越後遠征[3]狐の嫁入り屋敷

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目的地

二日目は越後街道(国道49号)を通り会津から新潟へ向かいます。
初日に300kmくらい走った割には疲れは残ってませんでした。

会津から新潟までは100km程度で、それほど時間はかかりません。
時間があるので、津川にある謎の施設「狐の嫁入り屋敷」に寄ってみました。

Googleマップを見てたら偶然見つけた場所ですが、なんだか興味が湧きまして。
昔、婆様から狐の嫁入りの話を聞いてたので、覗いてみる事にしました。

越後街道(国道49号)

会津から先へ進むのは今回が初めてです。ここから先は未知の世界、気分が盛り上がります。

会津慈母大観音の後ろ姿をチラ見してから会津の街を離れました。ちなみにここは霊園です。

会津と新潟を結ぶ街道。別名会津街道。よく整備された快走路で走り甲斐があります。

とにかく景色が良いので、今回のツーリングではここを走るのが一番楽しかったです。

自分の前後に車はおらず、遠くの山々を見ながら好きなペースで走れます。

山間部でも寒さは感じず。メッシュジャケットで走れるほど気温が高かった。

途中、峠道もあったりして変化に富んでるので長時間走ってても退屈しません。

狐の嫁入り屋敷

駐車場の奥に蕎麦屋のような木造の大きな建物があります。入場は無料です。

狐の嫁入りに関する資料を展示してます。普段はコスプレ体験とかも出来るようです。

中には宴会場のような大広間があります。奥には花嫁衣装が掛けてありました。

津川では毎年こんなお祭りをやってます。この広間はその時に使われるらしい。

嫁入り道具が置かれた部屋。上には展望台もありましたが新コロで閉鎖中でした。

展示物

地元津川や各地から集めた狐の民芸品や資料を展示してます。狐の剥製も。

地元津川の狐のお面の他に、全国各地のお面や民芸品が展示されてました。

行列をミニチュアで再現。こういうミニチュアが好きなのでお土産で売って欲しいです。

お祭りで使われる狐のお面。同じのが土産物で売られてたので買ってしまいました。

紅白での小林幸子を連想してしまった。^^; これも土産物として売られてます。

狐火目撃談

地元の人が寄せた狐の嫁入りの目撃談の収納庫。ウチの婆様が見たのと同じ話が……。

狐の嫁入りの伝承は各地にあるようですが、津川は一番目撃が多いらしい。

狐火を捉えた写真もありました。球電現象みたいなものなんでしょうか。

長年の謎が解けました

狐の嫁入りと聞くと黒澤明監督の映画「夢」を思い出します。
でも婆様の話とは全然違う描かれ方だったので疑問に思ってました。

婆様が見たのは山の上に列をなして点いたり消えたりするというものでした。
花嫁行列のぼんぼりのように光ってたので狐の嫁入りと呼んでたそうです。

話を聞いた時は「星や電灯の見間違いでは…?」と思いました。
しかし、ここ津川でまったく同じ話を目にしたので本当に驚きました。

くろみん
くろみん

婆様にも聞かせたかった!

感想

果たしてここを目的にしてツーリングに行く人はいるのでしょうか。

バイク乗りが興味を持つネタとは思えないのでオススメすべきか迷います。
名所よりB級ツースポが大好きな私みたいな変わり者なら楽しめると思いますが。

お祭りの時はニュースにもなるほど人が集まりますが、普段は閑散としてます。
なので一人でぶらりと立ち寄っても、特に気にせず見て回れると思います。

今回のツーリングで一番印象に残った不思議な場所でした。

  翻译: