世界最大級のRTA【※】イベントを運営するGames Done Quickは日本時間7月1日(月)、夏季のチャリティイベント「Summer Games Done Quick 2024」(以下、SGDQ2024)を開始した。本イベントは日本時間7月7日(日)午後までノンストップで実施される予定だ。
※【※】RTA:“リアルタイムアタック(Real Time Attack)”の頭文字を取った略称で、海外では「スピードラン」と呼ばれる。ゲーム全編、あるいは指定した目標がクリアされるまでの速度を競うゲームの遊び方。人間のプレイヤーが実機やエミュレーターなどで実際にゲームをプレイし、その実時間を競う。
「SGDQ2024」は、国境なき医師団(MSF)への寄付を目的に、アメリカ・ミネソタ州の「ヒルトン ガーデン イン ミネアポリス ダウンタウン」で開催されている世界最大級のRTAイベントである。
2024年1月に実施された冬季イベント「Awesome Games Done Quick 2024(AGDQ2024)」では、トークライブを含めて計145種のショーを展開。寄付総額はおよそ254万ドル(3億7600万円)に及んだ。
Hey, you.
— Games Done Quick 🔜 #FlameFatales (@GamesDoneQuick) June 30, 2024
You're finally awake.
Which is GREAT, because #SGDQ2024 is LIVE RIGHT NOW!!
So come count down to the pre-show with us at https://t.co/umiMSaeNEx! pic.twitter.com/dgNrlTIcz5
今回の「SGDQ2024」にあわせて公開されているタイムスケジュールの情報によると、初日には予定タイム「58分」で全ボスを撃破する『サイレントヒル』のRTAや、銀行強盗する“カブボーイ”のアドベンチャーゲーム『Turnip Boy Robs a Bank』のRTAがラインナップされている。
また、3日目・4日目には「宇宙船なしで」広大な宇宙を冒険する『アウター・ワイルズ』の本編100%RTAや、6人協力プレイで「スポンジ・ボブ」の追加コンテンツに挑む『パワーウォッシュシミュレーター』の賑やかなRTAも展開される。
さらに、オンラインサービスの終了で徐々に希少となりつつあるアーケード音楽ゲーム『WACCA Reverse』の筐体実機を用いたショーケースや、完璧な“弾き”アクションで被弾をゼロに抑える『SEKIRO』のスーパープレイRTAも披露される。
上記のほか、最終日にはSteam上のグローバル統計でクリア率わずか“1.6%”にとどまっている『バルダーズ・ゲート3』の最高難度「オナー・モード」をわずか“1時間以内”でクリアするRTAも予定されているようだ。
世界最大級のRTAイベント「Summer Games Done Quick 2024」は、日本時間7月7日(日)午後までノンストップで実施される。公式サイト上ではタイムスケジュールも公開されているため、思い入れのあるタイトルに合わせたり、ラジオ感覚で流したりしてチェックしてみるとよいだろう。