センスの哲学 (文春e-book)作者:千葉 雅也文藝春秋Amazon カラオケの採点で、「GLAY」を歌っても、常に80点台だ。 ただ、僕のGLAYを聴いて泣いてくれた人が数人いる。 つまり、僕のGLAYは、「下手ウマ」なのかもしれない。 千葉雅也さんの「現代思想入門」「勉強の哲学」に引き続き、「センスの哲学」を読んだ。 これまたとても面白く、刺激を受けた。 「センス」という言葉をいろいろな角度から説明して定義していく。 しかも、最初から確定的に定義せず、まずはこう考えてみましょう。という大きい枠から徐々に「センス」の核心に迫っていく。 センスを磨くための姿勢として、 再現思考をやめる。 「…