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image credit:SOUL'd OUT

世界的に人気な音楽ジャンルであるヒップホップは日本にも多くのアーティストがいます。
日本語を勉強するユーザーが集う海外の掲示板で日本のヒップホップについて語っていました。

引用元:reddit.com

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●投稿主
新たに日本のヒップホップがお気に入りのジャンルになった。



●投稿主
最近日本のヒップホップを知ったんだけどJ-Popとはまた違う新鮮さがあった。
日本の音楽ってアニソンみたいなのだけじゃないんだな。
ほとんどの曲が英訳されてないしネットで歌詞を見つけられない曲もあるけど日本語の理解を上達させたいなら参考になると思う。

●comment
・ボアダムズ
・山塚 アイ
・TERIYAKI BOYZ
・M-Flo

オールドスクール
・ピチカート・ファイヴ
・HY

オリコンランキングには(あまり)載らない音楽はたくさんある。
主流のマスメディアには全く紹介される事がない

●comment
ピチカート・ファイヴ好きだわ。

●comment
日本のパンクも荒々しくて凄く良いぞ。

●comment
日本のヒップホップが好きならソウル・スクリームの『The Deep』というアルバムを聞いてみ。
凄いから。

●comment
KOHH。
それが全てだ。

●comment
↑昨日KOHHのコンサートに行ったけど滅茶苦茶最高だった。
間違いなく昨晩の中で最高のパフォーマンスだったな。
昨日まで聞いたこともなかったんだけど一気にファンになったわ。

●comment
↑なにっ、自分なんかもう3年位KOHHの音楽を聞いてて、コンサートにずっと行きたいと思ってるんだぞ。
どこで聞けたんだ?

●comment
↑シカゴの88risingレーベルのコンサートだったんだ。
KOHHは参加した7人のアーティストの1人で、5曲くらいやってた。
実のところjoji(大阪出身のミュージシャン)目当てで行ったんだけど、KOHHのファンにもなった。
(凄く良かった!)

●投稿主
>KOHH。
ワオ、凄く良いな。

●comment


アンダーグラウンドが好きならKEN THE 390、どたま、ACEもチェックしてみると良いぞ。
東京のサイファー(多人数で行うフリースタイルのラップ)にはフローもリリックも良いがたくさんある。
ヒップホップのハンティングが楽しいぞ。

●comment
まだ誰もヒプノシスマイクについて言ってないとは。
↑これがヒプノシスマイク。
最近かなり人気が出てきてる。

●comment
AK-69をチェックすると良いぞ。
最も人気のある日本人ラッパーの1人だと思う。
X-JapanのToshiとフィーチャーした『Brave』という曲もある。
お勧めだよ。

●comment
昔聞いた曲を最近になって本格的に調べた事があるんだけど、それはJ-Popバンドの曲だと判明した。
問題はリージョンロックがかかっていて日本以外ではその曲は聞けないという事。
youtubeに転がってないかと調べるうちに別のバンドを好きになった。
そのバンドの名前はSOUL'd OUT。
そっこうでCDを買ったけど、悲しい発見もあった。
調べていくうちに2000年代中盤から後半にかけて人気だったらしい。
その頃に関してはノスタルジックな思い出もあるんでますます好きになった。
悲しいというのは2014年に解散してしまっている事。
CDを買うべきか、日本に行く時まで待つべきか。

●comment
↑そのコメントを探していた。
好奇心から聞くけど、どの曲でSOUL'd OUTを知って、どのアルバムを買った?

●comment
↑よくあるLo-Fiヒップホップのチャンネルで『Morning(Outro)』を知ったんだけど、この曲の動画は全部削除されてしまった。
この曲でJ-Hopを知った訳ではないけど。
買ったのは『ALIVE』で、Amazonで7ドルだった。
興味を持ってる人に、自分が好きな曲をいくつか紹介しよう。

・Starlight Destiny(J-Pop寄りだけど)
・ALIVE(スタイルのチェンジが急だ)
・イルカ(恐ろしくキャッチーだ)
・Dream Drive(ノスタルジック)
・Master's Groove 2(数少ないインスト曲)

●comment
↑『Dream Drive』は自分にとってもノスタルジックだ!
収録されてるアルバムを発売時に買った位だ。

●comment
SOUL'd OUTは『To All Tha Dreamers』が最高にキャッチーだな。

●comemnt
E-TICKET PRODUCTIONが良い曲を作ってる。
自分が好きなのはこれ。
ヒップホップよりはラップ寄りでJ-Pop要素もかなりあるけど。



