今年の本試験問題が発表された。
見ていて、真っ先に浮かんだのはこの言葉だ。
「まるで口述試験のよう」

大きな観点から、診断士として事例企業の
戦略的構想をどう練るのか?

さらに、その構想を実行する時、
何に意識し、どう留意するのか?

まるで思考の仕方を問われているような
問題ばかりだ。

『事例企業の戦略を練るにあたり、
あなたは具体的にどう考えるのか?』
こんな出題者の声が聞こえてきそうな問題だ。

こうなるとますます、「紙面」だけの言葉遊びのような
勉強していては、間に合わなくなるだろう。

これから2次対策を行う皆さんは
キーワードだけ暗記したり、計算練習だけするのではなく、
実際に考えながら学ぶ作業を、
勉強に取り入れてほしい。

いつも考えることを中心にやってほしい。
それが診断士としての実践能力にもつながる。

診断士試験は、ますます有意義な試験になってきたと思う。

試験勉強をすればするほど、
自分のビジネススキル向上につながる、
そんな試験になってきた、そう思う。
bis4