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  • オリンピックと日本、中国、韓国

    1、東京オリンピックと80年代 日本が大きく変わったのは1964年の東京オリンピックの頃だ。物事には複数の観方がある。 中国と韓国が(特に韓国が)日本がいくら真摯に謝罪しても受け入れてくれないということが事実あったと思う。 ああいうことに関して「日本との比較」を持ち込んで考えることはとても重要だ。 日本は欧米(特にアメリカ)に対して独特の気持ちがあった。 一番の理由は戦争に負けたからだ。 だけれども1980年代に「独特の気持ち」がおおはばに薄れた。 バブル崩壊後の「失われた20年(30年)」を経済の問題としてとらえるのは間違いだ。 あれは思想問題だ。 ただ1964年の東京オリンピックと1980…

  • インテリとニュース

    1、時代とインテリ 前にテレビを観ていた時に(ワイドショーだったかな)ある専門家がボソッと「一億総評論家ですか」と言っていた。 専門家が役に立たないという時期も事実あったと思う。 でもこういうことが「時代だ」と思うのだが専門家が異常すぎて役に立つ時代になっている。 「ホンマでっか!TV」の出演をきっかけにしてテレビの常連になった超専門家たちがいる。 あの人たちは「人物像」としても異常すぎて面白いのだ。 私はインテリといえばインテリなのだがインテリ業界にかかわるのが長年怖かったのだ。 インテリ業界は全員インテリなので悪口は「バカ」でしかない。 筑紫哲也さんは私が知っている範囲で一番「バヵ」と言わ…

  • テレビに対するツッコミって似てるよね ヤフー!テレビ「みんなの感想」 不満の共有

    1、ネット上の言論の流れが変わってきている ネット上だけではないのだけれども言論の流れが変わってきていると感じる。 たとえば「原爆投下に関する議論」だ。 www.huffingtonpost.jp 「そもそも原爆投下は必要だったのか」という議論自体あまり意味がないと私は思うのだ。 あるいは「トルーマン大統領が責任者だったのか」という議論もやはりあまり意味がないとも思うのだ。 ちょっとしつこく書くが「原爆投下は必要だった」「原爆投下は必要ではなかった」の二つの考えがある。 だけどもそうあったとしてもともに「原爆が投下されてたという事実に変化はない」のだ。 やはり「トルーマン大統領が責任者だった」…

  • 洗脳の恐怖 寓話「チケット」

    1、養老孟司「バカの壁」 洗脳という言葉をここで使うのが適切なのかどうか不明だ。 だけれどもフロイドさんのブログを読んで「オレ洗脳されてる」と思った。 www.byosoku100.com 前に同年代の友人とそんな話をしていた。そういうことが自分にあったのだ。 「自分は病気してなかったら過労死してたと思うんだよね。しかも喜んで過労死してたとしか思えなくてね」と。 友人は「オレたちは洗脳されてるからね」と言っていた。 養老孟司さんが人気だ。 バカの壁 (新潮新書) 作者: 養老孟司 出版社/メーカー: 新潮社 発売日: 2003/04/10 メディア: 新書 購入: 13人 クリック: 371回…

  • 普通に考える時代 習慣化

    1、ラッキーアイテムの構造 朝のテレビでたいてい占いをやっている。「今日のラッキーアイテム」というものもある。 あれは自由な都会人には必要なのだろう。私はずっと束縛を受けていたので必要なかったが。 物語として考えてみればラッキアイテムの構造が見えてくる。 なんとなくテレビを観ていたひとが「あなたの今日のラッキーアイテムは赤いものです」と言われたとしよう。(どういうものがラッキーアイテムなのか私は知らないのだが) そのひとは赤いものを探し始める。冷蔵庫を開けてトマトを見つけるかもしれないがトマトは携帯できない。いろいろ探して赤いハンカチを見つけて「これもっていこう」と思う。そして安心する。 ラッ…

  • 武道に関する物語から学ぶ 姿三四郎

    1、保守とリベラルが口汚く言い争ったら 保守とリベラルが口汚くなく言い争ったら保守が勝つ。これは構造上そうしかならない。 この場合、保守とリベラルをわけるものは「理性」であり「合理性」だ。 「理性」や「合理性」をどこか信用しないのが「保守」だ。 「理性」や「合理性」を重要視するのが「リベラル」だ。 「保守」と「リベラル」をこういう風に考えてみるといろいろ見えてくる。 保守とリベラルが企業経営について話している場合に リベラルが「それはまったく筋が通らない話だ」と言い、保守が「あなたがいうことはその通りだが、筋を通すと会社がつぶれるんだよ」と言い返すことがありうる。(ある種のブラック企業でありそ…

  • 何がポイントなのか 時代の潮目

    1、新潮45に掲載された杉田水脈議員の論文の何がポイントなのか 保守のリベラル憎しがポイントだ。以前週刊朝日が橋下徹さんの人格攻撃をした。意味はあれと同じだ。 もちろん普通は発言や原稿を読んで、その内容について、考えるべきだ。でもそれは発言当の内容にポイントがある場合だ。 そもそもリベラル(リベラル的なもの)を攻撃することにポイントがある以上(私はそう読解している)ポイントはリベラルへの憎悪だと読解するのは当然だ。 そこまで来たら「保守とリベラルの間の憎悪」が次のポイントになってくる。 昔の左翼的な言動もポイントは(もちろんそうではないひともいたであろうが)「なんだかつっかかりたい」という衝動…

