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最終話。夜尊との争い、鎮魂灯の灯心、地界と地上との問題、それら全てに決着が着き、海星という星は崩壊からも守られることに。でもそこには沈巍と趙雲瀾2人の、大き過ぎる犠牲がありました。
第35回中国映画金鶏賞で主演の朱一龍が主演男優賞を受賞した映画。目標もなく自堕落に過ごしていたアウトローが、ひょんなことから身寄りの無くなった子供を預かる羽目になり、様々乗り越えて心を通わせていく中で成長していく。ベタな展開には違いないものの、主演2人の演技の光る作品です。
夜尊に氷柱を刺され、飲み込まれてしまう教授。夜尊は所長を痛めつけている映像を世界に流しますが、そんな状況でも希望を捨てていない所長の言葉が、逆に世界を勇気づけてしまいました。地上では3族同盟の時のように皆が協力し、だいぶ落ち着いた頃、地界では摂政官の思惑で逃がされた所長と夜尊の、鎮魂灯を巡っての戦いが始まっていました。
郭長城達がネット配信を使って混乱を鎮めていた頃、所長達は蛇族の聖地で1万年前の麻亀と浮游との交信に成功していました。でも鎮魂灯の灯心がなく、肝心なところで通信は途切れてしまいます。そこへ血清で異常化した欧陽教授が襲撃。危機一髪のところ、所長を助けたのは趙心慈。中の地星人獐獅は驚くことを話し始めました。
特調所では、みんなが戻って来ると信じてひとり鴉達を追い払っていた李さんが亡くなってしまいました。郭長城は咄嗟に李さんの手を握り、記憶と遺言を読み取ります。最後の聖器、鎮魂灯は特調所にあったものの灯心が行方不明。そこへ林静からの覚悟の動画が送られ、教授は地界へ、所長と祝紅、大慶は蛇族の森へ、郭長城と楚恕之は町で亡くなる人達の遺言を聞きに、それぞれ散らばります。
海星鑑に現れた夜尊が高部長達と対峙しているところを、叢波のハッキングで教授と共に見ていた所長は、ライブ配信で思いを世界に伝えます。その中に、林静へのメッセージがあり、林静は郭長城と血清を奪いに研究所へ。でも欧陽教授に見つかってしまい、郭長城は血清を打たれてしまいました。李茜の手で聖器を持たされ逃げた郭長城は、趙心慈の中の獐獅に助けられ、特調所の仲間達が再集結しました。
1万年前の真実を経験した所長。夜尊達との戦いの中、聖器の力で開いてしまった時の狭間に飛ばされますが、そこにいた教授と共に、事の顛末までも確認します。亡くなった罪のない人達や汪徴、桑赞のためにも、戦う意志を強くする2人。ですが、既に地界では黒袍使を騙った夜尊が、海星に宣戦布告をしていました。
郭長城も無事に目覚め、心配していた楚恕之も一安心ですが、特調所と所長の危機は変わらず。海星鑑は所長を指名手配とし、特調所の閉鎖を決定してしまいます。更に教授のふりで夜尊が特調所に侵入、汪徴と桑赞が犠牲になり、所長も山河錐の力でどこかに飛ばされてしまいました。
夢世界の郭長城への違和感から、深く複雑に絡んでいた夢の世界から戻れた楚恕之。でも戻った現実世界に、郭長城は帰ってきていませんでした。所長が郭長城と教授を救出するため、地界に向かいます。黒袍使が以前恩情をかけた地星人の影男に助けて貰い、2人の救出に成功した所長ですが、影男は亡くなってしまいます。影男の敵を討つことを誓い、所長達は地上に戻りました。
悪意を持って広められた特調所の情報が、どんどん拡散してしまう中、所長は海星鑑の高部長と真正面からぶつかります。特調所では、なんとか状況を打開したい楚恕之が動き出そうとしますが、それこそが夜尊の思うつぼだった模様。夜尊と魘公子は、地界に赴いた楚恕之と郭長城を次のターゲットにしました。
趙心慈に寄生していたのは地星人の獐獅でした。思うより昔からだったその経緯を知る所長。親子の会話は決裂しますが、趙心慈は所長のために悪役になるつもりのよう。一方所長を心配する祝紅は、根底にある恋心で利己的に責めてしまいます。そこを特調所の精神的内部崩壊を目論む夜尊と鴉青に付け入られ、身勝手な夢の世界に閉じこもってしまいます。
沙雅と華玉柱を地界に連行した黒袍使ですが、既に地君殿も夜尊の力に屈していました。夜尊によって天柱に捕らわれてしまう教授。地上では、夜尊の件を公表して危険を知らせたい所長と、全て秘密裏に動きたい海星鑑がぶつかり、スパイだったことがバレた林静も特調所から去ります。そんな時、特調所の情報が公表されてしまい、街は騒ぎとなってしまいました。
