名君・前田綱紀 われに千里の思いあり(下)【電子書籍】[ 中村彰彦 ]価格: 866 円楽天で詳細を見る 【あらすじ】 利長が亡くなり、妻珠姫も短い生涯を終えた後、前田利光は藩の存続と運営に力を注ぐ。江戸城登城の際は鼻毛を敢えて伸ばし、また様々な奇行で愚鈍を装い、幕閣から危険視されるほどの器量はないと思わせる一方、加賀領内では農村の立て直しや年貢の徴収、辰巳用水の設置などの領地経営に手腕を発揮する。 珠姫との嫡子の犬千代も成長し、水戸藩初代藩主頼房の娘、大姫を輿入れさせようとする一方、3代将軍家光に対して、自身の諱(名)「利光」が将軍の「光」と同じでは恐れ多いとして返上を申し出る。家光は利光を…