・・・道後温泉は,時間も時間なのでとりあえず来てみただけ(笑)。再び市内線に乗って,大街道へ来ましたよ。
ここで,晩飯兼の居酒屋。例によっていいあんべぇになった模様。
そこから宿のある清水町まで戻ろうと思ったら,地方都市の常で市電は22時半頃で営業終了・・・Googleマップで見たところ徒歩15分くらいと出たので,お示しのルートに従って歩いたそーです。
途中,加藤嘉明公の騎馬像があったり(松山城ロープウェイ駅の近く),住宅街的なところを通ったりと,ほろ酔い加減で楽しめたとか。15分も歩くうちなーんちゅって,珍しくね?(苦笑)
お宿は,ビジネスに毛が生えたようなホテルだったようですが,一夜の宿だから別に構わんよね。ただし,朝食付きは必須条件。カレーを食うのはお約束(笑)
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BGM NOW Telemann/Overture in E Minor, TWV 55:3: Menuet - Trio (Patrick Peire/Collegium Instrumentale Brugense) |
- 2024/11/07(木) 08:50:06|
- 旅情:九州,中国,四国
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ホテル最寄りの清水町電停から市内電車に乗って着いたのは,あの道後温泉駅でござま~す。城北線からは直通がないので,上一万で乗り換え。
温泉に入るつもりはなく,とりあえず来てみたってところ。
それはさておき。
坊っちゃん列車が展示されてますね~。これは復元機1号機関車だそうで。ま,復元つっても,蒸気を街中に走らせるわけにはいかんので,動力はディーゼルですが。駅舎も復元されたもので,雰囲気はありますな。
・・・蛇口みかんジュースは,割高なので飲まなかったそうです(笑)
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- 2024/11/06(水) 07:16:18|
- 旅情:九州,中国,四国
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そーして,伊予鉄の市内線に乗りますよ。僕の見慣れた広電に比べると,車内の幅がすこぉし狭いような。気のせいかな。あ,そか,軌間が向こうは標準軌,こっちは狭軌か。
運賃は,運転士の関与するところではないのね。
市内線には大手町駅前のところに伊予鉄名物,郊外線との平面交差(ダイヤモンドクロッシング)があるところ,特に気にせず通り過ぎてしまった模様。こっちに戻ってきてから言ったら,「あー!そういえばあったあった! 何なんだろうと思ってた~!」って。しもた,言っとけば良かった;;;
清水町電停が写ってるけど,どーゆー経路を辿ったんだろか・・・???と思ったら,お宿が清水町だったんだと。チェックインして荷物を置いてから,改めて市内線に。
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BGM NOW Chopin/24 Preludes, Op. 28: No. 1 C Major (Vlado Perlemuter:Pf) |
- 2024/11/05(火) 07:24:03|
- 旅情:九州,中国,四国
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吉野川エクスプレス,松山駅に到着は19時過ぎ・・・もう,とっぷりと日が暮れてますねえ。
で,まずは松山駅の2代目駅舎を。三角屋根が特徴の,レトロ風。中は一気に現代風。この9月29日に高架化が完了したばかりなのねえ。
・・・それにしてもか~つ,やたら案内看板を撮りたがるなあ。
最後のリング状の案内,一瞬東証マーケットセンターの環状電光掲示板かと思っちゃいましたがな。こちらは回らないのね(回ったら案内板にならんだろ・・・)
昨日の大雨で,この改札口コンコースあたりが浸水しちゃったようですが・・・;;;
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BGM NOW 矢野顕子/Happiest Drummer |
- 2024/11/03(日) 12:13:52|
- 旅情:九州,中国,四国
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徳島駅に戻って。とっても立派な駅ビルで・・・JR四国,テナント料で稼ぐわけね。鉄路ではなかなか稼げないもんね。
松山行きの高速バス「吉野川エクスプレス」の時間まで駅構内をうろついて,ついでに土産を物色したり。
高徳本線,徳島本線,牟岐線,鳴門線の発着駅として,利用客もかなり多いようですねえ。パターン化されたダイヤが見事。向こうのホームに見えるのは,高松行きの特急うずしお20号ですか。
吉野川エクスプレスは,定刻通りの15:40に駅前を発車。2-2シートの通常の高速バスですな。最後部のボックスは,トイレかしら? 松山到着は19時前。
JRだと高松で乗り継ぎだし,特急料金を入れると13,000円,時間も4時間。それに比べると,高速バスは4,800円だから,列車はちょっと太刀打ちはできませんねえ。自転車積み込みも事前予約でできるそうで。
最後の案内板は,途中休憩の吉野川サービスエリア。
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- 2024/11/02(土) 00:15:51|
- 旅情:九州,中国,四国
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和歌山港を10:35に出航して,徳島港に着いたのが12:50。
まずは,徳島市交通局のバスで徳島駅まで出ます。・・・バスオタの本領発揮して,車内案内と運行経路図を撮ってますな~(笑)。徳島市バス,かなり細かく運行してるのね。とは言いながら,地方公営バス事業が赤字なのはどこも同じで,数年後には全面的に民間委託されるそうで。
さて。遅いお昼は,徳島ラーメンと焼き餃子で。・・・野菜が少量の刻みネギとモヤシのナムルだけだなんて,信じられな~い!(個人的にラーメンはまともな食事とは認めてない www)。塩分量は大丈夫だったんでしょうね???
