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軽便与那原駅舎(沖縄県与那原町)―沖縄県営鉄道「ケービン」最大の遺構は今
長らく沖縄県営鉄道(ケービン)最大の遺構として残っていた、旧与那原駅舎が解体されたと知ったときは、大きな衝撃を受けました。なんたって、旧与那原駅舎はケービンだけでなく、沖縄戦にも深く関係する遺構だったのですから。これまで残存してきた駅舎は、2代目与那原駅舎として建築された、鉄筋コンクリート造の平屋建てでした。沖縄戦で破壊され、見るも無残な姿になりましたが、さいわい解体されることなく、焼け残った柱や...
あの駅トイレは今・・・沖縄県営鉄道(ケービン)糸満駅跡をたどる
かつて「ケービン」と呼ばれ親しまれていた、沖縄県営鉄道。廃止から70年以上経った今もなお、その痕跡は断片的に残されています。今回はその一つを辿るべく、本島南部の糸満市にやってきました。この地にはかつて糸満線が伸びていました。これからその終点だった糸満駅跡に向かいます。糸満駅は土地を東西に貫き、西側に車止めがありました。糸満小学校の東側に駅があったといわれています。実際に航空写真を見てみると、そこだけ...
【旅行記】19年ぶりの沖縄(4)―那覇港でゆいレール新車を撮る!
食事を終えた僕は自分の足で、旭橋に向かいました。かつての沖縄県営鉄道那覇駅に建つバスターミナルと、マルエーフェリー・マリックスラインが発着する那覇港が気になったのです。マスク姿のQごろ~途中、QAB琉球朝日放送の前を通りました。ここで社屋に「何か」あるのを見逃しませんでした。俺がスルーすると思ったか?Qごろ~!!そうです、受け付け横にQABマスコット「Qごろ~」が鎮座していたのです。時期ゆえにマスク姿なの...
【旅行記】19年ぶりの沖縄(7)―消え去ったケービン糸満駅跡
終点の糸満バスターミナルで降り、元来た道を戻って糸満ロータリーに行きます。これから目指すのは、ロータリーの東側にあるという、沖縄県営鉄道の糸満駅跡です。数年前まで駅便所が残っていたそうですが、その後が気になっていました。糸満市街地を歩く糸満市役所バス停付近は漁港らしく、磯の香りがほのかに漂ってきます。沿道の食堂には「イカ墨汁」の文字が堂々と掲げられ、ふと気になりましたが、ぐっと堪えて先に進みます。...