angelbeats

アニメの魅力の1つが作内で使われている多彩な音楽です。
とある海外のアニメファンがヒップホップしか聞いていなかった自分がアニメを見るようになって色んな音楽を知るようになったと語っていました。


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数年前まで自分はヒップホップに嵌りまくっていた。
今でもそうなんだけど、当時は本当にそれしか聞いてなかったんだ。
少なくとも、自分が聞きたいと思っていたのはヒップホップだけだった。
当時自分が聞いていたヒップホップ以外の音楽と言えば母親が学校への送り迎えの時に車の中で流していたゴスペルくらい。
それだってそんなに長く続いたわけじゃない。
MP3プレイヤーとヘッドフォンを手に入れるなり他の音楽は一切容認せず、容認する気にもならなかったから。
もしそれがヒップホップじゃないのなら、嵌るつもりは無かったんだ。

もし誰かがヒップホップ以外の音楽を流していて、プレイをやめさせたりヒップホップでかき消したりできない時はその音楽を無視するために何か別の事をしてた位だ。
もしその場を離れられない場合は耳栓をして頭の中でお気に入りの歌詞をリフレインしたりもしてた。
当時は他の音楽に関して本当に狭い考えを持ってたんだけど、ほんの数年前に自分は他のジャンルの音楽を聞かざるを得ない趣味に嵌る事になり、そこで考えが変わる事になった。

2013年の夏、自分はアニメファンの世界に頭から飛び込んでいった。
当時は常に何か面白いアニメは無いかと探し回って、ほとんど毎日アニメをマラソンしいて、出来るだけ早くアクションが見たかったから基本的にオープニングとエンディングはスキップしてたけど、時々興味を引いたものがあってそういうのは通しで見てた。

最初はそんなに頻繁では無かったけど、中には聞かないでいようと思っても聞かずにはいられないオリジナルサウンドトラックもあった。
大抵はバックグラウンドミュージックとしても却下したいものばかりで、中には曲自体に興味をそそられるものもあったけど音楽を探すためにアニメをストップさせたくもなかったし、そもそも見つける事も出来なかったしでその音楽に対する興味がなくなるという感じだったんだ。

それが全て変わったのは同じ年の夏の事で、何か虚無感を取り去ってくれるようなアニメを探していて『Angel Beats!』というアニメに出会ったのが始まりだった。
ストーリーとキャラクターに対する意見は置いておくとして、多くの人がが認めているのはこのアニメの音楽は素晴らしいと言う事。

思い出せる限り、オープニングとエンディングを何度も聞いたアニメはこれが初めてだ。
自分がこのアニメを楽しんでいるのは音楽が凄く良いからだと気付いた。
そして全てが始まったんだ。
 
そこからの数年、アニメを見る事で自分自身で探す以上に色んなジャンルの音楽に触れていった。
『パンティ&ストッキング』のアップテンポなエレクトリックミュージックから『デスノート』のセカンドOPであるハードロックまで、1年中色んなスタイルのJ-Popを聞いてた。
数年前までは近いジャンルの音楽だって聞いてなかったのに今じゃかなり頻繁に聞いてる。

もちろん自分の音楽の好みを変えたのはアニメだけじゃない。
多分成長する事で新しいものに興味が湧いたというのがかなりの部分を占めてると思う。
でも、アニメが自分に新しい音楽ジャンルを触れさせ、勧めてきたという役割を果たしてくれた事を否定する気はまったくない。
アニメを見ていなければ聞く事なんか無かっただろうスタイルの音楽だってある。
アニメを通じて知り、本当に好きになった音楽をスタイル毎にちょっと紹介していこう。

■クラシカル






■ロック



■J-Pop





■エレクトリック





●フィリピン:男性
アニメは自分の世界を変えただけじゃなくて音楽の趣味も変えてくれた。
今は『プラスティック・メモリーズ』の『朝焼けのスターマイン』を聞いてる。

●マイアミビーチ、フロリダ州、アメリカ:男性
↑自分はそれに加えて『Ring of Fortune』も。
1日に何度も聞いてるな。

●パドヴァ、イタリア:女性
ハルヒはずっと大好きだったクラシックの作曲家のドミートリイ・ショスタコーヴィチをもう一度自分に紹介してくれた。
コンピューターでの宇宙戦争のエピソードで彼の交響曲第7番の最初の部分をメインテーマにしてて、最後にはピョートル・チャイコフスキーの交響曲第4番の終わりを、エピソードの冒頭にはモーリス・ラヴェルのダフニスとクロエの最初の部分を使ってたね。
名エピソードであるハルヒとキョンが閉鎖空間に閉じ込められた話でグスタフ・マーラーの交響曲第10番が使われていたのは語るまでもないかな。
子供のころからクラシックが好きだったせいなんだろうけど、このアニメでのクラシック音楽の使い方が凄く好き。
映画でのエリック・サティの使い方はちょっと平凡だったけどそれでも楽しかったな。

