プロ野球・西武は7日、「平成の怪物」と呼ばれた日米通算170勝右腕の松坂大輔投手(40)が今季限りで現役を引退すると発表した。松坂は昨年、古巣の西武に14年ぶりに復帰したが1軍登板はなく、同7月に脊椎(せきつい)内視鏡頸椎(けいつい)手術を受けた。その後、復活を目指していたが、プロ23年目の今季もここまで実戦登板がなかった。記者会見の日時や引退試合は未定。
西武の渡辺久信ゼネラルマネジャー(GM)は「このような決断に至り、本人も大変悔しい思いをしている。『(本拠地の)メットライフドームで勝利する』ということを目標に、厳しいリハビリに耐えながらここまでやってきた。大輔は現在、体調面、精神面でも決して万全とは言えない状況。体調面、精神面が回復した段階で会見という形で、本人から気持ちを話すことができると思う」とのコメントを出した。
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