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 その辺は30年かそれ以上前の話になってくるのであやふやな部分も増えていそうですが、少なくともセガとも話し合いをしていた事は事実だったみたいですね。

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[Seizo Trend: ゲーム界のカリスマ内海州史が語る、プレステ誕生に至る元ソニー大賀社長の凄い決断]

 株式会社セガの代表取締副社長Co-COOを務める内海州史氏へのインタビューですが、タイトルにある決断については会議でソニーの大賀社長(当時)がPlayStationに“そこまで言うならDo,It”といってゴーサインを出した云々については結構知られている話なので省略します。

 という事でタイトルに関してですが、以前も軽く触れられていた事もあったようなのですが、

 現在私が所属するセガとは、その時期(編注:任天堂から一方的に契約を破棄されるも、これと法廷で争うことはせず独自にやれないか模索する方向で進めると決まった辺り)から接点があります。同じコンソールに挑戦していたセガを調べて、久夛良木さんを引っ張って一緒にセガにアポをとって共同プラットフォームを模索すべく訪問したりもしましたが、当時は「今からは無理ですね」と門前払いでした。

 だったのだとか。

 時期的には恐らく1991年のCES(任天堂がPhilipsと共同でSFC用光学ドライブ搭載周辺機器を開発すると発表、なお後に頓挫)を前に任天堂が何を思ったかいきなりソニーと結んでいたSFC周辺機器or一体型機器としてのPlayStationの契約を破棄してから上述の会議で本格的に動き出す(1992年半ばの)頃までの話だと思われます。

 今のゲーム機のように、現行ハードを発売してからすぐ次のハードの検討に移り数年前には物理仕様を固めないと量産が間に合わないという物でもありませんし、実際にSFC周辺機器として開発していた物の基礎はあるもののそこからSCEを設立して初代PSを1994年末に間に合わせたというのもあるので、セガ側にその気があった場合はソニーとセガが組んでゲーム事業を展開する可能性もあったのかもしれませんね。

 ただ、任天堂PlayStationがそんなに上手くは行かなかっただろう事と同様にセガと組んでもセガだしなあ…というのはあるんですよね。
 結局今より上手くいっていたかどうかは怪しい所がありそうです。

 現状がベストかというとそういう話でもないのですが…携帯機市場で任天堂欠陥機がのさばっていたりするので。
 ただ、技術の進歩という点ではかなり良い所まで行っているのではないでしょうか。
 家庭内のワークステーション云々というのはちょっと過大な想定でしたが、何だかんだPS3に向けて多大な投資をした半導体工場が国産半導体の大きな部分を占めてもいますしね。

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