ずーーーーーーーーっと同じ組み合わせ番号でLoto6を買い続けております。
一口10回継続で,たまーに5等1,000円が当たったりしますが。
今日,過去10回分を確認しに行ったら,なんと当たってました!ガクガク(((( ;゚Д゚)))ブルブル
・・・5等が3口(→o←)ゞ
まとめて3等1口で当たってれば良かったのに。
勿論,同じ番号で継続しておきましたよ。
いつか必ず,1等の方から歩み寄ってくるに違いない!
- 2015/04/30(木) 13:52:15|
- 日記
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ちなみに,このクボー御嶽はイザイホー以外にも年に数回祭祀が行われるので,廃れているわけではないけれど・・・クニガミと呼ばれる司祭者団にも欠員があるそうで,今後どうなっていくのか心配。
よそ者ながら,二人そんなことを気にしながら一礼して道に戻る。
それにしても,いい天気になったなあ。
「前回とはえらい違いだよねえ」
「今日来てよかったですぅ〜(人´∀`)」
連れて来てくれて,感謝感激雨あられッ♪
「じゃ,とりあえず港に戻ろうか」
「そーしましょ。咽喉も乾いてきたから,例の待合所で何か飲んで」
「そーいや,確かあそこ軽食的なものも出してたよね」
はーい,では,歩け歩け〜( ^o^)ノ'/^-^)ノ
島内縦貫道(?)をひたすら集落へ向かって。左右は,相変わらずの林。
「あ,綺麗な蛇!」
「どこどこ?」
目の前を横切ってるのに,たまたまよそ見していたか〜つ(^^ゞ
「わー綺麗ーっ(*^_^*)」
小さなシマヘビくらいの大きさの,草緑色した蛇がずりずりと舗装路を右から左へ横断中。
沖縄に来て16年,初めて見ました!こんな色の蛇! 蛇好きの僕,感動・・・感動のあまり,写真撮るの忘れたδ(⌒〜⌒;)
(後で調べてみたら,リュウキュウアオヘビというコらしいです)
「もしかして島の神様が見せてくれたのかな〜」
「そうかも〜」
そーゆーことにしておけば〜これから先も〜いい感じ!(違
というわけで,振り出しの宿泊交流館へ戻って。朝来た道を更に港へ戻って。
集落の中は,観光客らしい人たちが三々五々,自転車で散りつつあったり。か〜つが時計を見ると12時前。なるほど,第2便の高速船でやって来た人たちね。
待合所に戻ると,「出かけています」の札こそないものの,カウンターはまたもやもぬけの殻。
「ふぅ,よく歩いたね〜」
「ちょっとお座りしてましょ」
開け放された表と裏のドアから爽やかな風が入ってきて,うっすら汗ばんだ肌を冷やしてくれる。
「あ,戻ってきた( ^∇^)σ」
どうやら,外の自販機の補充に行ってたみたいです。温度が上がってるから,売れるだろうな〜。
「えーと,何にする?」
「やっぱ,これでしょ」
か〜つが指差したメニューの文字は,ぜんざい。もうそんな季節ですねえ。
「じゃあ,これ二つお願いしまーす」
「少々お待ち下さーい」
と,厨房に引っ込もうとする娘さんを呼び止める僕。
「すみません,これとこれも」
「はい,どーぞー♪」
買ったのは,島の豆を使ったというパウンドケーキ。これ,確か前回も食べたけど,美味しかったのよね(-^〇^-)
待つことしばし。焙じ茶と一緒に板に載せて出てきたぜんざいは,島の黄な粉がかかっていて良さそう〜・・・いただきますーっφ(^o^)
- 2015/04/30(木) 08:59:44|
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じゃ,引き返そうかと道の方を振り返ると,向こうの方からやってくる自転車3台。
ここまでのところ,うまい具合に景色を二人占めできてるよね~(/^-^(^ ^*)/
「次はクボー御嶽ね」
「この一本道を戻って~,合流してきた道の方に行けばいいのね」
さくさくと歩きながら,か~つが腕時計を見る。
「11時の高速船にはもう間に合わないなぁ(^^ゞ」
「あ,乗るつもりだったの?」
「ん~,お昼は本島側でって思ってたから(^ζ^)」
道理で速足になってた訳だよδ(-_-;)
「次の便は1時のフェリー,と」
「いーんじゃない,それで戻って向こうでお昼にすれば。ちょっと遅いけど」
「そーしよっか」
はい,歩速落としま~す(-_-ゝ 幸いこの一本道も,クボー御嶽の近くを通る島内縦貫路(?)もあの黒い虫群がいないから,か~つの足取りも落ち着いて。
と,目の前が開けていきなり現われる立派な溜め池,というか貯水池? 四角く整ったコンクリート張りの斜面。はてね。久高島の水道って,本島から海底管で給水されてると聞いたけど・・・緊急用?それとも農業用? 半分くらいの水量で,これから夏場に向かって雨が降ればたっぷり溜まるんだろうね。
「なんか,ここからロマンスロードっちゅーものに通じるようですが?」
「カポーがいたらヤだから,やめとこ?(¬з¬)」
「てめーらはバカッポーだろがっ!ァ'`,、(´▽` )'`,、」
この頃になるともう雲も殆どなくなって,春とはいえ南国のお陽様がてっぺん近くから照らして下さる。気温も上がって,たぶんもう25℃は超えてる筈。ただ,湿度がそれほど高くないので,こうやって歩いていてもあまり汗ばんだ感じはなく,快適(-^〇^-)
「あ〜7千歩超えた〜」
か〜つが携帯を取り出して呟く。
「え?そんなもんなの? もっと歩いてるかと思ったけど」
「なんか途中でリセットされたみたい。たぶんトータルでは1万歩くらいじゃないかなぁ」
・・・なのに,なぜ彼は痩せないのだろう???(←答えはもうわかってる・・・食べる量が多いの!)
