2022年10月29日、鹿島アントラーズは清水エスパルスのホームに乗り込み、2022年J1リーグ第33節を戦います。
長かったシーズンも残り2試合となった。
色んな事があった。
歓喜もあったし、歯ぎしりもした。
ワールドカップの影響で、今年のオフは長い。
長い長い4ヶ月に渡る冬を乗り越えるには、希望と言う「灯」が必要です。
だから・・・
勝ってくれ!
勝利を願う2022年J1第33節(アウェイ)鹿島VS 清水戦を前に思うことをまとめます。
2022年J1第33節(アウェイ)鹿島VS 清水戦の予想スターティングメンバー
3週間に渡る中断期間、岩政監督が来季を見据えてチームに何を仕込んだのか?
それをじっくりと観たい。
2022年J1第33節、鹿島の対清水戦スターティング予想・・・
TOPはエヴェラウドと鈴木
エヴェには来季への進退を掛けて挑んで欲しい。
アフターチャージによるファウルだけは避けてくれ。
本当はエレケを見たいのだが、磐田戦での負傷が長引いているようだ。
2列目は、左にカイキ、右に仲間
和泉、松村、荒木・・・そして土居(怪我で離脱した)。
色んなタイプの選手はいる。だれを起用するのかで、岩政サッカーの片鱗が伺えるのかもしれません。
ボランチは、ピトゥカと舩橋
樋口が出れない。
ピトゥカを軸にして誰を出すのか?
三竿か?名古か?和泉か?舩橋か?
清水がショートパスに弱いと言うデータがあるので、ここは舩橋で!
SBは左に安西、右に常本
広瀬は出場停止で出れないので、常本に来年を見据えて奮闘してもらいたい。
安西は、岩政体制になってから、リズムに変化が生れていたような気がするが・・・。
CBは、三竿とミンテ
ミンテが関川を凌駕しているとまでは言えないが・・・
直近の関川のプレーを見ていると、彼の最大の弱点は「油断」だと思うので、危機感を煽るためにも必要かな。
GKは、スンテ
勝利に拘るのであれば、最後はスンテで戦うべきかと思う。
与えられてプレーするよりも、高い壁の一挙手一投足をしっかりと見つめることの方が、時に成長に繋がると思うから。
対戦相手の「清水エスパルス」について
オリジナル10の仲間であるエスパルス。
けっこうな歳の私にとっては、清水と言えば「清水東三羽烏」の印象が強烈過ぎて、それ以降はあんまり強い印象がありません。
ちなみに近年は選手の行き来が多いです。
犬飼、白崎、ブエノもそうだ。
対戦での記憶と言えば・・・
今も思い出すと興奮するのは2017年の第4節アウェイでの逆転勝利かな。
改めて今、あの試合の動画を見ると、2失点しても選手に悲壮感ないんだよね。
ところが昨年の開幕戦では失点を重ねるごとに選手の顔に悲壮感(ザーゴも青ざめていた)が色濃くなったのが、違いなのかなぁ。
2021年度のリーグ順位と成績
鹿島 4位/勝点69 21勝6分11敗 62得点36失点
清水 14位/勝点42 10勝12分16敗 37得点54失点
※2021年度のJ1は20チームで戦っています。
清水は失点が減らせない印象でした。
2022年度のリーグ順位と成績
鹿島 6位/勝点48 12勝12分8敗 46得点42失点
清水 16位/勝点33 7勝12分13敗 41得点49失点
13位湘南が勝点35、最下位の磐田が勝点29・・・。
凄いこと混戦で残留を争っています。
そして我がアントラーズが、16位清水と17位ガンバとの対戦を残しているのが、何とも言えません。
残留が掛かると、神掛り的な試合内容になることがあるので、やりにくいんだよなぁ。
清水のキーマンと鹿島勝利の鍵は?
白崎との対戦だなぁ。
個人的には彼がアントラーズに移籍してきた時、身長もある大型ボランチを獲得できたととても嬉しかったことを覚えている。
結局、アントラーズでは花開くことは無かったけど、清水に戻って生き生きとプレーしている姿を嬉しいが・・・
アントラーズ戦では静かにしていて欲しい。
STOP ザ サンタナ!
