実家では、大晦日から三が日におせち料理やお正月恒例の料理が並んだ。
おせちは大体、母の手作り、わたしは昆布巻き担当、紅白なますも大根を包丁でうす切りながら包丁使いを学んだ。
お正月料理といえば、豚の角煮、鯛の姿揚げ中華あんかけが実家独自のメニューだった。
大食漢の家で育ちました。
親戚の家で新年会がある年もあったが、家で年越しが多かった。
新しい家庭では違いがあって、想像を超えていた。
日本伝統を残したい気持ちでおせちを作り、年々品数が増えていったが、今年は簡素。
手作りしたのは筑前煮のみ。
キッチンに荒神さまを祀っていないけど、火はあまり使いたくないと思いながら、これからおせち食材の八つ頭と黒豆を煮ようと思う。
臨機応変に行こうと思う元日。