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草花写真館, Copyrighted free use, via Wikimedia Commons

和菓子には小豆で作った餡子がよく使われています。
どういう豆を作ってどういう調理をするのか海外の掲示板で語り合っていました。

引用元:reddit.com

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●投稿主
和菓子に使ってる小豆ってアメリカのスーパーで売ってる乾燥させたレッドビーンズと同じものなのかな?
もしそうならどういう風にしたらあんなに甘くなるんだろう?
ジャパニーズフュージョンレストランで食べた小豆のクリームブリュレを自宅で再現してみたくて。

●comment
アジア系のスーパーで小豆を探すんだ。
レッドビーンズではあるんだけど豆のサイズが違くて形も丸く、外側に白い線が走ってる。
乾燥状態のが袋詰めされていて餡子を作る時はいくらか砂糖を足すんだ。
缶に入ったのも見たことがある。
小豆は御赤飯にして食べることもあるよ。
小豆が入ったごはんなんだけど美味しい!

●comment
>いくらか砂糖を足す
伝統的な分量だと豆と砂糖の比率は1:1。
餡子は低カロリーな食品ではないぞ。
とは言え和菓子の場合は餡子が主な糖分供給源だったりする。
たい焼きなんかは生地に砂糖を使ってないしね。

●comment
1:1は体積?重量?

●comment
↑重量
1グラムの小豆/大納言に対して0.9~1グラムの砂糖が最も一般的。
自分は甘さ控えめの方が好きだけどそれは好き好きだね。

●comment
↑乾燥重量?調理後の重量?

●comment
↑乾燥重量。
甘すぎると思うなら小豆1グラムに対して砂糖0.6グラムにして後から足していけば良いよ。

●comment
小豆はスーパーでそんなに珍しいものじゃないよ。
少なくとも缶詰のは。
東洋の焼き菓子を作る勇気はなかったから小豆はアイスクリームに乗せるようにしか作ったことないけど。
でも缶詰の小豆と乾燥させた小豆ははっきりと味に違いが出るね。
缶詰の小豆は使うほどのものではないと思う。

●comment
wikipediaによるとレッドキドニービーンズ(※赤インゲン豆)は小豆など他のレッドビーンズ(※赤豆)と混同されやすいらしい。
アメリカのスーパーで売られているのは赤インゲン豆だね。
小豆も東洋食材コーナーに売ってるけど。

●comment
↑東南アジア人として凄く興味深い。
自分は日本人じゃないけどうちの国でもお菓子には小豆をたくさん使ってるよ。
なので買うために探さなくちゃいけないというのが不思議に感じる。
でも一方で自分がこっちでインゲン豆を買おうと思ったらそれなりに努力しないと駄目だと思う。
でもそれはそうだよね。
場所が変われば食材も変わるわけだし、不思議に思う方が変なのかも。
あとレッドビーンズと言われると真っ先に思い浮かべるのが小豆なんで、投稿主の質問の意味がわからなかった。

●comment
アメリカ南部のパブリックス(※スーパーマーケットチェーン)には小豆を売ってるぞ。

●comment
↑パブリックスには燻製肉の専門コーナーがあるんだよな。
サウスカロライナに住む妹を訪ねる理由の1つでもある。
あとはファイヤーハウスサブス(※レストランチェーン)とハーディーズ(※レストランチェーン)。

●comment
既に言われてるけどインゲン豆は使わないように。
ちゃんとしたレシピを使えば漉餡でも粒餡でも作れるよ。

自作の方が缶詰よりも美味しい。
白豆を使えばもっと繊細な味の白餡も作れるよ。

●comment
↑違う豆を使うとなにがどうなるんだろう?

●comment
↑小豆は使ったことがないけどインゲン豆は明確に違う味を持っていて鉄分が豊富で肉っぽくて粘り気のある味だね。
味が濃いから甘くするのには向いてない。

●comment
小豆とインゲン豆は皮もサイズも味も何もかも違う豆だからね。
写真を見れば違いが分かると思う。
小豆は小粒の豆だよ。

●comment
アメリカのスーパーで売ってるレッドビーンズとは違うよ。
東洋のお菓子に使われている小豆は特定の色をした小豆(Vigna angularis)。
スーパーで売ってるのは特定の色をしたインゲン豆(Phaseolus vulgaris)。
Phaseolus(※インゲンマメ属)は他に黒豆、うずら豆、白インゲン豆、ベニバナインゲン、ライマメ、サヤインゲン等アメリカ原産の豆が含まれる。

Vigna(※ササゲ属)の方はケツルアズキ(※もやし小豆)、リョクトウ、黒目豆、ジュウロクササゲ等熱帯地方の豆が含まれてる。

●comment
↑サヤインゲンとジュウロクササゲが別の種類だったなんてびっくり。

●comment
↑遺伝子的にはかなり近いけどね。

●comment
>東洋のお菓子に使われている小豆は特定の色をした小豆(Vigna angularis)。
>スーパーで売ってるのは特定の色をしたインゲン豆(Phaseolus vulgaris)。
はっきりした味の違いはあるのかな?
甘い豆を使って餡子を作ったら同じような出来になる?