四国に渡るとお天気もスッキリ晴れ,とはいかなかったようで。西から天気が変わることからすると,翌日がどーなることやら。雨男の要素があると,か~つ本人も自覚してるところがありますからね~。
市内の街路樹に背の高い椰子が育ってるのが,意外。暖地性の植生なんですね~。対岸の紀伊半島南岸と似たような気候条件なのかな。
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BGM NOW BoA/서울의 빛(The Lights of Seoul) |
- 2024/11/01(金) 00:10:48|
- 旅情:九州,中国,四国
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時間になったので,乗船口へと向かいます。
外国人観光客も,それなりにいるようですね~。関空からリーズナブルに四国へ渡れるし,乗船時間も2時間ちょっとなので,直接行こうという人には狙い目のルートなのかも。
で,ホントにリーズナブルなじゅうたん席,通常の椅子席,ファミリー向けのテーブル席,くつろげるソファー席,景色も眺められるカウンター席と色々取り揃えられてる中で,か~つが選んだのはリクライニングシート&レッグレストのグリーン席。
南海特急サザン自由席車で裏切られたので,奮発したそーな。プラス1,000円の料金は要りますが,眺望と安楽さ,何より青い海と空が広い窓で目の前に眺められて,ご満悦だったようです(微笑)
そうして,徳島港へ入港しま~す。ん~?お天気がイマイチなの?それともエクスペリアのカメラの調子が悪い???(どうもその可能性が高い・・・orz;;;)
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- 2024/10/30(水) 00:15:00|
- 旅情:近畿
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相方か〜つ,無事に戻ってきましたので,旅の中身をば。
前回と同じ時間の飛行機だったのかな? 関空から南海電鉄に乗りますが・・・南海フェリーで四国へ渡るので,和歌山方向へ。
電車の向こうにいるのは,前回乗った「MOBラピート」ですな。空港急行で泉佐野へ出て,そこで特急サザンに乗り換えて。ちなみに,ケチって自由席車にしたら通勤タイプのロングシートでがっかりしたそーです(笑)。
和歌山港駅改札口を出てすぐのフェリー乗り場連絡通路には,顔はめパネル2種がお出迎え。船員さんのはともかくとして,萌えな方は和歌山と徳島を擬人化したキャラで・・・高野きららタンと阿波野まいタン,幼馴染という設定なのね。
案内板も滑らかな凸凹の通路の床も板壁の雰囲気も,レトロ感があってよいですわ。まあ,明石海峡大橋の開通以来利用客が減って経営が思わしくない状況が続いてたので,改修しないで昔のまんまってことですが(苦笑)
そーいえば,幼い頃住んでた山口県の山陽本線の駅の跨線橋もこんな感じだったな~と,思わず遠い目になったり(笑)
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BGM NOW Schumann/Symphony No.4 in Dm Op.120 (Rafael Kubelik/Symphonieorchester des Bayerischen Rundfunks) |
- 2024/10/28(月) 00:25:35|
- 旅情:近畿
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こないだ,浦添のサンエーパルコシティに台湾産のコーヒーを買いに行った時。
初めて通った沖縄西海岸道路,海沿いでとっても気持ちが良かったんですよ~♪
なので,晴れた日に用事もないのに自転車で走ってみたです。パルコ手前あたり,水平線が開けて眺めもよろしく。
ちょうど干潮のタイミングだったので,平らな干瀬(びし,リーフ)が足下に広がって。風が吹いてなければ,浅瀬の水面に雲が綺麗に映ったんでしょうが・・・。
・・・沖の方に何やらリグ状の構造物が見えるのは,海底油田を掘削してるんですかね?(絶対違!)