特調所のみんながそれぞれ動き、なんとか高部長を見つけますが、そこで手がかりは途絶えてしまいます。時間の迫る中、小郭は王向陽の残していった荷物の中からアルバムを見つけました。中に入っていた動画から、最後の現場が龍城大学だと気付いた所長達は大学へ急ぎます。
沙雅は華玉柱を探すことを条件に協力すると言いますが、一緒に地界から来た幼馴染の古班を埋葬してある場所が再開発で崩されると聞き、様子が一変してしまいます。王向陽に連れられて逃げた沙雅は海星鑑の車を襲い、高部長と所長の父、趙心慈が誘拐されてしまいました。
記憶喪失騒動も収まり、大慶も昔の教授のことを思い出したよう。研究所がまた襲われたことを隠そうとする海星鑑を怪しみ、研究所に忍び込んだ所長達。教授は、人間を変化させる血清の研究だと気付き、趙心慈を尋ねたところを所長に見られてしまいます。一方沙雅は、林静の前から姿を消そうとしていました。
不倫夫が妻を殺害する事件が発生。でも妻は生き返って夫の財産を奪い、詐欺容疑を通報して夫に報復します。この夫と不倫相手は、功徳筆の持ち主、王向陽の妻を突き飛ばし乗ろうとしたタクシーを奪った相手でした。生き返った妻は、王向陽から接触は受けていたものの、元々命が9個ある猫族、大慶の仲間でした。
タクシー運転手朱豪の人格変貌が次々に伝染してしまい、特調所は異様な雰囲気。所長が病院で見た多重人格の男が、朱豪の人格変貌の原因と分かりますが、朱豪は鴉青の羽根で殺されてしまいます。慌てて外に出た所長は病院を脱走していた多重人格者、孔鯨に拉致されてしまいました。
龍城病院の騒ぎを調べていた所長は、成先生の幼馴染、祖馬が怪しいと探り始めます。でも庇おうとした成先生に睡眠薬を盛られ、眠っているうちに祖馬の作ったリアルゲームの世界に放り込まれてしまいます。ゲームはなんとかクリアできたものの、罪もない患者が1人亡くなってしまいました。更に祖馬は病室に爆弾をしかけていると言います。
功徳筆の情報を見つけに地界に行った所長と教授と大慶は、地君殺人事件に巻き込まれてしまいます。ようやく功徳筆の資料を手に戻ったものの、目を治した時、教授もダメージを負っていたことに気付く所長。そのことに怒ると、更に教授は爆弾発言を。
馮医師のお陰で所長の目は一旦治りますが、その力は周囲に副作用をもたらしていました。馮医師の力は功徳筆で与えられたもののよう。老化事件を解決し、もう一度見えなくなった所長の目は、匿名メールからの情報で長命時計により回復します。次は新しい聖器、功徳筆の情報集めです。
聖器の影響で目が見えなくなった所長、目の機能には何も異常がなく、原因不明。お見舞いにと祝紅が朗読した古代秘聞録を聞いた所長は、聖器を封印し世界を救ったのは崑崙であったことを知ります。何かを知っているはずの大慶も、本気で記憶を取り戻そうと治療を受けることに。
捕まえた燭九は、以前の傷に加えた負傷により瀕死の状態に陥っていました。もう長くないと悟った燭九は自分の命を使って、天柱の罪人を解放復活させる道を選びます。不安定ながらも復活できたのは、黒袍使の反面のような姿の夜尊。夜尊は早速所長のもとに姿を現します。
野火の仲間達を移動させていた楚と郭長城は燭九に襲われ、様子を見に来た野火共々、絶対零度の実験室に閉じ込められてしまいました。聖器と人質を交換するという条件に応じた所長達、光を媒体に瞬間移動する燭九対策が功を奏して、燭九は黒袍使の剣で切り伏せられます。
チャンピオン野火に挑戦することになった楚、なんとか野火を倒したところで、ギャラリーが暴動を起こしてしまいます。そこへ所長達が現れ、騒ぎを収めました。でも競技場の周社長は燭九に消されてしまいます。逃げた野火を捕まえた所長と教授ですが、野火は訳あって競技場でチャンピオンを続けていたことを知ります。
特調所の建物を破壊しようとした包は、特調所のメンバーと趙心慈によって阻止され、燭九にも見捨てられて、あの銃で撃たれてしまいます。あの銃は、前所長の父親から現所長の息子へと受け継がれたものですが、同時に妻であり母であった沈渓(シェンシー)の死に大きく関わっていました。一方、地界に行った所長は、生きていた丁頓(ディンドゥン)に刺されてしまいます。
地界に行ってしまった所長の代わりに、地上では所長パパ趙心慈が特調所を臨時で率いることに。地界の所長の周辺は、どうも摂政官にハメられた匂いがプンプンしています。また、郭長城を誰が特調所に入れたかの答えがここに。