そして,着きました,久高島最高の聖地クボー御嶽・・・の入口(^^ゞ
以前は,女性なら入ることができたのに,現在は原則神職以外は立ち入り禁止。思うに不届きなことをするヤツがいたのでは?\(`皿´#)/
入口を示す案内&説明板の前で,島の人らしい男性が観光客女性2人を相手に説明中。ライトバンが横にあったから,自動車で廻ってくれるガイドということね。
ガイドがいれば色々なことが聞けるし,知識として勉強になることも多いとは思うものの・・・島の空気を直に感じずに自動車でピンポイント的に廻ってしまうのは,何だかもったいないという気も。
ま,ガイド料という形で島にお金が落ちるから否定する気はまったくないし,そういう意味では今のところ全然お金を落としてないうちらとしては,肩身が狭かったり?(-_-;)
間もなくライトバンは次のポイント(たぶんロマンスロードだね (^o^))へと走り去り,後にはうちら二人だけ。
一通り説明板を読み,明るい林の中,御嶽に通じる小道を覗き込んでみた。
「この先にあるんだね・・・」
「こんな感じらしいよ( ^^)_◇」
写真集の中に収録されている祭祀のページを見せる。白黒のそれは,荘厳な雰囲気さえ漂わせていて。
「・・・すごいね」
現実の御嶽には入れないけど,ここから少しだけ雰囲気を感じさせてもらおう・・・
参考書「
日本人の魂の原郷 沖縄久高島」
- 2015/04/29(水) 21:12:59|
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元の道に戻りましょ。
堅く締まった土の道。左右は低いクバの林。白い雲の隙間の青い空。・・・絵になる景色だなあ(*^_^*)
目を閉じると,白い装束の神女たちが歩いていくのが見えるような。
どん詰まりのすぐ手前がちょっとだけ広くなっていて・・・轍があるから,車で来た時の転回所ってことね。その先は車止めがあって。水平線が目の前に。
リーフがあるとは言え,それまでの浜ほどには波除けの役割を果たしていないようで,ざばりざばりと白波がゴツゴツした岩場の根元に打ちつけている。脆い珊瑚石灰岩はこうしてオーバーハングになっていったわけね。
どういうわけか,他の浜よりも海が澄んでいるように見える。小さい島,水質がそれほど変わるわけもないと思うのだけど,海底の状態が違うのかな。岩場の上から眺めると,リーフを境に海の色がくっきり違うのがわかる(・・・光量が多すぎて写真はアウトだったけど(´Д`;))。
旧暦1月の豊漁祈願祭ヒータチの時には,クボー御嶽から歩いてきた神女たちが,この岩場の上のどこかでティルル(神歌)を歌いながら草束を振り下ろす儀礼を行うのだなあ・・・
(パンフレット類には旧暦1月となっているけど,参考書では旧暦1月か2月。諸々の事情で実質1月に固定したのかな)
参考書「
日本人の魂の原郷 沖縄久高島」によると,カベールとは「神原」のことで,始祖アマミキョが最初に上陸した場所,そしてイザイホーの時に白馬の姿に身を変えた海の神がここの森に依り憑く聖地とか。
境界の空間に聖なるものを見出すのは古今東西の人間共通の心性だけど,歩いてやって来てここに立つと,林と長い一本道(この空間感覚は産道に喩えられるかもしれない),空と海と陸,切り立つ岩とそれを侵食する波,境界が幾つも重なっていて,だから聖地として尊ばれるようになったのかもね。
僕としては,こういうところでしばらく座り込んで,そういうことを考え込んでみたくはあったのだけど・・・か〜つはそういうことには興味ない人(普通,そうだわな(^^ゞ)なので,雰囲気に浸るだけで撤退。
そういうことは,一人で来て思うように動ける時の楽しみに取っておきませう。
- 2015/04/27(月) 11:02:17|
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こういうところは立ち入っちゃダメだよね。
白い小石敷きと径の砂との間を結界のように伸びる根っこの外側から,ぺこりとお辞儀をして敬意を表しておいて。
元の道に戻って,歩け歩け。
短冊状の畠は,しばらく行ったところで途切れてしまいった。集落から離れすぎってことなんですかね。
左手からの道が合流した後は,左右は完全に潅木群。行く手しか見えない。人工物が目に入らないのは,僕としてはとてもいい気持ち。のーんびり歩きた〜い(人´∀`*)
でも,か〜つはどうもこういう風景が落ち着かないらしく。びみょーに歩速が上がります(-o-;)
・・・ま,いいか。
さあさあ,カベール岬に向かって,歩く歩く歩く。
時々例の黒い虫がしなくてもいい先導をしてくれるけど,さすがのか~つも諦めたか文句を言わなくなっちゃったァ'`,、(´▽` )'`,、
あ,自転車に追い越された・・・と,先で止まって,降りた二人連れは右手に歩いて行った。なんだべさ?
あー,ここからも浜へ出られるのね。というか,ここ,道が自動車が入れそうなくらいにコンクリート舗装されてて,なんだか島に似つかわしくないなあ。ってか,なんでここだけ・・・(?_?;)
パンフレットと照らし合わせると,ウパーマという浜だそうで。星砂があったり,近くに貝塚があったりするようですが・・・雰囲気が求めるものと違うので,割愛。
お日柄もよろしくなって,気温も上昇。歩いていると,かるーく汗ばむくらい。ウォーキングにはもってこい。
「あ,ちょっと待って」
またまたか〜つを引き止める僕。
「この小径に何か感じるです(*¬_¬)σ」
「ん〜?」
「行くです(-_-)」
仕方ないな〜といった感じでついてくるか〜つ。
林の中をちょっと入ったところにあったのは,岩の窪み。奥には香炉が置かれてる。よく見ると,窪みの奥は岩が裂けたようになっていて,湿っぽい感じが。もしかしてガー(湧水)なのかも。
「よくわかるねえ(゜o゜;)」
「ん〜。なんちゅーか,ピンとくるの」
でも,神聖とされているところ全てじゃない(というよりその一部だけ)から,たぶん波長が合うところとそうでないところがあるんじゃないかなあ。・・・本質は論理星人なのに,変なのδ(⌒〜⌒;)
わからないなりにここでもぺこりとお辞儀して。
ちょっと調べてみたけど,どういう拝所かは不明だった。
BGM NOW Beethoven/Symphony No.7 in A, Op.92 - 4. Allegro con brio (André Cluytens/Berlin Philharmonic Orchestra)[★★★★★] |
- 2015/04/26(日) 09:52:11|
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撮った画像が惨憺たるものになっていたとも知らず(確認したのはずっと後)。
林&畠沿いの道をまた歩く。歩こー歩こ〜うちらは能天気〜♪
畠でまた一人お世話中の女性。水を一斗缶に入れて,奥の方で何かの野菜に水やり中。島は水が少ないから大変だねえ。
「だーもーっ\(`υ´#)/」
相変わらず,まとわりついてくる黒い虫群。
「先導しなくてもいいからーーーっ」
前進するか〜つの体で生まれる風圧に押しのけられるのかしらん?