清水のチーム総得点の約3分の1にあたる13得点を上げているし、シーズン通して点を獲り続けているのも凄いと思う。
また、アシストは6なのでゴールとアシストを合わせると、チーム等得点の約半分近くに彼は絡んでいる訳であり・・・。
止めてくれ!
何としても止めるしかないよ!!
気持ちでまけない事!
残留争いをしている時は、それまでのチームとは異なるパワーを発揮すると思った方が良い。
1つ1つの球際で負けない事。
相手の気持ちを挫けさすような複数得点をあげる事。
それで、優位に試合を進めると思う。
鹿島はクロスとショートパスを織り交ぜて!
清水はクロスとショートパスからの失点がチーム総失点数の大半を占めている。
残念ながら樋口が出場停止なので、クロスの期待値は減るが、それでも、数多く放り込むことで、ショートパスへの警戒が緩むかも知れません。
鹿島アントラーズと清水の全対戦戦績
これまで83試合の対戦があります。
鹿島 40勝
清水 30勝
引分 13
鹿島からみて136得点、116点です。
全対戦成績では鹿島勝率が48.2%です。
川崎に勝てなくなる前は、清水が鹿島が最も苦手にしているチームでした。
しかし近年は鹿島が試合を優位に進め、勝利を収めることが多くなった印象です。
実際、清水が2017年にJ2から昇格して以降は・・・
全14戦:12勝1分1敗
と大きく勝ち越しています。
ちなみに唯一の敗戦は、2021年シーズンの「あの開幕戦」である。
先制しながら、あれよあれよと言う間に3失点し、そのダメージを払拭出来ずにザーゴの解任に繋がった・・・痛い痛い敗戦。
2021年、2022年度の対清水戦の試合記録
昨年の対戦は、やっぱり昨年の開幕戦の影響が大きかった。
なんであんな負け方したのかなぁ・・・。
2021年J1開幕戦(ホーム)敗戦
鹿島1-3清水
点を獲るのに苦労したが、それでもきちんと先制したところまでは良かった。
しかし、先制直後の失点で、前に行くのか、守備を固めるのかで悩んだのか、グズグズしているうちに立て続けに失点した印象でした。
↓ハイライト動画を含む試合の記事はこちら
2021年ルヴァンプレーオフ第1戦(アウェイ)勝利
鹿島1-0清水
林の鹿島での初得点を守り切った試合でしたが、ブラジル人選手が助っ人らしい活躍をしておらず、不満を感じた試合だった。
↓動画ハイライト付きの記事はこちら
2021年ルヴァンプレーオフ第2戦(ホーム)勝利
鹿島2-1清水
第1戦で助っ人達に不満を書いたら、エヴェラウドとアラーノのアベック弾が飛び出して勝利を収めました。
助っ人達が、助っ人らしく結果をだしてくれれば、鹿島は強いのです。
↓動画ハイライト付きの記事はこちら
2021年J1第25節(アウェイ)勝利
鹿島4-0清水
開幕戦の雪辱を大量得点で晴らしてくれた。
カイキが躍動し、ピトゥカの凄さを思い知らさた。
上位追撃の面子は揃ったと感じた頃だったのですがねぇ・・・。
↓動画ハイライト付きの記事はこちら
2022年J1第6節(ホーム)勝利
鹿島2-1清水
この試合でのゴールが、優磨から上田へのパスではもっとも印象的な気がします。
何にせよ、あのクロスをあの強さでヘディングシュート出来る上田は凄かった。
あ~あ。。。残っていたらのぉ・・・。
↓動画ハイライト付きの記事はこちら
まとめ
3週間の中断期間で、岩政監督がチームに何を植え付けたのか?
それを見せて欲しいです。
勝利はもちろん、アントラーズと言うチームがどうあるべきか?
それをしっかりと植え付けて欲しいです。
ジーコも帯同しているのだから、無駄には過ごしていないと信じたい!
戦え!
勝て!!
アントラーズ!!!
↓オススメの鹿島アントラーズブログランキングはこちらへ!