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アディダス アディゼロ ボストン10 レビュー サブ4ランナーの私にとっては、ペース走用かな? 〜ズームフライ3との比較とか〜

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レビュー雑感・商品紹介

この春から平日大阪、休日京都っていう二重生活が始まったのです。

日々ランニングに勤しんでいる私ですので、大阪でも京都でもしっかり走りますよ〜。

 

でもね、シューズやウェアを行ったり来たりするわけにはいかんのよね、荷物が重くなるし、そもそも面倒だし。

特にシューズは、両方に置いておけるほど数を持っていない…

 

ということでシューズを購入することに。

それまで京都で過ごしていた私が、大阪でランニングをするにあたりジョグでもちょっとしたポイント練習でも使えるように選びました!

 

それが…

 

アディダス アディゼロ ボストン10

 

もうすでに何度も使いましたので、ここいらでレビューでも。

 

結論から言うと、

 

キロ5:00より速いペースでのトレーニングで使いたい!

 

って思うシューズかな。

あ、ちなみに私はサブ4を達成したことがあるだけの、陸上経験のないシガナイ市民ランナーです。

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ボストン10の特徴

推進力がある! 5本指グラスファイバー・高反発ミッドソール

さてボストン10ですが、脈々と受け継がれるボストンシリーズでございます。

この度「10」にモデルチェンジするにあたり、一目でわかる変化として「めちゃ厚底」になりました。

その厚みは39.8mmあるそうで、規定(40mm)ギリギリじゃん!て言うくらいの厚底です。

 

その厚底を構成するミッドソールですが、「LIGHTSTRIKE PRO」「LIGHTSTRIKE EVA」を二層にして配置しているようですね。

トップモデルに採用されている「LIGHTSTRIKE PRO」はクッション性、反発性、軽量性を高次元で発揮する素材

汎用性の高いLIGHTSTRIKE EVAは、耐久性、安定性を特徴としており、この2つの素材を使うことで、バランスの良いかつ高機能で、かつ価格を抑えたシューズを目指したんだと思います。

 

そしてもう一つの大きな変化として「ENERGY RODS」と命名された5本のグラスファイバー性の骨状バーが内蔵されています!

靴底から3本程見えてますね

昨今のシューズに内蔵されているカーボンプレートもそうですが、これらは推進力を発揮するだけでなく、厚底になることで不安定になりがちな足元に安定感をもたらす役目もあります。

 

実際に閾値走やウィンドスプリントなんかでは、その推進力で脚もしっかり跳ね上がり、タンタンターンと接地時間の短い走りで駆け抜けることができます。

流石のグリップ! コンチネンタルラバー

アディダスのランニングシューズではお馴染みになりました「CONTINENTAL RUBBER」

ロードバイクを趣味にしていた私にとっても「CONTINENTAL」は超有名で馴染みの深いブランド。

 

そのグリップは、アスファルトでは言わずもがな。

多少濡れた路面でも、意外にグリップが効きにくくなるシューズが散見される中、このラバーはそんな環境でも不安なく走れるくらいの力を発揮しています。

ま、元ロードバイク乗りとしてちょっと肩入れしている部分はあるかもしれませんが(笑)

 

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使ってみた感想

機能が活きる場面

このボストン10、私の感覚ではキロ5:00を切ってくると反発・推進力が感じられるように思います。

メニューでいうと、閾値走や5kmまでのペース走、ロングインターバル(2km×◯本)なんかがハマりそう。

それと、坂道を使ったトレーニング。

グリップ力が高いので、坂道でもしっかり地面を蹴って進めますし、雨で路面が濡れていても踏ん張って進むことができそうです!

 

とは言っても万能ではなくて…

そんなボストン10。使いににくいな、と感じる場面も。

このシューズ、重めなんですよね。

 

27.5cmで296g。あ、ワイドサイズです。

 

これだけの重さがあると、反発を感じられる場面でないと、走っていて少し不快。

私レベルのジョグだと、ペースはキロ5:30〜6:00。

このくらいだと、正直使いづらい。

 

当然、レースでも無理!

 

逆に、反発を感じるならスピード練習でもガンガン使えるじゃん、と考えられそうですよね。

でもね、私としては1kmよりも短い距離のスピード練習は、【素速く動く】神経を鍛える意味もあると思っています。

だからモッサリした動きになる【重い】シューズは使いにくい

となると、このシューズではショートインターバルや短い距離のレペティションは難しくなります。

 

ま、あまり短い距離のメニューを組み込まないですが…

 

となると、サブ4ランナーで、サブ3.5を目指している私がハマるメニューは、上で書いた通り「閾値走」や「5kmまでのペース走」なんかのキロ4:30〜5:00くらいで走るメニューですね。

 

そんな感じなんで、実はジョグとちょっとしたポイント練習用に買ったんですが、私にとってはそこまでの汎用性はなかったんです。

 

仕方ないので、その役割は以前からポイント練習用に使っている【ズームフライ3】が担うことになりました。

ズームフライ3との比較

さて、その以前から使っている【ズームフライ3】、お気に入りのシューズなので2足目です。

ちなみにレビューはこちら

 

 

こちらと比較していきます。

ズームフライ3 RPM

 

まず、すぐに感じる違いとして、ボストン10の方が

 

ソールが硬く感じる

 

てことですね。

ミッドソールの違いなのか、プレートの違いなのかわかりませんが、ズームフライ3だとどのペースで走ってもソールが若干沈み込む感じを受けるのですが、ボストン10ではほぼないですね。

ボストン10の方が、より安定性を求めているのかな。

 

次に、上でも少し触れましたが、ボストン10の方が

 

反発を感じるペース域が速い

 

てとこですね。

ズームフライ3だと、ジョグでも多少の反発は感じます。

なので、ジョグでも走りやすい、気持ちがいい。

私レベルにとっては、そういう意味でズームフライ3の方が汎用性が高いんですよね。

 

次はグリップ。これも上で触れましたがボストン10の方が

 

グリップを明確に感じます

 

てとこですね。

どちらかというと、ズームフライ3は逆に他と比べてもグリップは感じないので、そりゃ差がでます。

ただし、グリップを感じる方がいいシューズ、とは限らず、個人の好みや路面の状態で使い勝手も変わるので、どちらが上、ということではなく「違い」ということでしょうか。

 

最後に、通気性。これはボストン10の方が

 

通気性が少しよさげ

 

て感じです。

正直、どちらも通気性がいいとは感じません。

特にズームフライ3は夏場に履くのを躊躇します(笑)。

それに比べると、ボストン10の方がマシに思えます。

 

こんなとこですかね。

 

基本的には、どちらも似たような位置付けのシューズだと思います。

私レベルのポイント練習やレース用、もっと上級者のデイリートレーニング用というとこかな。

でもその性格は若干違っていて、それぞれの走力や使い道によって選んでみるのがいいかも。

 

まとめ

当初の予定とは、違う使い方をすることになるボストン10。

結局ポイント練習用としてメンバー入りすることになります。

 

これから長い付き合いになるヤツですが、こいつでしっかり脚を鍛えて「寿命だ!」となるまで使い倒したいと思います。

 

あ、ちなみにこの色(ブラック)。ランニングシューズとして寿命を迎えたあとで、職場の室内履きにしてやろう、的な狙いです。

 

 

  翻译: