俳優の西島秀俊が主演を務める、TBS系日曜劇場『さよならマエストロ~父と私のアパッシオナート~』(毎週日曜 後9:00)の第9話が10日に放送され、親子を巡る再生ストーリーが区切りを迎えた。
【別カット】芦田愛菜が笑った!感動の演奏シーン
第9話は、晴見フィルが仙台オーケストラフェスティバルに参加できることになった。晴見フィルにとっては、今後の活動を続けるための最後の望みであり、最後の演奏になるかもしれない。しかし、再びみんなで演奏できることに古谷(玉山鉄二)たちは大喜び。けれど、遠征費用も練習場所もなく課題は山積みだ。
その後、瑠李(新木優子)の尽力でようやく晴見フィルの練習会場が見つかった。熱海にある保養施設だ。響(芦田愛菜)も大輝(宮沢氷魚)に誘われて一緒に車で現地へ。
そんな折、ドイツのシュナイダー先生から俊平(西島秀俊)に譜面が届く。その譜面にインスピレーションを受け、俊平は久しぶりに曲作りに没頭し…。そして、響は、音楽合宿で俊平の思いを知り、動き出す…というストーリーだった。
才能あふれる両親に追いつこうと幼い頃からバイオリンに没頭していた響。しかしその憧れは、年齢を重ねるごとにプレッシャーへと変わっていった。そして“最高の演奏”を届けたと確信した直後、俊平からのダメ出しを受け、繋ぎ止めていた心が完全に崩れ落ちてしまった。
そこから時を経て、ようやく雪解けを迎える。ずっと俊平が送り続けていた手紙のすべてに目を通し、改めて父からの愛情を感じとった響は、帰宅した父を“約束していたセッション”へと誘う。
俊平はピアノで、響はバイオリンで、これまでの溝を音で埋めるように丁寧に奏でる。演奏を終えると、響が「ごめんね。私、ひどいこと言った」とようやく本音を吐露。俊平も「あの頃、響は長い間、一人ぼっちで音楽を…。ずっと一人ぼっちで…。僕はそんなことにも気づかずに崖の上ギリギリに立ってた響を突き落としてしまったんだ。ごめんな、本当にごめん」としっかりと自分の言葉で思いを伝えた。
最終回直前に描かれた待望の親子セッション。視聴者からは「これはもう神回でしょ」「ずっとこのシーンを待ってたよ」「響ちゃんようやく素直になれたね」「なんて素敵なシーン」「芦田愛菜がやっと笑った!これを待ってた!」「聞き惚れる演奏シーンでした」などの声が寄せられている。
本作は、金曜ドラマ『凪のお暇』(19年)、『妻、小学生になる。』(22年)などを手掛けた大島里美氏によるオリジナルストーリー。劇伴を『テセウスの船』(20年)、『日本沈没―希望のひと―』(21年)などを手掛けた菅野祐悟氏が担当。東京音楽大学教授であり、日本クラシック界を牽引している世界的指揮者の広上淳一氏がオーケストラを全面監修し、東京音楽大学がオーケストラの演奏部分を全面バックアップ。今作が初共演となる西島秀俊&芦田愛菜が不器用な父と素直になれない娘の親子の愛の物語を紡ぐ。
(出典 news.nicovideo.jp)
芦田愛菜『さよならマエストロ』の“伏線”語る「どのように回収されていくのか…」 - ORICON NEWS 芦田愛菜『さよならマエストロ』の“伏線”語る「どのように回収されていくのか…」 ORICON NEWS (出典:ORICON NEWS) |
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