月(月齢20.0)。明日25日が下弦の月になります。庭で今朝咲いたばかりでまだ素面、真っ白な酔芙蓉の花。今日は気温が低いので、なかなか酔いが回らずに色付く時間も遅くなりそう・・夜半の月と今朝の半月

  • 「秋の声」バッタたち

    昨日の秋分の日を過ぎて、今朝は雨も降って急に涼しくなり気温も25度以下となって、漸く秋の訪れを実感します。毎年今頃になると空の色や雲の変化に加え、木の葉が風に吹かれてそよぐ音、遠くから聴こえてくる虫しぐれの音など・・夏の間は猛暑・酷暑に翻弄されて耳を傾けるゆとりもなく、気付かなかったかすかな音も聴こえて来るようになります。涼気がしだいに増してくるにつれて、こうした自然の風物がささやきかける声も、耳にしみ入るように入ってくる。秋来ぬと目にはさやかに見えねども風の音にぞ驚かれぬる<古今和歌集藤原敏行>秋の澄み切った空気は音までも澄んで響いてくるような気がします。「秋の声」は、そんな秋の澄みわたる自然の気配を感じる言葉です。今日の画像は秋の散歩で出合った、バッタたちをアップします。ハネナガイナゴ。ツチイナゴの子...「秋の声」バッタたち

  • 秋分の日~彼岸と此岸

    今日9月22日は、二十四節気の秋分、春分と同じく太陽が真東から昇り真西に沈む日、昼と夜の長さがほぼ等しくなる「秋分の日」お彼岸の中日です。極楽浄土は真西の方向にあるとされており、その方向がはっきりと分かる日でもあります。「彼岸(ひがん)」とは、「此岸(しがん)」に対する言葉で、ともに語源は仏教からです。彼岸とは向こう岸、すなわちあの世の事で、春分と秋分の日は真西へ沈む夕日に極楽浄土を念じて「彼岸の日」と呼ぶようになったようです。此岸(こちらの岸)とは、私たちの住むこの世界のことで娑婆(しゃば)世界ともいわれます。「娑婆」とは、昔のインドの言葉で「堪忍土(かんにんど)」と訳されます。つまり私たちの住むこの此岸である娑婆世界は、堪忍土「耐え忍ぶ世界」ということなんですね。(@_@)。。この此岸の娑婆世界は元々...秋分の日~彼岸と此岸

  • 夕方散歩で観るダイアモンド富士

    この辺りでは春の春分と、秋の秋分の日の前後の1週間くらいの間は、富士山の周辺に夕日が沈むので富士に沈む夕日を観るのを楽みにしているのだが・・しかし、空気が澄んで晴天の続く冬場には毎日の様に見える富士山も、季節の変わり目の今頃は秋の長雨などで天候が崩れたりして、条件が良くないとなかなか姿を見せなくなってしまう・・特に富士山の山頂付近に夕日が沈むダイアモンド富士は、1日か2日の間しかチャンスがないので、その日に良い条件に恵まれないと観る事が出来ない。昨日は、秋の彼岸なのに日中は猛暑日まであと一歩の35度近くまで気温が上がり暑かったが、良く晴れたのでダイアモンド富士が観られるかと期待しながら夕方散歩に出かけてきた。富士の周辺には雲が架かっていたが、どうにか山頂付近は見えた。富士山頂に沈む夕陽、ダイアモンド富士。...夕方散歩で観るダイアモンド富士

  • ヤモリとガビチョウ

    部屋のレースのカーテンの裏に黒いものが見えたので、オヤッ何だろう?とよく見ると、小さなヤモリの子供?が張り付いていた。ヤモリは見た目がちょっと気持ち悪い?ので、特に女性などからは嫌われる場合が多いが、人に身近な存在で人家内外のゴキブリや蚊、クモなどの害虫を捕食することから家を守るとさている。漢字では「守宮」または「家守」と書かれ、よく似た名のイモリ(井守)とともに古くから親しまれている。人間に対しては臆病で攻撃性が低く害を与えることもないため、有益な動物で縁起物として大切にする風習もあるが、逆に民家に侵入する不快生物として扱う人々もいます。ヤモリと一緒に住むと、良いことがある!?日本ではヤモリが家にいる間は、その家には悪いことがおきないと言う話もある。我が家でもヤモリとの共存生活は、この家に住み始めてから...ヤモリとガビチョウ

