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出雲・境港・岡山ツーリングの旅 9 平濱八幡宮

海山ヒロ

海山ヒロ

さて。2回目の出雲そばを堪能し、本日はあと2軒神社さんをめぐります。

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で、たどり着いたのがこちら、平濱八幡宮でございます。

いや実はですね。こちらのお宮は立地だけで選んだんですよ。
本日の最終目的地・堺港までの間にあり、ずっとお参りしたかった揖屋神社の途中によれるお社。
そう思ってグーグルさんを眺めていたらば、なにせここは神話の国出雲ですから、あるわ、あるわ神社だらけ。八重垣神社も気になるし、眞名井神社もよさげ。

そんな風に探していたらばわけわかんなくなってきまして。もうここでいっか。
たしか、そんなどこか投げやりな感じで選んでしまったはず。

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そんな参拝動機なぞ知らんとばかりに、平濱八幡宮はどうどうたる佇まいでございました。

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駐車場側から神社というよりお寺のような参道をのぼると。

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はいど~ん。ますますお寺っぽい(個人の感想です)拝殿がお出迎え。

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あ~ここでも本殿には鏡なんですねぇ。

この社紋はなんだろう?HPに記載がありませんが、形からみると一つ茶の実に亀甲?
追記。調べました。調べるためにもうこの際だと、家紋辞書まで買っちゃった。
まぁそれはそうと。こちらの社紋は、橘でした。

茶の実と橘はよく似ている家紋でして、いろんな形があるんですが、基本は茶の実。そこに上記写真のごとく実のふくらみ部分から葉っぱが突き出しているのが橘。のようです。
例外はもちろんあるでしょう。

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わたし個人としては、隣の武内宿禰をお祀りした武内神社の拝殿が好みですね。

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ほら。破風のかざり。しめ縄の上にはオウムでしょうか。なんと見事な彫りか。

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欄間の影彫りっていうのかな?こういう楚々とした彫りも好きですが。

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やっぱりこれくらいの浮彫が良いですなぁ。自分では絶対できないから。

やる前から断言するなって?
いやいやワタクシ。中学・高校と美術を選択しまして。額縁など授業で取り組みました。
で。
「自由につくってみなさい」なんて言われまして、さんざん悩んで作ったものは、線彫り。
イメージは唐草模様の美術館で見るような額縁だったのですが、技術も想像力も追いつかず。
生徒共通で与えられた同じ形の長方形の額縁に、ぶきっちょに線をひいて、それをまた不器用に彫って、時々、しばしば失敗して。

そんな中、ふと隣をみれば、友人がすんばらしい浮彫の花々を彫り上げていたんですよ。
あぁ、わたし、彫りの才能ないんだな。そう悟れたよき思い出です。

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だからねぇ。
こんな躍動感のある狛犬くん達を拝見すると、それだけでありがたく、拝みたくなります。

寄贈されたのがいつか確認していないので、どうやって制作されたのか、実は工場製品みたく作れる代物かもしれないとしても、その最初の型は誰かの手で彫られたわけで。
運慶のところみたく、集団で彫っていたとしても、それをここまで調和させていること自体がスンバらしいと思うわけですよ。

あ~ありがたや。

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こちらの吽形さんたち美事ですねぇ。

しかし出雲では猫の威嚇ポーズの狛犬君が流行っていたのかしら?
左手の狛さんにいたっては、子連れというより邪鬼を踏んでる帝釈天みたいなポーズですね。

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あ~こちらの社務所のある建物もみごとだな~。

ほら、正面屋根のした、欄間の左側、スピーカーの下に彫られた生き物、なんだろう?
写真を拡大してみると、クダンのように見えません?
少なくとも、よく彫られている龍や麒麟ではなさそう。

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そうそう。
そんな風に見どころたくさんのこちらのお社ですが、お正月でもない限り参拝客は少ないようで。
そのせいか社務所にひとはおられず、ガラス戸をあけて声をかけると、中でなにかの作業をされていた神主さん(?)がこちらの受付に招き入れてくださいました。

中は石油ストーブがおいてあり、ベンチが壁を半周するくらいに据えてありましたから、寒い時期の参拝・御朱印まちでも安心ですね★

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で。頂いたのがこちらの御朱印。

宮司さん(?)がまだ若かそうで慣れてない御方だったせいか、ほかの御朱印と反対に書いてくださいましたが、それもまた旅の思い出。
ご本人はものすごく焦っておられましたが、こちらは思わず笑ってしまいました。
ネタをありがとうございます( ´艸`)

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平濱八幡宮さんは、山(といっても小高い丘程度の高さですが)の中腹にある駐車場からだけでなく、山のふもとからも参道があります。
上の写真がそれですが、拝殿正面のこちらからの道の方が、いかにも御神域にはいるぞという感じがして、わたしは好きです。

まぁ日頃運動不足の方にはきつそうな石段ですが。手すりもあるしね?

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