「まあまあまあ\(--;)」
なだめようと手をつなごうとした途端,先の方から現れた自転車2台。・・・ちっ(〜_ーメ)
「あーうちらと同じ船で来た人たちだね〜」
「そうなの?」
基本,人そのものに興味を持たない僕は,まったく憶えてません(^^ゞ
「あっちから来たってことは,もうカベールに行ってきたってことだねえ」
「自転車は機動力があるなあ」
「やっぱり借りた方がよかった?」
「ううん,歩いてたらこうやってあなたと手をつなげるから〜」きゅっ。
はい,バカッポー発動〜(ノ∀`)イヤン
ってなことやってるうちに,伊敷浜の入口に到着。手作りの看板が,かわいいですね〜♪
まだ農業というものがなかった昔,神様に願ったところ,東の方から五穀の入った壺が流れ着いたという聖地。今でも祭祀が行われているとか。
入る径は,並んで歩ける程度の幅。他の浜へ出る径よりもよく使われているということなんでしょうな。ちょっと行ったところ,右手に小さな空間。何やら意味ありげな・・・
丸っこい白石で造られた段の先に,広がる浜辺。浜そのものの風景は,前の二つと変わらず。
でも,左手の岩場の上が少し平らにされていて・・・どうやらここで祭祀が行われるらしい。東の原郷ニラーハラーを拝むのかしら?(‥*)。。oO ちょっと目を閉じて,参考書に出ていた白い衣装に身を包んだ神女たちの姿を想像してみた。
「上がってみたら?」
「ん・・・やめときます。」
さっきの浜とはちょっと違った感覚があるのね。ずかずか上がっちゃいけないような気がした。
振り返って,浜へ出るところをパシャリ。画面が見えないから適当〜♪(←ヤケクソ)
さて。
それでは,さっき気になった小さな空間を観察してみましょう( ロ_ロ)ゞ
珊瑚が砕けたような白い小石が敷き詰められた,ほぼ方形の小広場(というには狭いけど)
丸っこい石を2〜3段に積み上げて囲ってある右奥に,拝所などでよく見る,石製の香炉らしいものが置かれて。きれいに整えられているのを見ると,よく使われている格の高い拝所のようで。
ここも明るくて画面確認できず,全体を撮ったつもりがどアップ(´Д`;)
おうちに帰ってから調べてみたところ,ここはやはり御嶽だった。
ニラーハラーの最高神「東り大主(あがりうぷぬし)」を祭祀するところで,イシキ泊というそうな。
- 2015/04/25(土) 10:12:36|
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元の道に戻って,ではではカベール岬に向かってれっつらごー( *^o^)ノ'/^-^*)ノ
道の左手は,小高い林。右手は畠。久高島の土地は基本的に総有制で,必要な人が申請して利用するという形をとっているとか。
そのせいか,畠は道に沿って短冊状に区画されていて,しばらく放置されているらしいところ,作物が植えられているところ,新しく畝を掘り返したところと斑状。
あ,ぶっとい大根が土から肩を出してる(^▽^)
「わーっうざいっっ(ノ`△´)ノ」
さっさか先を歩いていたか~つが,声を上げて手を振り回す。
「どしたの?」
「蠅が・・・」
見ると,小さな黒っぽい虫の群れがか~つの前にまとわりついてる。「確かに,鬱陶しいねえ(-"-;)」・・・と,同意しつつもこう言ってしまうのが,論理優先な僕の欠点。
「でも,これ,蠅じゃないね(f^0_0^)」
蚊でもなければ虻でもなく。なんだろね~? ま,無害なことは間違いない。
「どーでもいいけど,やだーーーーっ」
感覚都会人なか~つに対して,アジア慣れ&妙なところで神経太い僕は平気顏。
「まあまあヾ( ̄o ̄;)」
追い払っても,しばらくするとまたまとわりついてくる。なんか好まれる匂いでもするのかしらん?・・・などと落ち着いてる場合じゃないδ(⌒~⌒;) たださえ速い歩き方(か~つは,おデブさんではあるけれど速足なのです)を更にスピードアップされちゃ,かなわない。人気がないのをいいことに,きゅっと手を握って並んで歩く。
「あーあれはナス科だねえ・・・花をつけてるから,ナスかなぁ?」
などと,気を紛らわすためにお喋りしながら歩いてると。先の方の畠で,作物の世話をしている女性発見。
「あの人に尋いてみる?」
と,か~つが提案したのは,例の西銘シズさんの墓所のこと。
「・・・ん~。やっぱりいいや」
個人のお墓だし,神女の要としてと敬愛されていただろう方が休まっているところに部外者が入り込むのも,よく考えたら失礼な話だし。それに,亡くなってからもう25年以上,きっと久高島の祖霊の一員として,島全体を見守ってらっしゃるんじゃないかな。
あ,林の切れ目あり!
「ここから,また浜へ出られるよ,きっと」
さっきのところよりもずっとわかりやすい,小径の入口。踏み分け道じゃない,ちゃんとした抜け道。でも,木の根っこがうねってたり石が転がってたりするから,足下注意。枝が突き出ているから,頭上も注意。
いきなり開けた眼前には岩場。例の異様に細かく鋭く風化した珊瑚石灰岩。うっかりこけて手を着いたら,エッジで怪我しそう(;゚д゚)
右手の離れたところを,観光客らしい女の人が一人,ゆっくり散策中。
「あー,さっき行った浜から歩いてきたのね,きっと」
「時間的に,入れ違い?」
「うちらが出てくるのを見て入ってったのかな?あの小径。普通気づかないでしょ,あれ」
「そうかもね~(^o^)」
などと言ってる間に,引き返して姿が見えなくなった。
砂浜に下りてみる。ん~。やっぱり開けた海は気持ちいい。薄曇り気味だった空も,天気予報通り少しずつ雲が減っていて。やや晴れた状態。
ん~。まずいぞ。写真撮ろうとiPad miniを構えてみたのはいいものの,液晶画面を最大限明るくしても,よく見えなくて構図が決まらない。どころか,画面上の機能ボタン,どれがどれだか・・・(:@o@;)
仕方がないので,ヤケクソでえいやっ!と撮ってしまう。どうなってるか,後で光量の少ない場所で確認しよう。
・・・ハイ,これがその結果です。いつのまにやらズームスライダーも動かしてたらしくて,岩場の妙なアップが撮れてました ホヒーン,ホヒーン(TT;;;
- 2015/04/24(金) 22:11:50|
- 旅情:沖縄
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・・・目の前に,浜が広がった。
さっくさくの砂。黒っぽく風化した珊瑚石灰岩。ああ,沖縄の浜!