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BGM NOW Bach/Concerto for Flute, Violin, Harpsichord, and Strings in Am, BWV 1044: III. Tempo di Allabreve (Lisa Beznosiuk:Fl, Simon Standage:Vn, Trevor Pinnock/The English Concert) |
- 2024/10/25(金) 00:10:38|
- 旅情:沖縄
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さて。
ヌル殿内の近くには,地頭代火の神という拝所もあるようですが・・・事前に調べたところではセメントで固められた構造物のようで,どうも感興が湧きそうにないと判断して,やめ。
集落の路地をふらふらと歩いて,出てきたのは浜漁港前バス停。う~ん,これからどうしませう? 西にはビーチもあるけど,自然のではなく造成の手が入ってるみたいだし,この天気では映えないしな~。
ふとバスの時刻表を見ると,伊計島へ向かう便が数分で来るじゃあーりませんか。いっそ伊計島まで行っちゃう?行っちゃう? ・・・気がつくと,乗ってました(笑)。この便は来た時の便と違って,浜比嘉島の南東部・勝連比嘉まで行って戻るので,車窓が楽しめそう。
比嘉港湾前バス停のあたりには,観光客が結構いました。レンタカーらしき車もあちこちに停まっていて・・・幾つものグループが堤道を歩いてアマミチューの墓へ向かってたり。あー,早い時間に行ってて良かった~。周囲に人がいたら,あの空間の雰囲気はぶち壊しだったわ。
マイクロバスは,浜比嘉島リゾートとかいうホテルの敷地入口のところで向きを変えて,集落の道を。これがギリギリ2~1.5車線くらいで,軒先や塀をかすめて走っていくのね。ちらっと派手に赤い壁の建物が見えて,なんじゃこりゃと思ってたら,戻りに見たところ公民館でした。一瞬,この島には似つかわしくない「愛の営みを行う宿」かと(苦笑)
畠と森に両サイドを挟まれた道を通って,南東部に。勝連比嘉に近づくと,ポツリポツリと小さなお宿やカフェが点在してて,見合うだけの観光客が来るんですね~。
比嘉(兼久)漁港前バス停でUターンして,来た道を戻るんですが・・・窓から見えた「シルミチュー」の案内看板。アマミチューの夫神の聖地,そこからすぐ近くなんだ。しもた。降りれば良かったかな。でも,帰りのバスがあるかどうかわからないしな~;;;
(帰ってから時刻表を精査したところ,この便が伊計島から折り返す便が,やはりここまで来るようで。その間1時間ちょっとなので,シルミチュー聖地を訪れるだけの時間的余裕はありますね。次回リベンジだわ)
さて。バスは橋を渡って,平安座島へ。マップを見てもわかるように,平安座島の大半は埋め立てて造られた石油基地なので,それに伴って開通した海沿いの良い道路をすっ飛ばします。・・・って,また雨が降ってきたがや。
埋め立てで殆ど川レベルとなった水路にかかる橋を渡って,隣の宮城島へ。すぐそこにある桃原集落の桃原漁港バス停から,またすっ飛ばして。海を離れてちょっと中に入ったところで,左折して畠が広がる方へ。宮城島の集落は桃原とこの先高台上の宮城,池味となるので,住民の利便のためのコミュニティバスはメインの道路から外れてそっちへ入るわけですね。
・・・しかし,畠の間を走ってる間はいいんだけど,集落に入ると道が狭い;;; やっぱり下手すると1.5車線レベルのところもあったりして。まあ,対向車が殆ど来ないからいいけど。ドライバーは慣れてるから,余裕でスイスイと通り抜けていくのは,さすがです。
桃原漁港の次は,宮城中学校前バス停・・・だけどこの中学校,10年以上前に四島の全小中学校と統合して現役じゃないのよね。それでもそう命名したのは,地元の人の「愛」かしらん。
やがてバスは元のメイン道路に合流。伊計島へ向けてかっ飛ばします。どうしてそんなにスピードを上げるのか,不思議に思ってたら,理由がわかりました。
途中,土砂崩れの復旧工事の為に信号による片側交互通行区間があったんですね~。そうか,それで時間をロスして,時刻表よりも微妙に遅れてたのか。
坂をぐんぐん上って,赤いアーチの伊計大橋へ。晴れてると綺麗な海が眺められる筈なんだけど・・・以前,か~つの運転で何回か伊計島にお泊まりした時にはなかった高めの欄干が設置されてたのは,飛び込んだりする人間がいたりしたからかしら。それとも,単に補修か塗装工事の為かしら。
橋を渡って間もなく,伊計ビーチ前バス停。終点の一つ手前だけど,とりあえずここで降りましょ。ビーチの入口の駐車場は,車で一杯。こんな雨もよいの天気で,何しに来てるんですか?(←お前もな www)
7分後にはバスが折り返してくるので,ビーチまで行くこともせずにバス停の周りをうろうろして,伊計島滞在終了~~~~(←ホントに何しに来たんだ?)