  • ヤフーテレビみんなの感想が面白いの「半分、青い。」への悪口 と ある元地方議員を言いまかした件

    ある元地方議会の議員を言い負かしたことがある。彼女は障害を持っているのだが。 ある席でグループになったブライドの女性に私は「あれ困りませんんか」と聞いた。多目的トイレが普通のレバーではなくて小さなスイッチで水を流すようになっている件だ。あのトイレの名称も今は多目的トレイというのが一般的らしい。 多目的トイレは赤ちゃんのおむつ替えもできるし、お子さんがどこかに行かないように同じ個室で用を足してもいいし、荷物が多い旅行者も使っていいしという前提があったはずだ。 ということは、車いすのひとだけではなく、小さな子供がいるひとも、荷物がとても多いひともそれまではトイレに実は困っていたということでもある。…

  • 校則について考える 自分に意味がわからないことを命令しろと言われている状態の危険性

    www.msn.com まず仕事について書くのだが仕事をしている時にはたいていのひとが何かを切り捨てている。そして切り捨てられないひとは仕事ができないひとだ。 極端な例で考えてみる。軍事作戦でこの作戦で500人仲間が死ぬがこの作戦によって10マン人助かる(と言われた)のだという場合には目の前で死ぬ500人の人たちに対してとても冷淡になれるひとが有能なのだ。 これはトロッコ問題とは違う。あれはレバーを使わなければある人数が死に、レバーを使うともっと多くのひとが死ぬという設定だからだ。あの事例を経験した人類はほぼいない。 軍事作戦であげた例ではその判断は別のひとがしている。 仕事にはそもそも分業の…

  • ワイドショーの罪 あれは素人の世間話 ホンマでっか!TV 訳が分からないプロ

    ワイドショーが素人の世間話であることには理由があると思うのですが、まだ私にはわかっていません。 でもワイドショーは明らかに日本社会に害毒を流しています。 この発言そのものを今回は問題にはしません。なぜ政治家がこのような発言をするのかが論点です。 lite-ra.com 発言内容がワイドショーのコメンテーターの感覚(センス)だと私は思うのです。 ワイドショーのコメンテーターは基本素人です。あそこにスペシャリストは基本いないのです。 そういう意味であそこは「(架空の)お茶の間」なのです。 だけれども今の日本の多くの家にお茶の間は存在しません。 現実にはないお茶の間をテレビの中に再現することが不可能…

  • 教育勅語を導入してもいいのだが ショートカットは存在しない

    教育勅語を学校教育に導入するという話がある。 私は子供をなめている人たちだと思う。 教育勅語を今の教育現場にいれた場合多くの子供たちは「教育勅語に書いてあることはウソだ」と思うはずだ。 現実が教育勅語に書かれている内容とはまったく違うから。 事実そうだ。 だから遠回りであったとしても現実を変えていく(これは言論人だけでなく当然政治家の仕事でもある)ようにするのが筋だ。 そういうことを政治家がしていないとはいわないが「教育勅語のような社会が望ましい」と思うのならば「教育勅語のような社会の実現にまい進している姿を子供たちに見せる」ことは当然教育上非常に望ましい。 世のなかにショートカットは存在しな…

  • 成功の秘訣 習慣化

    「考えること」が習慣になっている人たちが一部いる。そういう人たちは朝から晩まで考えている。そして場合によっては夢の中でも考えている。 「習慣は第二の天性なり」という言葉は事実のようだ。 物事の成功の秘訣が習慣化にあると考えることも当然かもしれない。 ただ何でもそうだが「好きなことしか続かない」。 スポーツでもそうだし考えることでもそうだし訓練でもそうだ。 ただ習慣化にはコツもある(好きなことしか続かないが)。 3日続くだろうことを目標にするのだ。 「三日坊主」という言葉は本当らしい。 友人が僧侶の修行をしようと思ってある寺に入ったのだが三日しか続かなかったと言っていた。「本当に三日坊主だった」…

  • サヨナラ 反論するための反論 揚げ足取り

    あるひとが「反論のための反論」をしていると思った。 物事には筋道がある。 「1、自分はこう思う」。これが必要だ。 「2、コイツはこう考えている」。これがあったとする。 「3、自分の考えとコイツの考えには違いがある」。これがあったとする。 そうすると「4、自分の考えとコイツの考えのここはあう」「5、自分の考えとコイツの考えのここはあわない」。 これも生まれる。 そして「6、二人の考えを総合してみるとこういう結果になる」に至る。 でも彼は「B、コイツはこう書いている」からスタートしていたとしか思えなかった。 この場合も「A、コイツはどういうことが言いたいのか」という読解は可能だ。 もちろんAの読解…

  • 自滅へと向かう人々 勝手に成功した人々

    日本だけではなく世界中に多くの問題がある。たぶんいつでもそうだ。だが今(2018年)の状況はそうとうオカシイ。 私はテレビが好きなのだがテレビを観る時期と全然観ない時期がある。正確にいうとテレビを観る暇がある時期とテレビを観ている暇がない時期があるのだ。しばらくテレビを観ている暇がある時期があったのでテレビを観た。あいかわず面白かった。 そしてたまたま日大アメフト部とアマチュアボクシングと体操の問題に関してのテレビを観た。 知ってはしたが無能というより子供でしかない人々がたくさん出ていて「やっぱり」とも思った。 あるワイドショーでボクシング界の問題に関して「まわりが悪いんだ」と発言したひとがい…

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