リーフの内側は,エメラルドグリーンで穏やかに波が打ち寄せて。
紺青の外海から白く砕ける線が,くっきり。もちろん,島影はなく。
瀬戸内に育った僕には,100%の水平線なんてそうそう眺めたことがないから,感動的(人´∀`)
もちろん,左右どちらを見ても人影なし。人間嫌いにはなんとも落ち着ける風景であります。
ふと振り返ると,か〜つはか〜つで気持ちよさそうに腕を広げて深呼吸。僕も真似して深呼吸。
踏み分け道があるくらいだから,地元の人がたまに来るのだろうけど・・・リーフでの漁とかするのかしらん? 特に拝所的なものも見当たらないし。
さて。
戻りましょうか,と振り返ると,小径出口の傍にタコ足のように根っこを踏ん張った木。
低い位置にある太い枝(邪魔になるから途中でぶった切られたのかな?)を,垂直に支える形に伸びる気根。ん〜(´・ω・`).。oO なんだかダリの「燃える麒麟」に出てくる松葉杖みたい。
というわけで,勝手に「ダリの木」と命名(⌒▽⌒)ノ
- 2015/04/23(木) 09:01:49|
- 旅情:沖縄
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楠葉の御牧の土器作り 土器は作れど娘の貌ぞよき あな美しやな
あれを三車の四車の あい行輦にうち載せて 受領の北の方といはせばや
四句神歌・雑八十六首
- 2015/04/22(水) 22:38:47|
- 詩(詩歌紹介)
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・・・リアル猫ヘッド!
なんすか,なんすか,このクォリティの高さっ!
もう,かぶったまま,半猫人として生きていきたいっ(ΦωΦ*)
ああ,東京在住なら,明日都美術館に行って半猫人になれたのにっ!!!
・・・販売されたら,相当な値段になりそうだな・・・(´Д`;)
- 2015/04/22(水) 20:15:03|
- 生命:動物
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待合所は・・・今日も「ただいま出ております」。何やってるんでしょーねー(-_-;)
「しょうがないなぁ。どうする?」
「前回パンフレットもらった,えーと交流館だったっけ?あそこで聞いてみたら?」
というわけで,てくてくてく。ちょっと雲が出てきたけど,気温が上がってきてるから,逆にありがたい感じ。
その交流館は・・・うーん,何やらホールのお片づけ中? 窓口兼事務所に人影なし。困ったな~と2人顔を見合わせていたところに,台車を押して若い娘さん登場。
「あ,すみません,ちょっとお尋ねしたいんですけど・・・」
「西銘シズさん,大分前のウメーギの方なんですけど,その方のお墓にお参りしたいんですけど・・・」
「西銘,シズさん??」
首をひねる娘さん。25年も前に亡くなった方だもんねえ。事務所の中に入って「西銘シズさんって方のお墓,わかります~?」
「・・・い~や~」
誰もいないと思ったら,パソコンの蔭に初老の男性がいた。年齢的にはわかりそうな気がするんだけど,うちらのことを不審そうに思っている雰囲気が。これはあまり押さない方が良さそうだなぁ(-o-;)
「あ,わかりました。すみません,お手数かけちゃって」
「失礼しま~す」
前の道に戻って,さて。
「ま,いいや。歩いてみましょ(^▽^)」
「出会った人に聞くって手もあるよね(-^〇^-)」
五つ辻から,前回とは違う道を選んで,歩け歩け~。しばらく行くと,右手に未舗装の,でも車が頻繁に通った轍跡のある土道出現。
「これは,こっちだよねえ(`▽´)σ」
「もちのろん!」
しばらく行くと,くきっと折れる。左手にはシャリンバイのような花を咲かせた低木,行く手は高さの揃った木立。防風林?防潮林?
曲がったところには,左右に畠。そして,道の先には林に沿って左右に伸びる新たな道。案内図で見るに,島の東側をまっすぐ行く道らしい。その先には,アマミキョさまがやって来たカベール岬。イザイホーの時には,神様がここから上陸して島を巡回するとか。
「じゃ,左へ向かってずんずん行けばいいんだ♪」
「・・・あ,待って待って!」
では!と勇んで歩き始めようとしたか~つを引き止めた僕。
「なに~(*→_→)??」
「こっちこっち」
指差したのは,T字道の付け根。林の下生えが少し途切れてるような。・・・何かを感じます(-_-ゝ
「入ってみよっ( ^∇^)σ」
「・・・え~~~~~???」
か~つは意外に都会人。対する僕は,田舎で生まれてるから藪には抵抗がない。渋る手を引っ張って,下生えの切れ目に突入!
入ってみたら,思った通り踏み分け道になっていて。僕が前になって,しっとり落ち葉を踏みながら辿っていくと。
カサカサカサッ!
「な,なにッ?!」
おっきな体に似合わず,びみょーに怯えた声を出すか~つ。んもう,カワイイんだからぁ~(-^〇^-)
「だいじょぶだいじょぶ,あのタイプの音なら,たぶんトカゲのたぐいだよぉ♪ ・・・あ,ホラ,あそこ (/ ̄ー ̄)σ」
指差した先にいたのは,腹側の群青色がキレイなカナヘビちゃん。
「カナヘビ~?」
「あ,ヘビって名がついてるけど,実態はトカゲだから{□_□}ゞ」
うちらの気配を覚ってか,逃げ出した足音はまさしくあの「カサカサカサッ」
「ね?」
「あーびっくりした~δ(⌒~⌒;)」
はい,歩け歩け~。あ,足下の根っこ,注意してね!
