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にいがた単身赴任時代に綴り始めた旅の備忘録。 季節を感じて街道を歩く旅、 酒肴を求めてローカル線の旅、 風を感じて単車の旅、を流離っています。

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2019/06/25

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  • Go!Go!West! 9 駅そば日記 いろり庵きらく@平塚「冷やしとろろ玉子そば」

    酷暑は続くし、いつ激しい雨が降り出すか分からない空模様。案外と、ガンガンに冷房の効いた電車にただ乗っていることが、実に快適だと気付いたこの頃。読みかけの新書を一冊携えて、昼過ぎの東京上野ラインに乗る。グリーンとオレンジの湘南電車に揺られること90分、頁がそう進まないうちに平塚に着く。平塚にも改札内に「いろり庵きらく」がある。そしてややゆったりしたこの店では、メニューに“ヱビス”の小瓶がならぶ。よく冷えたタンブラーに黄金色を注いで、真昼のビールが楽しい。そして“冷やしとろろ玉子そば”、黄身がかった“とろろ”を絡めて、冷たいそばが美味しい。海岸沿いの町の駅そばは、ふんだんに振りかけた“あおさ”が気の利いたアクセントだ。さて、次は小田原あたりまで、避暑の駅そば電車旅に出かけようか。<40年前に街で流れたJ-PO...Go!Go!West!9駅そば日記いろり庵きらく@平塚「冷やしとろろ玉子そば」

  • Taipei メトロに乗って 淡水名物阿給と蒜香醃蜆仔と紹興酒と 淡水信義線を完乗!

    精悍な青いラインを流して、6両編成のC301型が北投站に駆け込んできた。北回帰線上、真上から照りつける夏の陽がシルバーのボディーをギラつかせている。終わりの見えないミッションに手をつけるようだけど、台北メトロは先ず淡水信義線で呑む。淡水信義線の当面の起点は象山站、駅への入り口は深緑の美しい象山公園の中にポッカリと口を開けている。この日の気温も朝から35℃を超えてこの頃の日本と変わらない。でも台北っ子は平然と街を闊歩している。地下ホームに降りると、丁度ガラスの壁の向こうにブルーのラインの6両編成が終着した。電車はほどなく折り返し淡水ゆきとなる。ところで淡水信義線の路線カラーは赤、駅に振られたナンバーも「R」で始まる。んっと、でも車体にはブルーライン。この辺りが決まりが悪いというか、納得できないボクなのだ。淡...Taipeiメトロに乗って淡水名物阿給と蒜香醃蜆仔と紹興酒と淡水信義線を完乗!

  • 津々浦々酒場探訪 臨洋港生猛活海鮮@台北

    旅先では旅行雑誌を飾るグルメでお洒落な店より、地元っ子が通うローカルな店で呑みたい。台北最初の夜は、中山のホテルから長安東路一段を歩いて「臨洋港生猛活海鮮」を覗いてみる。先ずは“台湾啤酒”で乾杯。というよりメニューに他の選択肢は見当たらない。酔うまでひたすらにこの薄いビールを呑むのか?アテは“炒空芯菜”これは定番だね。刺身、何だったか忘れた。厚切りが印象的で、炙ったやつが美味い。山葵のミドリが怪しい。そんなことを考えつつもビールはすすむ。否、ほかに呑むものはない。これは“腰果鶏丁”か。日本で食べる鶏肉のカシューナッツ炒めより少しパサついた感じだ。「ちょっと一杯やってく?」のサラリーマンとOLのグループ、賑やかに皿を並べてやはりひたすらのビール。大学生の男の子たちは、無料のご飯を丼に盛って、定食屋にでもやっ...津々浦々酒場探訪臨洋港生猛活海鮮@台北

  • 津々浦々酒場探訪 夜行列車@上野

    上野駅ほど夜行列車が似合う駅は無いと思う。ボクがそう思うのは、物心ついた時分すでに新幹線が博多開業し、東京駅を発つ夜行列車といえば、華やかなブルートレインが主役で、出張とか旅行をイメージさせた。一方の上野駅は、燻んだ青に塗られた急行列車が、頭端式の地上ホームから次々と北へと出発し、A寝台B寝台にグリーン車、普通車、荷物車、郵便車などで混成した不揃いの客車列車は、帰省とか旅とか、言い換えると「郷愁」とか「哀愁」を漂わせていたからかも知れない。手元に色褪せた時刻表がある。1967年10月、大きなダイヤ改正があった時のものだ。この古い時刻表をなぞってみる。23:30発の「第4十和田」は仙台で朝を迎える。車窓には今頃は色づき始めた稲が、遥か遠くの山裾まで大崎平野の田園風景が広がっているはずだ。ここで醸された“一ノ...津々浦々酒場探訪夜行列車@上野