  • 秋の彼岸入り~野の花と実

    まだ厳しい残暑が続いていて今一つ実感がわきませんが・・今日9月19日から秋の彼岸入り、この日を含めた7日間が秋の彼岸の期間となります。お彼岸は、仏教国の中でも日本だけの独自の行事だそうです。春の彼岸は、自然に対する感謝や豊作を祈る自然信仰、秋の彼岸はご先祖様に感謝する先祖崇拝が結びついて、お彼岸は大切な行事となったと考えられています。現在では仏教と関わりの深いお彼岸ですが、元々は太陽信仰から始まった習わしであるとされています。私たちの先祖は大地の恵みを育てる自然と、太陽の力に感謝したのだと思われます。自然は時として、地震や台風、自然災害等で私たちに試練を与えることもありますが・・やはり人は自然や太陽の恵みによって生かされ、生きている事を常に自覚して感謝する心が大切なんだと思う。近年多発する自然災害や気候変...秋の彼岸入り~野の花と実

  • 中秋の名月と土星の競演

    昨夜は十五夜、中秋の名月でしたね!。夜はスッキリと晴れて綺麗な中秋の名月、十五夜お月さんが顔を出してくれました。昨夜pm8:00頃の中秋の名月。中秋の名月の右上には、寄り添うように土星が接近して輝いてました。名月と土星の競演です!。部屋の網戸越しに月を観ると・・中秋の名月の月光が偏光して十字に輝いて見えた。まるで夜空に浮かぶ光の天使のよう・・・ファンタステック!9月の満月は今日になります。綺麗な十五夜の月を愛でたら、次は約1か月後に巡ってくる「後の月」と呼ばれる十三夜の月(2,024年は10月15日)、昔から十五夜に次いで美しい月だといわれています。十五夜または十三夜のどちらか一方のお月見しかしないことを「片見月」と呼び縁起が悪いといわれていますので、見逃さないようにしましょう!。中秋の名月と土星の競演

  • 秋風と共に玄鳥去る

    二十四節気七十二候、白露の末候(9/17~9/21)は、「玄鳥(つばめ)去る」。春先にやってきたツバメたちが、子育てを終えて暖かい南の国へと帰ってゆく頃です。5月頃、巣作りの巣材を集めるツバメ。7月、近所のスーパー入口の駐輪場の天井に造られた巣から顔を出し、親鳥が運んで来る餌を待つツバメ4兄弟。この子たちもみんな無事に巣立ったのかな?8月、巣立って飛ぶ練習を始めた頃のツバメの幼鳥。ほとんどの鳥達にとって、巣は子育てをするところで住むところではありません。ツバメも、雛が巣立ったあとは集団で河原などをねぐらとして暮らしています。電線に止るツバメたち。そしていつしかみんなで南の国へと渡っていきます。。落日のなかを燕の帰るかなーー与謝野蕪村ーー春にやってきたつばめが飛び去ってゆく様子に、侘びしさを感じさせて秋の夕...秋風と共に玄鳥去る

  • 可愛いけど怖い!ママコノシリヌグイ

    今日は花散歩で見かけた初秋の林床や野に咲く、野の花の写真をいくつかアップしておきます。秋に咲く野の花は、春に咲く花のような華やかさは無いが、しっとりとした味わい深い花が多いと思う。野道にママコノシリヌグイ(継子の尻拭い)が咲いていた。花や蕾はピンク色で小っちゃくて可愛いのに・・ママコノシリヌグイは茎や葉に逆さの棘があり、これで継母が継子の尻を拭っていじめるのだという......何とも残酷な発想から名付けられたというから恐ろしい!(>_<)。。花の形がユニークな黄色いノアズキの花。ひっそりと咲く薄紫の野菊。群生して咲くツルボ。可愛いけど怖い!ママコノシリヌグイ