20メートルくらいかな,林を突っ切って出たところは・・・
- 2015/04/22(水) 18:32:58|
- 旅情:沖縄
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伸ばしたる四肢の彼方や風光る
小林響
BGM NOW Brahms/Symphony No.3 in F - 4. Allegro (Rafael Kubelik/Symphonieorchester des Bayerischen Rundfunks)[★★★★] |
- 2015/04/21(火) 20:36:21|
- 俳句(詩歌紹介)
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アルトくんのフロントウィンドウに日除けをセットしたりしてるか〜つを置いて,一足先に発券窓口へ。・・・あ,一歩の差で観光客っぽい女性に先を越された(-_-;)
「高速船で往復,大人2枚お願いします」
「帰りの便がフェリーになっても,差額はお返しできませんけどかまいませんか?」
差額ったって200円なんですけどね。チケット代2人分2,920円を払っている間に,か〜つがやって来た。
「ハイ( ^^)_/」
「じゃ,ハイ( ^^)_≡」
チケットとお金をやり取りして。えーと,時間は8時50分前。あんまりのんびりしてると,席がなくなるかもね。後から,家族連れとかも三々五々やってきてるし。
去年の縞ネコさんがいるかと思ったら,姿見えず。ま,いたとしても構ってる時間はなさそうだけど(^^ゞ
桟橋から見える海は,穏やかそう。久高島を守護する神様たちのご機嫌もよろしいようで。僕らの前には,長脚立やツールボックスを携えたユニフォームの男たち。島で何か電気工事でもやるのかしらん(´・ω・`)
乗り込んだ船室は,8割がた埋まっていて・・・空いてた席は,偶然にも前回座ったのと同じ位置,左側前から三列目。
まもなく,後から後から乗り込んできて,遂に補助シートも使われる状態に。平日金曜日とはいえ,春休み期間中だからかなぁ?
「向こうでは,どう動く〜?」
「自転車を借りるという手もあるけど・・・」
それだと時間は節約できるけど,お喋りできないからつまんないよね。やっぱ,バカッポーらしく寄り添っていたいも〜ん(^^(‐^η というわけで,歩き決定。
バックパックから参考書を出して,窓口でくれた久高島案内図と照らし合わせ。
「行きたいところ,ひとつだけあるんだよね〜」
「どこどこ〜?」
「西銘シズさんのお墓,できるならお参りしたいの」
「誰それ?」
この方,久高島祭祀組織最高位クニガミの一つ・外間ノロの補佐役ウメーギで,1978年最後になったイザイホーを実質的に取り仕切った人なのね。その次の1990年のイザイホーができなかった理由の一つは,儀式内容に最も精通していたシズさんが前年に亡くなったことにもあったわけで。
現在では7人のクニガミも欠員が多く,祭祀自体に支障が出ているとか。そうなることを見越してか,シズさんは本来は秘祭だったイザイホーを公開することに協力。後世に記録としてイザイホーの姿を残すことに努めた功労者でもあります。
参考書にも祭祀場面での姿の写真が載ってるけど,神女らしいいいお顔をされていて・・・
「それは,島に着いたらどこかで聞いてみようね」
「個人のお墓だし,無理ならいいんだけど・・・」
「あとはどうしよう?」
「狭い島だし,適当に歩いてみて感じた場所に寄るってことで,どないだ?」
「おけおけ(^o^)b」
高速船は,とうの昔に動き出して沖を疾走中。ばっしゃんばっしゃん波浪にぶつかっていた前回とは違って,波は切るけど揺さぶりはほとんどなく。iPad miniで動画(「カラスさんがログインしました」とか「ブルジュ・ハリーファから滑空する鷹視点映像」とか)を2人で鑑賞する余裕も。
あ,エンジンの音が小さくなった。長く伸びた突堤に守られた水路に入って。窓の外には,島の断崖がゆっくりと・・・あ?あれ何だ? 鋭く細かく風化した珊瑚石灰岩らしい岩場の切れ込みに綱が渡してあるけど。よく見ると,幣のようなものがちぎれかけながらも付いていたり。拝所かしらん? アクセスする道もなさそうに見えるんだけど・・・?(‥*)
目を凝らして観察するのも数秒。すぐに通り過ぎて,船は桟橋に。着いたか着かないうちに一人が立ち上がり,つられて立ち上がる観光客の皆様方。こーゆー雷同するような行動ってアタクシの美意識には適いませんのヨξ-o-ξ
隣を見たら,「やーれやれ( →_→)」って表情のか〜つ。なんだかんだとうちらが長く続いてるのって,こういう感覚が共通してるっていうのも大きいと思う。
と,いうわけで,着岸して落ち着いてからゆっくり席を立つと・・・あの工事関係者らしい人たちが,また直前に。
さて。
どこで西銘シズさんの墓所を尋ねよう?