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↑小豆は元々甘いんだよね。
なので特徴的な味をしていて日本の和菓子に使われてきた。
ポルトガル人が最初に日本と接触した時代でも砂糖は高価なものだったし。
他の甘い豆を使って餡子を作ることもできるけどお勧めはしないかな。
味は同じにはならないしもし甘味を蜂蜜や黒糖で出そうと思ったら何度も試行錯誤が必要になると思う。

●comment
>甘い豆を使って餡子を作ったら同じような出来になる?
見方によっては正しくもあるし間違いでもあるかな。
白餡は白インゲン豆や白ライ豆を使って作るね。

●comment
↑ビーンパイ、イスラム諸国の伝統的なお菓子でニューヨーク市の名物でもあるけどこれも白インゲン豆を使ってる。

●comment
昔、近くに小豆が全然売ってない時にチリコンカーン用の豆(※赤いんげん豆)を使って餡子を作ったことがある。
味が全然違ったし美味しくもなかった。
なのでお勧めはしない。

●comment
あまり知られてはいないけど日本の東北地方では枝豆から甘い豆のペーストを作ってるよ(ずんだ餡)。
鮮やかな緑色で餡子や白餡よりもフレッシュな味がする。
(調理時間も短い)
食感は全然違っていてお菓子に使うフィリングみたいな感じ。

●comment
アメリカのスーパーでも小豆を売ってることがあるよ。
別のラベルで売ってるかどうかはわからないしアメリカのどこに住んでるかにもよると思う。
インゲン豆を使ってないのは確かだけど小豆だったら和菓子に使われてるものだよ。

●comment
↑シアトルのセイフウェイ(※スーパーマーケットチェーン)の東洋食材コーナーで見かけた。
シアトルに住んでてアジア料理を作りたいならここがお勧め。

●comment
レシピ的にインゲン豆を小豆の代用にできたりしないかな?
どちらにせよ甘味を足す必要があると思うけど。
誰か試した人はいないかな!

●comment
↑どちらも使えるし小豆と同じように機能はするけど同じ味にはならないね。
インゲン豆が単に甘いのに対して小豆は味に深みがあるから。
インゲン豆で餡子を作ったことがって形にはなったけど味は同じじゃなかった。
でも八宝粥みたいに小豆がメインの食材じゃないレシピにインゲン豆を使ったら結構上手くいったよ。

●comment
小豆とインゲン豆を両方食べたことない?
味が全然違うよ。

●comment
インゲン豆はHabichuelas con dulceを作ると美味しくなるよ。
※Habichuelas con dulceは水に一晩浸したインゲン豆を牛乳やココナツミルクで煮てサツマイモと砂糖を足してクリーム状にしたドミニカ共和国のお菓子
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LittleT889, CC BY-SA 4.0, via Wikimedia Commons


●comment
サイズが大きかったらそれはたぶん赤インゲン豆だと思う。
小豆はもっと小さくて外周に白い線が走ってるんだ。

●comment
餡子を作るなら小豆。
レッドビーンズと同じものではないよ。

●comment
自分も前から気になってたんだけど聞こうと思って忘れちゃってたんだよな。
おかげで思い出すことができた。

●comment
調理済みのを袋詰めや缶詰で買うこともできるよ。
調理されたものは日本で餡子と呼ばれてる。

●comment
ロサンゼルスだったらトーキョーセントラル(※日系スーパー)に行けば小豆も餡子も売ってるよ。






小豆は熱帯域に多く自生するササゲ属であるのに対してアメリカでレッドビーンズとして売られている赤インゲン豆はメソアメリカ固有の属であるインゲンマメ属という違いがあります。
小豆は紀元前4000年頃の日本の遺跡からも出土しており、昔から食べられてきたそうです。wikipedia
日本の餡子は主に小豆を使って作られますが白餡などインゲン豆や他の豆を使うこともあります。



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井村屋 えいようかん