  • 終わらない夏?残暑いつまで

    9月も半ばとなったが・・日中は30度を超え、35度近い異常な残暑がまだ続いている。いったい何時までこの厳しい残暑が続くのか?もううんざり、いい加減にしてほしいものだと思う。そこで昔、小林旭が歌ってヒットした「さすらい」の替え歌を作ってみたので、これでも歌いながら耐えるしかないか・・♪昼がまた来る~猛暑をつれて俺を焦がしに~足音も無くい~つになったら~この蒸し暑が消える日があろ~今日も今日も耐えゆく~小林旭「さすらい」元歌YouTubeより共有暑い暑いと言っても今週末にはもう秋の彼岸入り、”暑さ寒さも彼岸まで”の言葉通りこの暑さももう少しの辛抱でしょうか?。暑さに負けず青空に向かって咲く葛の花。野菊の花で扱蜜するベニシジミ。終わらない夏?残暑いつまで

  • コスモスの日

    ブログのネタ探しに今日は何の日/byこよみのページを開くと・・今日9月14日は、3月14日のホワイトデーから半年目にあたりプレゼントにコスモスを添えて交換し、お互いの愛を確認しあう「コスモスの日」だそうです、知らなかった!(^_^;)。。と言う事で、今日は庭で咲くコスモスの花等をアップします。庭のコスモスの花。花言葉は「愛情」「少女の純真」「真心」「調和」など。また、花の色によってもさまざまな花言葉があり、赤のコスモス:「愛情」ピンクのコスモス:「純潔」白のコスモス:「優美」黄のコスモス:「野生の美しさ」黒のコスモス:「恋の終わり」コスモスの花を贈る際には参考にしてください。初秋の青空に映えるキバナコスモス。キバナコスモスで扱蜜するキアゲハ。また今日9月14日は、「セプテンバー・バレンタイン」で今度は女性...コスモスの日

  • 涙目のバッタ、ツチイナゴ他

    残暑厳しい森のフールドを散策していると、目の下の模様がいつも涙を流しているように見える、涙目のバッタ!ツチイナゴの子供がいた。可愛い涙目のバッタ、緑色のツチイナゴの子供。君、泣くんじゃない!大人になったら泣き虫が治るのかな?・・近くの枝に、茶色い成虫のツチイナゴがいました。やはり大人になっても涙目の泣き虫は直りませんでした(笑)。ツチイナゴは成虫で冬を越す、ただ一つの種類のバッタです。路面にいた土色のイボバッタ?。この夏の猛暑は、昆虫たちにとっても辛いと思う・・早く涼しくなれ!と天に向かって祈る?オオカマキリ。ホバリングで扱蜜するホシホウジャク。葉陰で休むアカボシゴマダラ。涙目のバッタ、ツチイナゴ他

  • 残暑の森できのこ撮り

    残暑の厳しい森の中を歩いてみた、日差しはまだ夏の日差しのように暑かったが、時折森の木陰を吹き抜ける涼しい秋風が肌に心地よかった。初秋の森の散策路では、あちこちにきのこが顔を出していた。きのこに詳しい人なら食べられるきのこを探して、採って食べる楽しみもあると思いますが・・残念ながらじーさんはきのこには全くの素人で、名前も知らないきのこばかり・・採って食べるなんて危険!すぎるので、きのこ採りでは無く写真に撮るだけです。森のきのこたち。これはイボテングダケの子供?。色々な色やユニークな形のきのこを探して森を散策するのも、この時季ならではの楽しみの一つだと思う。残暑の森できのこ撮り

  • 酔芙蓉の花色変化と今朝の富士

    9月も中旬となり、まだまだ厳しい残暑が続く庭先で数日前から酔芙蓉の花が咲き始めた。この花の魅力は何と言っても朝純白で咲いた花が、時間の経過とともにだんだんお酒に酔ったように紅色へと変わっていく花色の変化ですね!。そこで、時間の経過とともに変化する花色の変化を観察して見た。昨日朝8時頃、まだ汚れを知らない素面で純白ですね。AM:11時頃、昨日は暑かったのでもう酔いが回って?薄紅色に染まっています。PM:2時頃には、もうすっかり出来上がって紅く染まっちゃってます。夕方5時頃には、すっかり酔いつぶれて萎みかけてます。酔芙蓉の酔い具合を楽しんだ後は・・じーさんも晩酌を楽しみます(笑)。今朝の8時には、すっかり萎んで梅干し婆さん?状態。9月になっても、まだ日中は30℃以上の真夏日が続いているので、酔芙蓉の花色変化は...酔芙蓉の花色変化と今朝の富士

