今日は、私のたわごとと思って
聞いていただきたい。
直前期になると皆さんが
「こう書けば通る」とか
「これを入れれば点が入る」とか
表面上の、いや枝葉末節の話題に躍起になる。
通りたくて、藁をも掴みたい気持ちも
よくわかる。だが、そんな話を聞くと
本当に悲しくなる。
本質ではない、小手先だけを
血眼で追っているようだからだ。
なんだかなあ、と悲しくなる。
もちろん単なる資格の話だし、
たかが資格試験だ。
通りさえすればいいのだ。
あとはそれをどうなろうが勝手だ。
だが、なんだかなあ。
試験なんかやるから、
通るためのテクニックばかり追うのだ。
なんだかそういう姿って、
実際の診断士の仕事とは
かけ離れて見えて仕方ない。
テクニックに終始するなんて、
診断士にはどうにも似合わない姿なのだ。
だから悲しくなる。
いっそ試験なんか止めて、
「決意表明書」を書かせたらどうか?
経営学をきちんと身に着けて、
それをどう世の中の役に立てたいのか?
自分ならどう貢献できるのか?
決意のほどを書かせた方が、
どれほど支援者になる人らしい
選抜方法ではないか。
中小企業さんを本気で支援したい人には
みな資格を与えればいい。
世の中に貢献してさえくれればいいのだから。
テクニックで通る試験なんてつまらん。
だから止めりゃあいいのに。