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 傘下のゲームデベロッパは角川ゲームスとスパチュンが任天堂の呪いに骨の髄まで冒されているような有り様ですし、今後の業績はフロム次第ですかね。

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[KADOKAWA - IR情報]

[eir-parts: 2022年3月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結) / 決算説明資料](pdf)

 売上高は前年同期比10.7%増の520.34億円、営業利益は63.9%増の58.69億円、純利益は63.9%増の40.23億円。
 という具合に利益が大幅増加し、営業利益率が一割を超えています。

 ただしゲーム事業は低調で、

[ゲーム事業]
 ゲーム事業では、ゲームソフトウエア及びネットワークゲームの企画・開発・販売、権利許諾等を行っております。
 当第1四半期連結累計期間においては、『SEKIRO: SHADOWS DIE TWICE』等、旧作のリピート販売に減速が見られました。また共同・受託開発事業では、新作を発売した前年からの反動と開発スケジュールの見直しにより減収となりました。
 この結果、当事業の売上高は18億75百万円(前年同期比56.8%減)、セグメント損失(営業損失)は1億16百万円(前年同期 営業利益16億6百万円)となりました。

 前年同期の半分未満に売上高が減少、営業損益は赤字に突入しています。
 たまに“数世代遅れの任天堂ハード向けに出すとコンテンツの寿命が短くなる”と書いていますが、あれは単なる事実なんですよね、最新世代のゲーム機向けに継続的に売れ続けるゲームを出すというのも簡単な話ではありませんけど、そもそも事の初めから勝負を降りている角川ゲームスやスパチュンがどうこうなるはずもなく。
 であればこそ今後の同性はフロム・ソフトウェア次第という事になるわけで、フロムを買収してクレクレーとか言ってるXbotとかがいますけど、こんな状況でKADOKAWAがフロムを売り渡すという事は普通に考えると有り得ないのではないでしょうか。
 KADOKAWAがゲーム事業そのものから手を引く時が来たらまた別かもしれませんが。

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 セグメント別売上高と営業利益、一時期ヤバい事になっていたメインの出版事業が復調したのが今回の営業利益大幅増の要因となっていますね。
 映像事業も黒字に転換していますし。

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 出版事業については電子書籍の売上高が二割程度伸びているだけでなく、紙の本も一割程度の伸びを見せていますし、会計基準を古い物に合わせると更に伸びているとのこと。

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 ゲーム事業の売上高減少については、“受託開発のスケジュール変更”も影響したとのこと。
 KADOKAWA傘下の受託って言うとフロムがSIEから受託している奴とスパチュンが任天堂(ポケモン)から受託している奴、後はスパチュンがバンナムからジャンプ原作ゲーの開発を受託している辺りですかね、どれに当たるのでしょうか。

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 今後期待のタイトル、内製は「ELDEN RING」のみ。
 まあそりゃそうか…という部分はありますが。

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