「命を救うハンカチ」医学部の学生が発明 きっかけは「失敗」

「命を救うハンカチ」を使って心臓マッサージを実践する冨岡珠里さん=愛媛大で2024年5月1日午後1時49分、広瀬晃子撮影
「命を救うハンカチ」を使って心臓マッサージを実践する冨岡珠里さん=愛媛大で2024年5月1日午後1時49分、広瀬晃子撮影

 カバンの中に入れて持ち歩くもので、多くの命を救えたら――。そんな思いを胸に、愛媛県の医学生が、誰でも正しい心臓マッサージができる救命補助具を発明した。その名も「命を救うハンカチ」。処置時に胸部を覆い隠せるのも特徴の一つだ。知人が救急搬送中に命を落としたことなどから救急救命の重要性を実感しており、「この発明品で救命率アップを目指したい」と力を込める。

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