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東京都知事選2024

東京のリーダーを選ぶ都知事選は2024年7月7日投開票。選挙戦のニュースを通じて、1400万人が暮らす巨大都市のこれからを考えます。

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低知名度の石丸伸二氏躍進 「国政当然考える。例えば衆院広島1区」

東京都知事選で現職の小池百合子氏が当選確実となり、あいさつする石丸伸二氏=東京都新宿区で2024年7月7日午後8時4分、猪飼健史撮影
東京都知事選で現職の小池百合子氏が当選確実となり、あいさつする石丸伸二氏=東京都新宿区で2024年7月7日午後8時4分、猪飼健史撮影

 過去最多の56人が名乗りを上げた七夕の首都決戦を制したのは、現職の小池百合子氏(71)だった。7日投開票の東京都知事選で、堅調に3回目の当選を決めた小池氏。街頭では批判的な聴衆のやじにも見舞われたが、子育て支援をはじめとする2期8年の実績を強調し、選挙戦を終始リードした。

 前広島県安芸高田市長の石丸伸二氏(41)は国政政党の推薦や支持を受けず、選挙戦前に全国的な知名度があったとは言えなかったが、「政治再建」を掲げて若年層や無党派層に浸透し、躍進した。

 現職当選確実の一報が流れた7日午後8時。東京都新宿区の会場では、集まった支援者から落胆の声が漏れた。ただ、出口調査結果で2番手につけていることがスクリーンに映し出されると、拍手が起こった。

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