同じドライバーさん(女性),乗り込む時に目が合うと「あらまあ」って表情に。そりゃそうだ(爆笑)。折り返し地点の伊計共同売店前バス停から乗ってきた人も6人ほどいて,多分半分以上はバス無料事業で来た人だと。
・・・使いやすい公共交通手段があることがわかったので,別の機会に伊計島をメインで来るというのも,ありですな。
池味のバス停でおばあが乗り込んできました。どうやら僕が座ってるシートが定位置らしく,「ごめんねえ」と言いながらよっこらしょ。「ごめんねえ」はこちらの方ですぅ。
うちなーのおばあらしく,お話好き。どこから来たね~?から始まって,島の話を聞いてるうちに,「あいっここで降りるさーねー」。そこは上原新里商店前バス停で,文字通り個人商店の真ん前。手を振って降りてったおばあは,そのお店に入って行きました。戻りのバスが来るまでの1時間半,馴染みのお店でゆんたくして過ごすのかな?
この後,コミュニティバスは同じ経路を戻って,6分遅れで本島側のJRおきなわ与那城支所前に。何やってんだかって感じですが,生活の足になってることが実感できたし,都市部の那覇に住んでると見ることの殆どない,田舎の集落が眺められたので,満足です。
ここで那覇行きのバスに乗り継ぐのは・・・コミュニティバスから降りた全員でした(笑)
近くのファミマで飲み物買って,一息入れて。2時間揺られて戻ってきました。聖地も巡れたし,美味しいものも食べられたし,うーん,なかなか良いバストリップだったな~♪
最後に,途中経過をか~つに伝えた「らいん」。伊計島まで行ったことを知って,とても呆れてました(笑)
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BGM NOW Roussel/Deux poèmes de Ronsard, Op. 26: I. Rossignol, mon mignon (Irene Maessen & Paul Verhey) |
- 2024/10/18(金) 00:10:31|
- 旅情:沖縄
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てぃーらぶいを出てしばらく集落の中を歩き回ってるうちに,「ヌル殿内」という施設に出くわしました。
・・・ヌルというのは,ノロ(神女,祝女)のことね。沖縄では,O→U,E→Iと母音が変化することが多いの。殿内は本来は上級士族の邸宅を尊ぶ呼び方だけど,次第に転じてその地域で格式があると認められている宗教的な建物にも使われるように。というわけで,ノロが祭祀を行う建物のことですな。ノロの家が兼ねてたり,その敷地内に別棟で建てたりしたそうだけど。
ノロの葬所を訪ねたので,お勤めをしていた(いる)ところも訪ねておかねば。
セメントで枠取られたブロック塀で仕切られた中は,多彩な緑を見せる植木と花木に埋め尽くされたかのような庭。その先に,3間×2間の寄棟造の殿内がありました。
軒を支える柱と壁は,漆喰で化粧塗りされれているみたいですね。ところどころうっすらが剥がれかけていたりするのが,趣があって好みですわ(←この辺の感性はやっぱ日本文化の人ね)。
右手に回って屋根の架構を下から見ると,垂木を一旦横材で受けて,それを更に軒柱で支える構造。内地の木造建築だと,桔木(はねぎ)などで屋根の荷重を受けて,垂木でバランスを取って柱なしで軒を出すけど,台風に襲われる沖縄では屋根の重量は内地の比ではないから,こういう形になったんでしょうねえ。見るからに屋根が重そうだもの。
・・・横材に何食わぬ顔で甲虫が休んでいるのが,微笑ましいと思ったり。
正面3間の真ん中1間は開放されていて,中を見ることができます。白く塗られた檀の上に階段状の祭壇があって,香炉と花が。中央の額のようなものに書かれている文章が気になったんだけど,無関係の人間がズカズカと上がり込んでいい場所じゃないと,自制したです。
飾り気のない質素な感じの設えではあるものの,塵一つないように整えられていて,凛とした空気が漂ってました。
総体にきちんと整備管理されている様子が窺えたのもその筈,旧正月の年頭拝みなどではノロが祈願を行う現役の施設だそうで。浜集落大内家のノロの祈願所ということで,おそらく現在でもその大内家所有で管理されてるんじゃないかと思われます。
アマミチューの墓があった比嘉集落にもノロ殿内があるとか・・・次に来た時には,そちらも訪れてみますか。