とりあえず,待合所へれっつらごー( -o-)σ
- 2015/04/21(火) 09:10:12|
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昨年のバストリップでの久高島行きの顛末,書き終えた早々ですが,引き続きこの間(4/3)に三度目の正直を果たしたの,イッちゃいますよ〜_ψ(‥* )
(さっさと書かないと,今度のゴールデンウィークでのトリップと重なっちまう・・・)
3月も末近くのこと。
4月の初めはか〜つと僕,1日ドライブに出かけるのが毎年の恒例行事になってるけど,今年はどうするのかな〜と思ってたところ。か〜つからの電話。
「4月の3日,休みって言ってたけど,どう〜? 兄貴から車借りられそうだから」
「いいよ〜。で,今回はどこに行く〜?」
「ふっふっふ。実はもう決めているのです。ヒント,朝8時に拉致りますよ〜。さ,当てて見やれ〜Ψ(`∀´)Ψ」
「・・・北部,名護?」
その前の電話で,『サボテンタコスの本格メキシコタコス,また食べたい〜(^Q^)』と宣ってたのを憶えてたもんだから。
「ぶー! 外れ!」
「わかった,読谷の漁港飯!」
「違います〜!」
「えー??? どこ〜?」
「わからない〜?」
「全然。見当もつかないよ〜」
「答えは,久高島!」
「マジっすか?!」
「ゴールデンウィークにすると,また梅雨入りしたりするかもしれないでしょ? 幸い週間天気予報じゃ晴れるみたいだし。Hiroshiまた行きたいって言ってたから〜」
「ありがとうございますぅ〜(シ_ _)シ」
「車だったら,8時に出れば9時の高速船に間に合うよね?」
「無問題ですね〜」
「じゃ,そっちに着く前に電話するから,当日準備しといてね〜」
と,いうわけで,当日。
天気予報も当たり,お空は薄雲がかかってはいるものの,予報は晴れ。予想最高気温は27℃・・・って,夏日かいっ! これは焼けちゃいそうだと,スキンヘッドにもきっちり日焼け止めを塗ってると。
「あと5分くらいで着きます〜(^o^)」
「らじゃ(`◇´)ゞ」
バックパックにiPad miniと参考書:『
比嘉康雄著/日本人の魂の原郷 沖縄久高島』&『神々の古層5 主婦が神になる刻 イザイホー[久高島]』を入れて,いそいそと部屋を出る。
降りたところで,折良くアルトくん登場。
「おはようございます〜(^▽^)」
「今日もよろしゅうお願いします〜(-^〇^-)」
環状2号線(県道82号線)から県道241号線を経て国道329号兼城交差点と,常識的なルート。与那原を過ぎて知念高校手前のセルフ給油所で,アルトくんの朝食。
その後も淡々と道を進み,東洋バスの乗り換え所(本社)も通過,知名崎の集落のあたりで,工事による片道交互通行が出てきたり。ま,田舎の朝のこととて,渋滞もなくスムーズに通り抜けられましたけどね。
そした,着いたーっ! 11ヶ月ぶりの安座真港。
「駐車場,どっかあったっけ?」
「ないとおかしいよ〜。とりあえず,道を入ってみ?(^o^)σ」
前回来た時はバスだったから,駐車場の位置とかまったく意識になかったのね。
「あ,あった・・・でも,どっから入るのよ〜(?_?;)」
桟橋前の道をぐるーりと回って,開けたところから進入。あ,向こう側からも来た。ちょうど目の前が空いてるよ! 取られる前に,行けーーーーーっ(`〜´)=b
「・・・よし (/ ̄ー ̄)」
振り返ると,ちょうど待合所に上がる階段の前。
「うふ,今回はなんだか,幸先良くなくなくなくなくない〜?」
「これって褒め言葉〜?これって褒め言葉〜?こーれーってほーめーこーとーばー?」
・・・えー,わけわかんない人は,ググってくらさい(8年くらい前,ドライブ中にラジオで流れてたのを聞いて,二人とも異様に気に入っている曲)
- 2015/04/19(日) 09:49:37|
- 旅情:沖縄
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つくづくと春日のどけき庭たづみ雨の数みる暮ぞさびしき
九条左大臣女(二条道良女)
- 2015/04/18(土) 22:06:16|
- 短歌(詩歌紹介)
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ご存知の通り,ワタクシ,iMacとiPad miniを使っております。もちろん,メインはiMac。
当初,お出かけ時の入力機器として活用されるかと期待されたiPad miniは,ブラウザ(ウェブ,PDF,電子書籍,動画)&カメラとしての使用が普通となっております(ツイッターとかフェイスブックでもやってれば,また違ったんだろうけど・・・あれはどうも性に合わないな)。
そこへもってきて,普段はバッテリー温存のため機内モードにしてるものだから,メールなんか見ることがないわけですよ。大体,iPad miniのメールアドレス自体,白犬バンクと彼氏か〜つくらいしか知らないし(そのか〜つともメールのやり取りはほとんど,というかこの1年ほどないな)。
で,昨日,久々にメールをチェックしてみたら・・・なんと403件の未読が!
ちらちら見える件名は,「真成寺美恵子様があなたを遺産相続人に指定しました」だの「ずっと返事待ってるんだよ」だの「もう私のことはお忘れでしょうか」だの・・・360度どこから見ても立派な迷惑メール。
もうね,容赦なくバッサリ捨ててやりましたが・・・その中に「桃尻」という文字が視界をかすめて・・・も,もしかして,桃尻坊や関連?????
・・・んなわきゃないですね〜。こいつもゴミ箱行きです!
あ〜あのプリンつるんとしたお尻は国宝級だったな〜(懐)
古いオキャマ以外の方で意味がわからないという向きは,ネットで検索してみるといいかもしれません(何が出てきても,責任は負いかねます 笑)
その後,白犬バンクのサイトで迷惑メールフィルターを最強に設定して,一安心。
・・・次にチェックするのは半年後くらいかしらん(爆笑)
- 2015/04/18(土) 09:56:46|
- 日記
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やすらふや耕す土にひた坐り
池内たけし
BGM NOW 松任谷由実/夏は過ぎてゆき[★★★★] |
- 2015/04/17(金) 22:25:08|
- 俳句(詩歌紹介)
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来る筈のないデマンドバス「おでかけなんじぃ」を待っている間に,高速船は折り返し久高島へ向かい,桟橋は空っぽ。また小降りになった雨の中,次のフェリーに載せるらしい荷物を積んだ車が,時折窓の外をよぎって。
そういや,朝乗った高速船のデッキには,ビニールに包まれた新聞の大きな束があったっけ。島の生活,ネットで情報は瞬時に届くようになったけど,物はそうはいかないから大変だね。
とりとめもなくお喋りをしていると,そろそろ時間。
この階段下りるの,今日何度目だ?ァ'`,、(´▽` )'`,、
タイミングよく現れたトヨタのワゴン車。南城市マスコットキャラクターの「なんじぃ」をあしらったステッカーが,ちょっとおどけていて笑っちゃう。
「お待たせしましてすみません〜」
「いえいえ〜」
「こっちこそすみませんね〜利用方法がイマイチよくわかんなくて」
機嫌も直って,いつも通り如才のないか〜つ。
「で,どちらまで行きますか?」
「チャーリーレストランまでお願いしまーす」
「はーい,それじゃ出発します〜」
ドライバーは人の良さそうな初老の男性。うちらの会話が途切れたところで話しかけてくるのは,押しつけがましくなくて好印象(*^_^*)
「お客さんがた,どちらから?」
お約束の質問ですね〜( ^∇^)σ
「東京からですー」
咄嗟にそう答えた僕。・・・素直に那覇市内からって言ったら,あんまりだと思ったからδ(⌒〜⌒;)
二人とも基本標準語で喋ってるし,か〜つのイントネーションも割と標準に近いから,バレないだろうと踏んだら,通った!