●不明
アニメは本当に自分の音楽の趣味を変えたな。
今じゃ聞いてる音楽はほとんど見たアニメで使われてたのばかりだ。

●ホノルル、ハワイ州、アメリカ:男性
アニメで色んなな音楽を知ったよ。
今でもレギュラーロック/オルタナティブロック/オルタナティブミュージックは聞いてるけどね。

●女性
オペラやスクリーモ(ハードコアの1ジャンル:wikipedia)に対する尊敬を育ててくれたアニメに感謝。
以前は狭い見方しかしてなかったんだけど今はかなり楽しんでる。

●ブリスベン、オーストラリア:男性
アニメを見る前はそもそも音楽の趣味というのが無かった。

●男性
↑アニメを見るようになってJ-PopとEDM(エレクトロニック・ダンス・ミュージック)が好きになったな。

●男性
今はアニソンかJ-Popしか聞いてない。

●女性
アニメは自分に日本の音楽を紹介してくれた。
凄く気に入ってるし、日本の伝統音楽への興味も持たせたくれたね。
日本の伝統音楽が自分に最高の日本バンドである黒鴉組を教えてくれたし。

●バーミンガム、イギリス:女性
自分は1種類の音楽しか聞かないタイプの人間だったんだけど今はアニメのサントラとかJ-Rock、J-Popを聞くようになった。
他の音楽も聞いてるけど、確かにアニメを見るようになって音楽の趣味が変わったと思う。

●イリガン、フィリピン:男性
アニメで人生が変わった。
アニメに嵌るようになってから聞いてる音楽の90%が日本の音楽だよ。

●パンプローナ、フィリピン:男性
アニメは今まで自分が聞いてた音楽ジャンル全てを消し去ってしまった。
そしてその事に感謝してる。

●男性
別に音楽の趣味は変わってないな。
いつも良い音楽を探してるから。

●男性
好きなアニメに使われてて気に入ったバンドと言えばBACK-ON、L'arc en ciel、スネオヘアー。
NO MUSIC, NO LIFE!

●不明
アニメソングで最高と言えば『フェアリーテイル』の曲だね。
仕事の行き帰りとか長距離ドライブの時に聞いてるよ。

●男性
『NARUTO』で使われたFlowの『Sign』と『鋼の錬金術師』で使われたYuiの『Again』。
これで音楽の趣味が変わった。

●男性
アニメは自分の人生も音楽の趣味も変えたな。
以前はロックとかダブステップが好きだったけど、今聞いてるのはこれだ。

Unravel(アコースティックVer):東京喰種OP
Ring of Fortune:プラスティック・メモリーズOP
Trust in you:デート・ア・ライブIIOP
七色シンフォニー:四月は君の嘘OP
ハレ晴レユカイ:涼宮ハルヒの憂鬱

●ダスマリニャス、フィリピン
アニメソングは凄いバラエティ豊かで、音楽に対する考えを広くしてくれたな。

●ローガン、ユタ州、アメリカ:男性
前からアニメで使われてた音楽は楽しんでたけど本格的にJ-Popに嵌るきっかけになったのは『Angel Betas!』のサントラだったな。

●男性
日本の音楽に嵌るきっかけは『マクロスF』。
このアニメで使われてたメロディは驚異的で、このアニメを見てからゆっくりと日本の他の音楽も聞くようになったんだ。
ビジュアル系も含めて…

●男性
アニメを見るようになってまたベースを弾くようになった。
高校の時はギターをやってたんだけど正しい弾き方を習わなかったせいで変な癖も付いちゃって結局あきらめかけてた。
『けいおん!』を見たのはその後だ。
このアニメは友達のケビンに再びギターを弾かせる事にもなり、今では2人とも10倍は上手くなったね。
アニメは間接的にボーカロイドを知るきっかけにもなってて、今ではすっかり嵌ってるよ。

●シカゴ、イリノイ州、アメリカ
アニソン大好きだ。
アニソンが無かったらやっちゃいけない場面で感情的になってしまう事もあったし。

●男性
自分はロックとメタルに嵌ってたけどその後で『エヴァンゲリオン』のサントラ、『スクールランブル』、そして特に『けいおん!』に嵌ったな。
今じゃスマホに入ってる音楽の70%がアニソンでそのうちの60%が『けいおん!』だ。

●クングスバッカ、スウェーデン:男性
ロック・ミュージック。
日本のロックはアメリカのロックよりも数段良いね。
悲しい事にラジオやテレビ、ネットでたくさん流れてるのはアメリカのロックの方だけど。

●アンティポロ、フィリピン:男性
アニメソングが自分にSuperCellを教えてくれて、SuperCellがやなぎなぎを教えてくれて、やなぎなぎがボーカロイドカバーの歌い手を教えてくれた。

●バーンズビル、ミネソタ州、アメリカ:男性
日本の音楽は西洋のポップと違って音楽性、複雑さ、芸術性に重点を置いてるよね。





ひとえにアニソンと言っても何気に様々な音楽ジャンルを網羅しており、アニメが切っ掛けでそのジャンルを知ったという人も多いようです。



みんなアニメが好きだった
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