米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の
移設先・名護市辺野古の周辺で、反対運動が激しくなっている。
反対派が道路に座り込んだり、埋め立て用の石材を積み込んだ
ダンプカーの下に潜り込んだりするため、地元住民の
生活道路となっている国道329号で渋滞が発生。
路線バスも辺野古周辺を迂回する措置をとっており、
生活の足を奪われた地元住民は怒りの声を上げていた。
移設反対派は23日から6日間の予定で、
辺野古の米軍キャンプ・シュワブのゲート前で
500人以上の座り込み参加を呼びかけている。
主催者発表では23日に700人、24日は680人が集まった。
23日は延べ5時間以上、24日も延べ2時間以上にわたって
国道329号の1車線がストップした。
辺野古に住む30代の女性は24日、高校生の息子が忘れた
制服のネクタイを届けた帰りに渋滞に巻き込まれた。
うんざりした表情で「いきなり道路に飛び出す人もいる。大迷惑だ」と話した。