  • 百日草の花とアゲハチョウ

    今日もまた、朝から良く晴れて当地の最高気温は33度の予報で厳しい残暑が復活!。一旦涼しくなった後のこの暑さは心身ともに一段と堪える。9月ももう中旬、いいかげん残暑もこの辺で終わりにして欲しいものだ。今日は、散歩の途中で立ち寄った公園で花壇の百日草の花に扱蜜来たアゲハチョウをアップします。百日草の花で扱蜜するアゲハチョウ(ナミアゲハ)。百日草の花とアゲハチョウ

  • 重陽の節供~網ほうずき

    今日9月9日は重陽の節供、菊の節句で邪気を払い長寿を祈る日です。陰陽説では奇数は「陽」の数字とされ、中でも最大の9が重なる9月9日は最もめでたい重要な節供として祝われてきたそうです。昔の旧暦で言えば10月中旬頃にあたり菊の花盛りの頃ですが・・新暦の今は、3月3日の桃の節供にまだ桃の花が咲いていないように、菊の花の季節と言うにはまだちょっと早すぎる気がする。暦の上ではもう秋だとは言われても・・7月~8月の猛暑日の連続に比べれば、少し落ち着いたと言うものの日中はまだ30度超えの残暑の日々が続き、体感的にはまだ夏!散歩に出かけるのにも躊躇してしまいますが・・とは言っても、季節は確実に秋へと向かっています。今日の画像は散歩で見かけた、夏のなごりの網ほうずきです。移ろう季節ととともに、美しく枯れていく網ほおずき。透...重陽の節供~網ほうずき

  • 吾亦紅とキツリフネ他

    昨日あたりからまた暑さが戻って、まだまだしつこい残暑が続いていますが・・野に咲く花や木の実の変化を見ると、いくら暑くても季節はもう秋ですね!今日は、初秋の野の花散歩で撮った秋の訪れを感じる花や実アップします。初秋の野にひそやかに咲く、吾亦紅。吾も亦(また)紅(くれない)なりとひそやかに高浜虚子林床に咲く黄色の釣り舟、キツリフネ。花の形がとてもユニークなので、毎年この花との出遭いを楽しみにしている。草冠に秋と書く萩の花。紅いツルウメモドキの実。紫に色づいたコムラサキの実。吾亦紅とキツリフネ他

  • 白露、草露白し~白秋

    今日9月7日は、二十四節気の白露。七十二候の白露の初侯(9/7~9/12)は”草露白し”(くさのつゆしろし)、草に降りた露が朝の光に白く光ってキラキラ輝やいて見える頃です。いまごろから露が多くなるのは、夜が長くなるにつれて明け方の冷え込みが強まり水蒸気が露になり易いからですが・・日本では秋の長雨の季節に入り、雨が多くなるためあまり目立たないようです。日中はまだまだ残暑が厳しくとも・・朝夕は涼しさが深まり、吹く風も心地よく秋の訪れを実感する頃です。朝露に濡れて白く光るエノコログサ。(在庫写真より)朝露が朝日に照らされキラキラと白く輝いています。白く輝く草の露。白といえば、日本では冬の雪の白をイメージしますが、中国では秋を象徴する(白秋)色だそうです。因みに、春は青(青春)、夏は朱色(朱夏)、冬は黒(玄冬)と...白露、草露白し~白秋

  • シュレーゲルアオガエル

    昨日、舞岡公園を散策していると古民家裏庭の池の側の葉っぱの上に小さな緑色のカエルがいた。アマガエルかな?と思って近寄ってみると、なんか違う。よく見ると、これはシュレーゲルアオガエルだ、数年振りで出合った。シュレーゲルアオガエルは、ふだんは草や樹木の上で生活するカエル。東京では絶滅危惧II類、千葉と兵庫では準絶滅危惧種に指定されている。虹彩(目のまわり)は黄色、体長は3cm位で小っちゃくて可愛い!鳴き声はコロコロコロ…この国の権力者や為政者たちによって、気付かないうちに※「茹でガエル」状態にされちゃってる皆さん!早く気付いて目を覚ませ!コロコロコロ…※「茹でガエル」とは?カエルを熱湯の中に入れると驚いて飛び出すが、常温の水に入れて徐々に熱するとカエルはその温度変化に慣れていき、生命の危機と気づかないうちにゆ...シュレーゲルアオガエル