「あらー遠くから来られたのに残念でしたねえ,梅雨入りしちゃって」
「そうなんですよー。ほんとは久高島で半日過ごすつもりだったんだけど・・・沖縄の梅雨って,こんなに早いんですか〜?」
と,か〜つも合わせる。こいつら・・・( ;→_→)
「久高島,なんにもないでしょー?」
「いやぁ,それが逆にかえって新鮮で」
「東京なんて,人だらけでうるさいし」
えーと,きみら,東京に住んだことなんて,ないよね?ヾ( ̄o ̄)
「はーい,着きましたよ」
「えーと,料金はほんとにいらないんですか?」
「いいんですよ」
「わーすごいサービス! ありがとうございました〜!」
実証試験期間中ということで,料金無料。ラッキー!
「補助金使ってるのかなぁ?」
「そうかもね。なんにしても,良かったね〜(^o^)」
さ,それより,お昼ご飯だよ〜。目の前のチャーリーレストランは2階建の立派な外観。駐車場はかなり埋まっていて,繁盛してますねえ。
入ってみると,一階席は満杯状態。ちょうど通りすがったウェイトレスさん(というには老けてたけど)に尋ねたら,二階席はまだ空いてるとのこと。それじゃ・・・
うわー,置物とか内装が昭和っぽい〜。しかも,階段の飾りつけとか支離滅裂〜。きちんと清掃手入れされてるから,古びた感じはしないけど・・・そういえば,生まれ故郷の海岸沿い国道にあったドライブインが,こんな感覚だったなぁ(つД`)ナツカシイ...
とりあえず,空いてたボックスに座って。では,レトロな感じのメニューをば・・・うわ,なにこれ? 和洋中沖,なんでもあるんですけど〜(゜o゜;)
「すごいねえ・・・」
「これだけあると,悩んじゃうんですけど〜(^^ゞ」
で,悩んだ挙句,二人ともランチセットにしちゃったという結果。
1時過ぎたのに,お客さんは引きも切らず。ウェイトレスさんはあっちこっちと大忙し。
これは,相当待たされるかな〜と思ってたら,15分くらいで出てきた。こういう状態が普通で,厨房も慣れてるのね,きっと。
肝心のお味は・・・記憶に残ってません(⌒◇⌒;) つまり,とっても旨いってわけでも,ひどく不味いってわけでもなく,普通だったってことですね。まあ,これはドライブイン的感覚のお店ということで,想定内。
どうしてか〜つがここに決めたのか,不思議に思ってたら。
「ここに来たかったのはね〜」
「うんうん」
「パイが美味しいって聞いてたからなんだよ〜♪」
なるほど! そういえば,1階のショーケースにででーん!とパイが並んでたねえ。というわけで,デザートはアップルパイ(か〜つ)とブルーベリーパイ(僕)で。
あ,けっこう厚みがある! 大きく切られたリンゴが断面から覗いて,フィリングたっぷり〜(*^_^*)
「あ〜,これはいいわ〜」
「ブルーベリーの方はちょっと甘めだけど,でもいい〜」
お互い,換えっこして。ああ,アップルは甘すぎなくて・・・たぶん大きく切られてごろごろ入ってるリンゴが甘味をやわらげてるんだと思うです。 さ〜くさく〜の〜,ご〜ろごろ〜の〜,う〜まうまφ(^o^)\(--;)たらちねじゃないっ
腹も満たされたし,出ますか。お会計は・・・パイを買いに来た人たちで混雑してるし! 人混み嫌いな僕は,か〜つに任せてさっさと外へ(←後で清算しましたよ)。
「お待たせ」
「これからどうする〜?」
「ん〜・・・今回はこれで撤収しない?」
そうだねえ。雨が降る中,歩き回るってのもあれだし。っていうか,南城市のあたりは,バイクに乗っていた頃,ある程度見て回ったことがあるから・・・
と,いうわけで。親慶原のバスターミナルまでてくてく歩いて。ちょうどいい具合に,ここ始発の那覇行きがあったので,それに乗って。
帰りのバスの中では,毎回そうだけど,二人とも爆睡(_ _)(_ _).。oOO
こうして,いきなり梅雨に見舞われた久高島リベンジは終わったのでした。
ちくしょう,再々チャレンジしてやるっ。
(・・・で,この4/3に行ってきたわけですね〜)
Google Mapこれは,去年の5月5日のお話ですm(_ _)m
「おでかけなんじぃ」については,南城市のサイトで運行状況・料金を確認してくださいね
- 2015/04/17(金) 10:23:54|
- 旅情:沖縄
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帰りも,どばっしゃ~ん・・・どばっしゃ~んっと揺れること揺れること(^^ゞ
でも,今度は視線をできるだけ遠くへやって三半規管を刺激しないようにしながら,お喋りで気を紛らわしていたので,大したこともなく(往路はiPad miniやら久高島の参考書をチラ見してたりしてたのがまずかった)。
安座真の桟橋に降り立つと,また雨が・・・慌てて傘を差して待合所の軒下へ。
「お昼前だけど,これからどうする~?」
「どっかいいところ,ないかねえ?」
「そういや,観光案内板みたいなのがあっちにあったっけ(*‥)σ」
桟橋側の壁,飲み物自販機の横にあったのを,朝来た時に目敏く見つけていたか~つ。さすがですぅ~(人´∀`)+.゜∴*
幸い,南城市オススメお食事処もマッピングしてあって。
「あ~,そういやここ,一度行ってみたかったんだよ~(^o^)」
か~つが指差したのは,「チャーリーレストラン」という,なんだか古いセンスを感じさせるようなお店。
「・・・親慶原,ね。いいんじゃない?」
「問題は,どうやって行くか,だなぁ(-_-;)」
現在地・安座真は知念半島の海際。親慶原(おやけばる,と読みますです)は半島の付け根あたりのど真ん中。勿論,直通するバスはあるわけない。
「えーと,一旦志喜屋線で新里入口まで戻って~,そこから百名線か何かで・・・」
「時間かかりそうね・・・δ(⌒~⌒;)」
どないすべ~と見合わせた顔と顔。
「・・・あ」
「どしたの?」
「もしかして,これ,使えない?」
再びか~つが指差したのは,「おでかけなんじぃ」と称する掲示。いわゆる一つのオンデマンドバスというやつで,南城市の住民&観光客が利用できるらしい。しかも,実証試験期間中ということで,なんと無料! そのルート上には,チャーリーレストランもしっかり載ってる。
「運行時間が書いてある?」