●comment
自分が好きなのは『NARUTO疾風伝』の最初のOP。
nobodyknows+の『Heroes Come back』。

●comment
KREVA(クレバ)をチェックするんだ。
『アグレッシ部』(youtube)は良い曲だぞ。

●投稿主
↑確かに。
自分は『神の領域』の方が好きだけど。

●comment
しかも完璧な日本語でKREVAをカバーしているイギリス人女性がいる。(youtube

●comment
Shing02とザ・ブルーハーブをチェックするんだ。

●comment
Shing02好きだわ。

●comment
サンクス。
投稿主のプレイリストから掘っていく事にする。

●comment
NORIKIYO、SUIKEN、BUDDHA BRAND、S-WORD、Zeebra。

●comment
(今は亡き)カリスマドットコムの大ファン。
クラシックなヒップホップよりはダンス/パーティミュージック寄りだけど質の高いトラックを作っていたし、MCいつかは発音が明瞭だから日本語聞き取りの練習にもぴったりだと思う。
あと、PUNPEEとFla$hbacksがまだ挙がってないな。

●comment
聞く必要があるのはスチャダラパーだ。
『Summer Jam‘95』と『ヒマの過ごし方』をチェックしてみてくれ。

●comment
違うジャンルではないだろ。
別の言語のヒップホップというだけで。

●comment
↑ジャンルはその定義を失っている。
日本のヒップホップが組成やスタイルにおいて西洋ヒップホップの影響を受けてるというのは正しい。
というか異質なものを統合して1つにまとめるのがヒップホップの本質だし。
例えばChildish Gambinoの『Do Ya Like』をアデルの曲をサンプリングしてるからと言ってバラードだとは言わないはずだ。
ジャンルってのは隣り合う2つの島に住む亀みたいなもんで、少なくとも別の物とは独立して発達するものを指す。
今回の場合は言語の壁が西洋と日本のヒップホップを明確に分ける理由になっているし、お互いに影響を受け合っていて(おそらくほとんどの場合は一方通行だろうけど)、別ジャンルと呼んで差支えがない位独特だと思うぞ。

●comment
↑正直ジャンルはどうでもいい。
自分が聞いた日本語のラップはアメリカのラップと比べて独特だとは感じなかった。
悪いという訳じゃなくてむしろ良かったのも多いけど、結局同じヒップホップという傘の下にあるって感じだ。
例えばGzuzはヒップホップではなくジャーマンラッパーと考えられてるけど、これは言語も音も”西洋ラップ(ここではアメリカのラップの事)”とは明確に違うからだ。
メキシコのヒップホップを聞いてみ。
これも全然違うから。

●comment
↑ふむ、言わんとしてる事を汲み取ってみよう。
ジャンルというのは微妙で分かりにくい話題だ。
おそらくジャンルというのはより簡単に伝えるためにメディアを分類するためのツールに過ぎないと考えているのだろう。
ジャンルが不要だと考える場合、アーティストの視点に立って考えるのはより自然だ。
その点においては同意する。
でも、更に微妙な3つ目のステップがあると思う。
対話としてのジャンルだ。
何故なら人間の心理は分類的で、似たような芸術作品を結び付ける事は自然な事だから。
アーティストも視聴者もその結びつきや個性の共通点を認識していて、その作品の形成や他の芸術作品を消化した時の体験について各々意見を持ってる。
だからジャンルを放棄してしまうとジャンル間で行われる本当にリアルで興味深い芸術的な対話を見逃してしまう事になってしまう。
多言語によるヒップホップに関しては言語の変化が自動的にジャンルの変化を意味するのか包括的な判断を下すことはできない。
西洋と言っても他にも色んな国があってアーティスト間で重要な対話がある事を知っているからイコールアメリカのヒップホップだという事は出来ない。
(国どころかアメリカ国内で西海岸と東海岸でも違う)
ただ、ここで言いたいのは日本のヒップホップはアメリカのそれとは明確に違っていて、、この特性の本質は日本語にあるという事。
例えば日本語でリズムを取りやすいようになっていて(音素が少ない)、言葉遊びの頻度が比較的多くなっている。
(同音異義語がよく使われていて、漢字の読みや単語間で同じ感じをシェアしたりなんかもある)
多分学術的な見方をした事はないんだろうけど、自分にとってはこういうのが結構大事だ。

●comment
↑ジャンルを対話として考えた事はなかった。
単に音楽の分類としか見てなかった。
これはかなり興味深いな。
学術的な部分について言ってるけど、どんな本がお勧め?

●comment
↑興味を持ってもらえて良かった。
実は自分にとってこれは趣味を越えた話になるんで(自分の専門は計算生物学(wikipedia)だから)、最先端の文献を紹介するのは無理なんだ。
でもこのトピックに関してはデヴィッド・フォスター・ウォレス(アメリカの作家:wikipedia)の文体に馴染めるなら(多くの人が無理なんだが)彼のエッセイや短編を強くお勧めする。
アーティストが自分とそのジャンルとの関係性に気付き過ぎてしまった時に起こる不安が避けようもなくなることを研究した『Octet』が好きだ。
長編だと『The Suffering Channel』という資本主義とジャンルの相互関係を探った本も良いね。





Lo-Fiヒップホップの流行から日本のヒップホップに注目している人もいるようです。
ヒップホップはアニソンでもよく使われているので、そこから知ったという人も。




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文化系のためのヒップホップ入門2 (いりぐちアルテス009)