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宮沢賢治の物語「オッペルと象」から"GoodbyeSantaMaria"。アクリルにペンを重ねています。アクリル絵の具の鮮やかさがなかなか画像に出にくいのがとても残念です。絵の具の上にペンを載せるとペンの黒が下地の絵具の色に反応して若干沈みしっとりと良い感じに仕上がります。細かで繊細なこれまでのペン画作品と勢いのあるペンを載せたアクリル画、どちらの世界も良さがあって画材によって作品が変わるのはとても面白いです。※宮沢賢治の物語「オッペルと象」から"GoodbyeSantaMaria"アクリル・ペン・紙410x318mmにほんブログ村オッペルと象
宮沢賢治の物語「オッペルと象」から。白象がオッペルという稲扱機械工場の主人にこきつかわれて働かされるというお話です。白象は巨体なのになぜ小屋から自分で途中で逃げ出さなかったのでしょう。働き疲れて窓から見える月に気弱になってGoodbyeSantaMariaと語りかけます。白象を助けてくれたのはお月さま。物語の最後はハッピーエンドです。お月さまは白象に「おや、何だって?さよならだ?」と笑って助けてくれました。ちょっと悲しそうな絵ですが宮沢賢治の生き物たちのこころが揺れるシニカルでユーモアを含んだ物語の一片を描いてみました。「GoodbyeSantaMaria」PenAcrylic410x318mmにほんブログ村GoodbyeSantaMaria