「えとね,ここに来るのは12時頃だって」
「いいじゃんいいじゃん!」
この際,使えるものはなんでも使ってしまいませう♪
「じゃ,時間まであっちのベンチで雨宿りしてましょ(-^〇^-)」
・・・そのベンチのど真ん中,二つ並んだその繋ぎ目(?)にはかわいい先客が。
「朝いたコだぁ~(´・ω・`)」
あいにく,お休み中。スペースも微妙なので,仕方ないからこのコを間に挟んでお座り。腰を下ろした瞬間,揺れを感じたらしくピクッと耳が動いたけど・・・安眠妨害ゴメンナサイm(_ _)m
・・・なんか,風が強くなってきてるんすけどぉ? 雨粒も,大きくなってきたりなんかして。もぉ~やめてよぉ~~~~~σ(TεT;)
「そろそろ来る時間かな?」
オンデマンドバスはこの辺りの時間に来ますよ,的な書き方だったので,心配性なか~つは乗り場?というか,あの掲示の前で待ってようと。余程のことがなければ夫唱夫随がモットーの僕,そうしましょうと出てみたら。
ここぞとばかりに吹きつける雨と風。く~ぬ~や~ろ~~~~~~~~っ凸(-_-メ)
それでも,ちょっとの辛抱と傘二つで防御しながら待てど暮らせど来やしない。
・・・5分過ぎた。
・・・10分過ぎた。
靴に水が浸みてきてるんですけど~。
「ちょっと変じゃない?」
「遅すぎるよねえ」
「問い合わせ先に電話してみたら?」
「そだね」
屋根の下に退避して,か~つの携帯でピッポッパッ。
「もしもし? あのー安座真港の待合所で待ってるんですが,まだデマンドバスが来ないんですけど・・・いえ,予約はしてません・・・はい,はい・・・え?そうなんですか!? えーと,それじゃお願いします。はい」
電話を切って憮然とした顔のか~つ。
「どうしたの? 今日は運休?」
「ううん,そうじゃないけど・・・今はあの時刻表どおりでは走ってないんだって」
「・・・はい???!」
「今月から,事前予約で走るようになったんだってさ。だから,今予約したって形で来てもらったの」
あ,とりあえず来るのか。良かった~(-^〇^-)←基本,良かった探しするタイプ
「20分くらいかかるってさ。それにしても,時刻表を消すとか貼り紙するとかすればいいのに,もう。無駄に濡れちゃったじゃないさ~(~_ーメ)」
「まあまあまあ(;^_^)/ とりあえず時間まで待合所の中に入ってましょ」
ややプンスカ気味のか~つを宥めながら階段上がると,ベンチの上は空っぽ。猫さん,どっか行っちゃったよ~(;*△*;)
- 2015/04/16(木) 14:40:31|
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また雨が降ってきたよ...orz;;;
ヤグルガーの入口で,しばし鳩首協議\(--;)フタリダケダロッ
「このまま廻ってみるというのも手だけど・・・」
「どうなるかなぁ・・・」
二人して,どんより重苦しい空を見上げて溜息。梅雨入り直後は,調子に乗って雨がひどく降ることも多いんだよねえ。
「今回は,これで撤退しよ?」
「そだね,来られただけでも良しとしますか〜」
と,いうわけで,来た道を引き返す。おー手ー手〜つ〜ないで〜♪ 傘二つ分のスペースがちょっとアレだけど,それでも一緒に歩くのは嬉し
恥ずかし 楽し。
てくてくてく。
左手の道から,観光客らしい老夫婦にばったり鉢合わせ。
「こんにちわ〜♪」
すかさずか〜つが挨拶して,機先を制す。
「こんにちわ〜」
すれ違いかけて,老婦人の方が尋ねた。
「ヤグルガーって,こっちでいいんでしょうかねえ?」
「そうですよ〜」
「もうちょっと行ったら左手にちっちゃな表示がありますから〜」
「そうなんですか,よかった」
「ただ,階段が急なので,気をつけて下さいね〜」
「ありがとうございます」
お互い軽く会釈して,別れる。
「なんか,いい感じのご夫婦だよね〜(^▽^)」
「あんな感じで年取りたいよね〜(^o^)」
その昔,食器洗い洗剤のCMで「チャーミーグリーンを使うとー手を繋ぎたくーなるー♪」とやってたご夫婦みたいな感じなのねヾ( ̄o ̄;)ワカルヒトイナイッテ
集落の中を通って,振り出しの待合所に戻った。やれやれ,ちょっと一休み(#´ο`#)
よく見ると,ぜんざいとかちょっとした飲み物とかも作って出すようになってるのね。
早速,か〜つが二人分注文(さすがに何を頼んだかは記憶にない (^^ゞ)。それじゃ,と僕はカウンターに並べてあった,久高島産小麦使用とやらのパウンドケーキスライスを。
窓際のカウンター席に並んで座って。板作りのテーブルは,重厚な感じがしていいね。あ,パウンドケーキ,意外においしい(人´∀`*)
「・・・波がすごいねえ(-_-;)」
窓越しに見える防波堤の向こう側は,島を囲むサンゴ礁のところで盛大に白波をあげている。帰りの船も揺れそうだな(´Д`;)
「で,これからどうする?」
「まずは,次の・・・高速船か,それで安座真に戻って,南城市のどっかでお昼にしよ」
「それじゃ,桟橋に行きますか。船もいることだし」
カップをカウンターに返して。あ,ちょっと待った!
「・・・これ,売り物ですか〜?」
僕が指差したのは,最後に行われた1978年のイザイホーを記録・解説した本「神々の古層5 主婦が神になる刻 イザイホー[久高島]」。
「ハイ,1680円ですね〜」
これ買って熟読して,3度目のリベンジに備えよう( ロ_ロ)ゞ
帰りの高速船の出港は11時。安座真から着いたのが9時半頃だから,滞在時間1時間半。くそぅ梅雨前線のヤツめ,おかしなタイミングでやって来やがってっ(〜_ーメ
カッパを着た船員さんにチケット残りの半券を渡して,そそくさと乗り込む二人。今度は最初から船室へ(^▽^)
観光客が多かった来た時とは客層がちょっと違って,島の人たちが多いみたいね。往路では気がつかなかったけど,例の透明シートで囲われたデッキ席には本島に送る荷物が幾つも置かれて。
エンジンがかかって,船がゆっくり動き出した。防波堤から出る前に,島を見やってお別れ。絶対,また来るからねっ!щ(゚Д゚щ)
- 2015/04/15(水) 10:20:07|
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