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BGM NOW Taio Cruz/Higher(Feat. Kylie Minogue) |
- 2024/10/16(水) 00:18:46|
- 旅情:沖縄
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後ろ髪引かれながらそそくさと元の道に戻って,お昼ご飯のお店に向かいますよ。
予め調べておいた中で,この浜集落で良さげなお食事処は2ヶ所。一つはもずくを使った揚げ物類が名物の「丸吉食品」。も一つが古民家をそのまま使った「てぃーらぶい」。
どちらにしようかな~と悩みながら歩いてると,「てぃーらぶい」の案内看板が。古民家ってのも惹かれるものがあるし,本日はこちらへ寄ってみませう。
路地をしばらく行くと,ブロック塀に囲まれた古民家がありましたよ。塀の内側には植木が茂っていて,いい感じ。悪しきものが入ってこられないように設えた「ひんぷん」の向こうに,赤瓦寄棟造のいかにも在来沖縄な建物が。
綺麗に整えられた芝生を通って入口に行くと,ちょうどお店の人が出てきて案内してくれました。民家をそのまま使っているので,靴は脱いで上がります。左手が厨房,右手の座敷部分が食堂。おひとり様なので,座敷とは板敷廊下を挟んで外側の広縁部分にご案内~。
敷き詰められた畳の上に,藺草の薄い座布団といかにも使い込まれた風情のある木の卓。滑らかに使い込まれた板敷廊下も,昔住っていた人たちが残した生活の小傷が残っていて,うーん確かに田舎の家だわ・・・よき♪
メニューはクバの扇に貼られた紙。味があるなあ。沖縄そば膳3種類のうちから,豚もつを使った中身そばにしましょ。
お客は,広縁にもう一人女性のおひとり様と奥の座敷にグループ,そして真ん中の座敷には台湾からと思しきファミリー。赤ちゃんが畳の上から板敷廊下に這い這いして出ていくのを,ママさんがスマホで動画撮影してたり。
あ,赤ちゃんがこっち見てる。ハーイ♪と手を振ったらニコォと笑って振り返して。か,かわいい~~~~♪ 赤ちゃんのかわいさは別世界だよね~。泣いててもかわいい。人間嫌いだけど,赤ちゃんに関しては問答無用で「かわいい」が発動するのは何故だろう。・・・母性本能?(違笑)
そんなファミリーに,お膳が運ばれてきましたよ。持ってきたお店の女性が,スマホを受け取って写真を撮ってあげてて,みんなお澄まししてるのが微笑ましい。
おひとり様女性にも運ばれてきて・・・あ,この人にも写真を撮ってあげてる。どうやらこのお店のサービスみたいですな。
しばらくすると僕の番。お膳の品の説明も置かれて,丁寧に教えてくれます。好感度高いな~。本日の小鉢はだいこんしりしりーともずくのさっぱり和え,ジーマーミ豆腐(落花生豆腐)の天ぷら。小さなスイーツは紅芋なんとぅー。
自分の写真を撮る趣味はないので,撮影の申し出は謝絶して。では,いただきます。
お汁は塩気が薄く,でも豚肉と鰹の出汁が利いてるので全く問題ない,というか幾らでも飲めちゃいそうな絶妙なバランス。そして,中身(豚の臓物)は全然臭みがなく,丁寧な処理がされてるのがよくわかります。麺もいい感じの茹で具合で,微妙にもっちりしながらプツンと噛み切れて,これまた絶妙な食感。
ジーマーミ豆腐は一つはそのまま,もう一つはお汁に浸けてどうぞってことだったので,その通りに。揚げたてなので猫舌にはキビシイけど,ねっとりもっちりで美味。これをお汁に浸けて頂くと,途端に味がシャープさを増して見事な味変。よく考えたな~と感心。
大根しりしりーともずくはその名の通りさっぱりしていて,食感も変わって箸休めに最適。料理の構成がよく練られてると感じましたね。
なんか大変満足度が高いので,食後にスイーツとして紅芋なんとぅーを追加してもらおうと思ったら,今年は紅芋が不作で出せないんですって。無念。
12時を過ぎたら,一気にお客さんが入ってきましたよ? ドヤドヤと真ん中の座敷も埋まって,商売繁盛,結構なことで。この味だったら,人気が出るのも頷けます。
グループを案内して戻ってきたお店の人を捕まえて,さっさとお会計してお庭に出ると,植木と建物の雰囲気が大変良くて。湿った空気を深呼吸。
・・・このお店,是非ともか~つを連れてこなきゃだわ♪
Ще не вмерла Україна |
BGM NOW 槇原敬之/ANSWER(10.Y.O.Version) |
- 2024/10/15(火) 00:15:24|
- 旅情:沖縄
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