カブス今永昇太投手(31)が、7回終了まで無安打に抑える快投で12勝目を挙げた。

95球を投げ、無安打2四球で7奪三振。15年の岩隈久志(マリナーズ)以来、日本人選手9年ぶり4度目(3人目)の大記録への期待が高まったが、勝利投手の権利を持ってマウンドを降りた。救援した2投手も無安打でつなぎ、ノーヒットノーランリレーを達成した。

試合後、降板時について問われた今永は「僕の考えは今年1年間、健康な状態でシーズンを過ごすことが大事なので、僕はそういう気持ちを持っていて。カウンセル監督に代わる時に、次の試合も、その次の試合もいい状態を保ってもらいたい、僕はここで代えようと思ってるけどどうですかと聞かれた時に、僕も全く同じ考えなので監督に従いますという形で降板しました」と話した。

打線は序盤から得点を重ね、6回まで14安打で11点を奪い、今永を強力に援護。

今永は前回登板の30日ナショナルズ戦では6回3失点で11勝目を挙げていた。

日本人選手のノーヒットノーランは、96、01年に野茂英雄、15年に岩隈久志が達成している。

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