実は球数が増えてなかった、賛否両論の「カープの投げ込み復活」…運動理論全盛のいま、それでも投手が投げ込む効果と方法論
今年の広島キャンプでは「投げ込みが復活した」と一部で騒がれたが、実はキャンプ中の投手のブルペン投球1回の平均球数は昨年と比べてもほぼ変わらない。
それでも「投げ込み復活」と見られるようになったのは、キャンプ3日目の出来事が印象的だったからだろう。ともに19歳の斉藤優汰と日髙暖己の2投手が、黒田球団アドバイザーに加え、評論家として訪れた松坂大輔氏から熱血指導を受けた。その中で伝えられたひとつが「投げ込みの重要性」だったのだ。
「松坂さんは『投げ込みをしていた。投げないと体の使い方を覚えられない』とおっしゃってました。疲れた状態でどれぐらい投げられるか知っておきたい部分もありますし、疲れた中でちゃんと威力あるボールを投げられるようにしていきたいと思います」
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・投げ込みと言っても、目的によって中身は全部変わるからね。球速を上げるため、コントロールを安定させるため、スタミナをつけるため、変化球をマスターするため、意図でやり方は変わってくる。
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