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安彦良和が原作・脚本・監督を務めたSFアニメ映画。金星のバイク乗りが戦争に巻き込まれていく話。絵はよかった。特にメカと色彩が。メカは個性的で面白いし、丸みがあってどことなく親しみやすさも感じる。未来設定なのに小物がいちいちレトロなのはご愛敬。電話とかレコーダーとか80年代だなぁという感じ。塗りはアナログならではのこってり感で、鮮やかな色がセンスよく使われているのがよかった。キャラデザもけっこう好き。ただ背景が一部実写になったのは解せない。なにあれ。手描き部分が明らかに浮いてて何じゃこらと思った。ストーリーは微妙。主人公サイドがあまりにもバカというか…考えなしにほとんどノリで軍に戦いをふっかけて、戦争の意味すらわかってなくて、ゲームか何かと勘違いしてるような雰囲気で、仲間が死んでようやくすこし理解したみたい...ヴイナス戦記