叢波(ツォンボー)に秘密を暴かれたものの、逆にハッキングし返して叢波に精神的にも物理的にもダメージを与えた特調所。所長は叢波の腕を見込んでスカウトすることに。一方特調所には地界から摂政官がやって来て、大事な資料の紛失を告げます。
少々ギクシャクはしたものの、教授は自分が黒袍使であることを認めます。でも、なぜ所長のことを知っているのかは語ろうとしません。それを逆手に取った所長は教授にようやく、特調所の顧問を引き受けさせました。
燭九に騙された鄭意が、黄家と李家の結婚式をめちゃくちゃにしてしまいます。教授が事態を収めますが、所長は教授に対して、もういい加減に白状しろ!状態。そんな時、所長が洗脳され、燭九と共に特調所に侵入する事件が。
山河錐を調べるため、祝紅の叔父である蛇族の族長に元に向かった祝紅と郭長城は、祝紅を心配する叔父の手で監禁されてしまいます。一方、集団自殺事件を調べている所長は、教授の正体が気になって仕方がなく。そんな時、音波を使った談嘯が特調所に侵入し聖器を奪おうとしていました。
氷柱に閉じ込められた桑赞は燭九にエナジー体を粉々にされてしまいますが、黒袍使の力で形を取り戻し、汪徴と共に特調所で働くことに。山河錐も手に入れ、一件落着なのですが、所長の頭の中は教授と黒袍使を結びつける証拠でいっぱいです。そんな時、闇の力の痕跡が残った新たな事件が発生しました。
みんなに薬を盛り、夜のうちにひとり瀚噶族の土地に向かう汪徴。朝になり急いで後を追った所長達は、ようやく氷柱の隠された洞窟にたどり着きますが、そこに以前教授の言っていたコブのある獰猛な幽獣が襲ってきました。その頃、招待所に残された教授は見張りの祝紅に催眠術をかけられそうになっていましたが…
汪徴の故郷、北西山地に向かう特調所は、途中で同地に調査に向かう教授達と合流。近くの清渓村へ到着し、汪徴から瀚噶(かんかつ)族の話を聞いた後、村の招待所は闇の力の影響を受けた者たちの襲撃に合ってしまいます。
正式採用が決まった郭長城、街でぶつかった丁頓という男は教授の追っている人物の関係者でした。でもひと足遅く、丁頓は燭九に消されてしまいます。次の聖器、山河錘の鍵を握っているのは、どうやら特調所の汪徴のよう。北西の高山地帯、瀚噶(かんかつ)族の廃墟に何か手がかりがあるようです。
街で教授を襲ったゴロツキの一人が翌日、凍死体で発見されます。林静がファンだった小説の内容と酷似している事件に、作者の来蘇を容疑者として調べる特調所。事件のことは知りつつも、手にした地位を失いたくないために小説を書き続けた来蘇は、最後に主人公を死なせるのですが、同時に来蘇も亡くなってしまいます。
結婚式を控えた周薇薇が失踪しました。特調所の案件となり手がかりを探す中、平然と帰って来た周薇薇。でもどうも様子が変です。婚約者の季小白は周薇薇が鏡の中に入って行ってしまったと、再度特調所に助けを求めてきました。
富豪、黄家の息子がバスルームで失踪しました。直後に婚約者の李家の娘もまた、バスルームから消えてしまいます。黄家の執事、呉天恩(ウーティエンエン)が何か鍵を握っているようで、特調所が調べていたところ、そこにまたしても教授の影が。呉天恩は地星人でした。そして彼の息子もまた、20年前に行方不明になっていたのです。
女性が顔を剥がされる事件が発生。その現場にも沈巍がいたことで趙雲瀾は教授への疑惑を強めるが、それよりも辛うじて被害を免れた女性の怪しさが際立つ。彼女はこのところ立ち続けに地星人を送り込み、教授へも接触を繰り返している燭九の駒だった。
龍城大学で殺人事件が。またしても沈巍教授の周辺の出来事に、趙雲瀾はまた教授を怪しみつつ、大学周辺を調査する。被害者が生気を失って亡くなっているため地星人の関与は間違いないものの、どうやら様子のおかしい張助教授とある少女が事件に関係している様子。
李茜の持っていた不思議な形のペンダントは聖器のひとつ、長命時計だった。それを発動させてしまったため、痕跡を辿って地星人が奪いに現れた模様。聖器は特調所保管となるが、それを狙いに今後も地星人の襲撃は続きそう。
海星という古い惑星には、海星人、亜獣族人、地星人がぎりぎりの共存を図って住んでいる。中でも能力の高い地星人は度々地上に現れ、様々な事件を起こしていた。龍城大学で謎の殺人事件が起きたことで、特別調査所の趙雲瀾所長と龍城大学の沈巍教授が出会い、物語が始まる。
巷で噂の「鎮魂」見始めました。只今2/3くらいまで視聴中ですが、もう何より主役2人の可愛らしさが全てを引っ張っているドラマだと思います。ちょっとした違和感なんてなんのそのっ。