  • Go!Go!West! 8 駅そば日記 濱そば@辻堂「冷やしかき揚げ天玉そば」

    昨年11月、藤沢駅の3・4番ホームで営業していた大船軒が閉店してしまったから、次は辻堂になる。辻堂のホームは思いがけず幅が広いのだけど、めざす「駅そば」は見つからない。っで、東改札へと向かう階段を登っていくと。辛うじて改札内に「濱そば」を見つけた。そして辻堂での選択は、オーソドックスにしかしちょっと贅沢に“冷やしかき揚げ天玉そば”なのだ。先ずはワサビを満遍なくつゆに溶いて、ピリッとした冷たいそばを啜る。美味しいね。次にかき揚げをつゆに浸して、解れるほどにそばに絡めて、その甘さを楽しむ。そばが三分の一くらいになったところで、玉子を箸で割る。ほら麺に絡みはじめた。玉子の絡み方で味が七変化してこれまた楽しい。最後につゆまで飲み干して満足なのだ。再びホームに降りる。青いラインの特急が案外心地よい風を起こして通り過...Go!Go!West!8駅そば日記濱そば@辻堂「冷やしかき揚げ天玉そば」

  • 紅いランタンが連なる非情城市

    紅いランタンが連なる狭い豎崎路の階段が、東シナ海へと落ちて行く。日が暮れた頃にこの階段を見上げたら、きっと異世界に迷い込んだ様な気持ちになるのかも知れない。平渓線で呑んで瑞芳(ルイファン)車站まで戻ってきた。幹線である宜蘭線の駅だが、平渓線の列車はたいていこの駅の発着だからだ。そしてここは「非情城市」九份のゲートウェイでもある。臭豆腐が匂う町並みを1ブロック進んで、區民廣場というバス停から金爪石ゆきの路線バスに乗ると(酔うほどに曲がりくねった山道を飛ばして)概ね15〜20分で九份のメインストリートまで運んでくれる。バス停からメインストリートの基山街に迷い込む。びっしりと並んだスイーツの店、食堂、みやげもの屋が左右から庇を投げかけてアーケードを作る。そして人、人、人。さながら夏祭りの縁日か、台北のあちらこち...紅いランタンが連なる非情城市

  • Biz-Lunch 恩田@大塚「ぶっかけげそ天うどん」

    こんな暑い日には、ついつい冷たい麺類に手が出る。空蝉通り北交差点近くの「恩田」も、そんな時に訪ねたいカードの一枚だ。この日注文したのは“冷ぶっかけげそ天うどん”、ランチにはミニ丼が付く。ボクは“とろろめし”を択ぶ。十分にコシを楽しめる手打ちの讃岐、サッパリとしたつゆにレモンと刻みネギでさわやかに美味しい。目の前で揚げている天ぷらはなかなかのクオリティー。先ずはカラッと揚がった“げそ”を食し、〆につゆが沁みてしっとりしたのを味わう。旨いぞ。ちょっと親父さんが気難しいのが玉に瑕だけど、この味わいに再訪したくなる店なのだ。<40年前に街で流れたJ-POP>晴れ、ときどき殺人/渡辺典子1984Biz-Lunch恩田@大塚「ぶっかけげそ天うどん」

  • 天燈と旧い炭鉱の町と台湾啤酒と 平渓線を完乗!

    基隆河に沿った谷間の十分車站で、瑞芳ゆきDRC1000型気動車が下り列車とのタブレット交換を待っている。どことなく、日本国中のローカル線を走っていた旧国鉄の気動車に面持ちが似ている。ステンレスのボディーに橙と黄で少し派手目に化粧した気動車で、今回は平渓線を呑んで乗る。平渓線の起点は三貂嶺(さんちょうれい)車站、基隆河の崖上の駅は、旧保津峡駅に似ているだろか。台北からここまでは、区間車(普通列車)に乗ってちょうど1時間ほどの距離になる。平渓線で遊ぶのなら、台北からの「平渓線/深澳雙支線一日週遊券」72元を求めるといい。花蓮方面に向かう特急列車が爆走する本線から分岐して、平渓線はガタゴトと基隆河を遡る。谷間をうねうねと延びていく鉄路は、日本でよく見るローカル線の風景と変わらないけど、覆い被さってくる樹木が、こ...天燈と旧い炭鉱の町と台湾啤酒と平渓線を完乗!

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