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過去をふり返れば、アメリカの対外政策や外交政策は、基本的にアメリカの覇権と利益のための利己的なものであったと思います。したがって、状況が変ればその政策も変化し、法や道義・道徳に基づくような一貫したものではなかったと思うのです。それは、アメリカの台湾政策によく現れていると思います。第二次世界大戦後、アメリカのトルーマン政権は、アジアでの共産主義勢力の拡大を恐れ、国共内戦(中国国民党と中国共産党による内戦)における共産側の台湾征服を阻止するため、第7艦隊を台湾海峡に派遣しました。だから、共産側による台湾征服はかないませんでした。他国が、内戦の一方の側を支援したり、一方の側に加担したりすることは内政干渉だと思います。だから、第7艦隊の台湾海峡派遣は、法や道義・道徳に反するものであったと思います。でも、アメリカは...アメリカの内政干渉と台湾政策