  • 初秋の富士と神社の朝の光

    今朝も良く晴れたので爽やかな初秋の風に誘われて、出かけた朝の散歩道から、スッキリとした初秋の青い富士山の姿を望むことが出来た。散歩の途中、参拝で立ち寄った近隣の氏神様の境内の後から、ちょうど神々しい朝日が昇ってきた。カメラを向けると朝日が眩しい光芒となって輝いた。これは単なるカメラレンズのハレーションによる、光の散乱に過ぎないと思うのだが・・・。オーブ?のような虹色の光の玉も見られる。場所が神社だっただけに・・神の光?のような何か神聖なものを感じてしまった。。因みに、じーさんはいつも参拝時この地域の森や自然、動植物等をお守りいただきありがとうございますと感謝の祈り捧げてるので・・もしかして、氏神様が挨拶がわりにお出まししてくださったのかも?なんちゃって勝手に思っている。(笑)以前何かの本で読んだのだが、神...初秋の富士と神社の朝の光

  • 涼風の吹く初秋の散歩道

    日中はまだ、残暑の日々が続いていますが・・昨夜あたりから夜の気温も下がり25度以下となって、漸く熱帯夜から解放されて気持ちよく眠れるようになってきた。今朝は晴れたので久しぶりで朝散歩に出かけたが、散歩道にには心地よい秋の涼風が吹き抜けていた。初秋の風に揺れるキバナコスモス。センニンソウ。秋の朝日に輝く穂・・エノコログサ。ムラサキツユクサ。公園の花壇に咲くジニア。涼風の吹く初秋の散歩道

  • 九月の雨に濡れて咲く庭の花

    今朝は昨夜来の雨で気温も下がり、窓を開けると吹き込んでくる風にひんやりとした心地よい涼しさを感じた。移り行く季節の変化を、肌で実感した瞬間だった。もう秋の風なんですね~。。そんな秋風の吹く九月の庭先で、雨に濡れて咲く庭の花をアップします。雨に濡れて咲く秋海棠の花。紅いアサガオ。涼やかな水色のアサガオ。葉っぱに付いた水滴。九月の雨に濡れて咲く庭の花

  • 実りの秋~禾乃登る

    今朝は久しぶりで晴れて眩しい朝日が覗いたが、もうあの真夏のジリジリと肌を焦がすようなキツイ日差しでは無く、日差しも少しずつ和らいで来たように感じる。二十四節気七十二候、処暑の末候(9/2~9/6)は「禾乃登る(こくものみのる)」です。禾とは稲や麦などの穂先に生えている毛のことで、田んぼに稲が実り黄金色の稲穂を垂らす頃です。「登」には実るという意味があり、「禾(のぎ)」の字はもともと穂をたらした稲の姿を描いた象形文字だったそうです。黄金色に色づく舞岡公園の里山田んぼ。(在庫写真より)稲穂を渡る風も爽やかです。実るほど頭を垂れる稲穂かな・・実るほどに謙虚に頭を垂らす稲穂を教訓として・・人もまた常に驕ること無く、感謝の気持ちを持って生きていきたいものですね。。田んぼの側にいたコバネイナゴ。昨今は、昨年米が特に不...実りの秋~禾乃登る

  • 長月~「行き合いの空」

    猛暑にうだった8月が終わり、今日から9月のスタートです。昨夜来の雨で気温も下がり、今朝は雨戸を開けると少し肌寒さむさも感じてしまいました。日中はまだまだ残暑が厳しくても、もう秋なんですね~。9月は長月(ながつき)と言われますが・・長月の由来は、九月になるとしだいに夜が長くなるところから「長月」と名付けられたという説が一般的です。他にも稲穂が長く伸びる「穂長月」から長月に転じたという説や、秋の長雨から「ながめ」~「長月」になったという説もあります。毎年この時季になると、空の色や雲の形などにも移りゆく季節の微妙な変化を感じてしまいます。二つの季節模様を浮かべた雲が行き合い混然としている空模様を、「行き合いの空」と言います。普通は夏から秋へと移りゆく時、去りゆく夏と近づく秋が出合って、混然と溶け合いながら、やが...長月~「行き合いの空」

arrow_drop_down

ブログリーダー」を活用して、庭先の四季さんをフォローしませんか?

ハンドル名
庭先の四季さん
ブログタイトル
庭先の四季
フォロー
庭先の四季

にほんブログ村 カテゴリー一覧

商用
  翻译: